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起立性調節障害でテスト期間を乗り越える方法|成績・内申点を守る実践ガイド

本日の予約状況

「定期テストが近づいているのに、朝になると子どもが起き上がれない。」そんな状況が続いていませんか。起立性調節障害を抱えながらテスト期間を迎えるご家庭では、焦りと心配が入り混じって、親御さんも相当しんどい思いをされていることと思います。

今日は、そんな親御さんとお子さんに向けて、テスト期間をできるだけ穏やかに、そして賢く乗り越えるためのヒントをお伝えできればと思います。

院長:飯田

起立性調節障害のお子さんとそのご家族からテスト期間にまつわるご相談は本当に多いです。「テストだけは受けさせてあげたい」というご両親の気持ちは切実で、私自身も真剣に向き合ってきたテーマです

成績が心配、内申点への影響が怖い、でも無理をさせたくない。こうした思いを一つひとつ丁寧に解きほぐしていきますね。

目次

なぜテスト期間に症状が悪化しやすいのか

起立性調節障害は自律神経のバランスが乱れることで、特に朝から午前中にかけて血圧がうまく上がらず、全身への血流が滞りやすい状態です。普段よりも症状が出やすいテスト期間には、いくつかの要因が重なっています。

睡眠リズムが崩れやすい

テスト前になると、夜遅くまで勉強しようとするケースが増えます。もともと起立性調節障害のお子さんは夜になると覚醒しやすい体質があり、就寝時間がさらに後ろにずれてしまいやすいです。睡眠リズムが乱れると翌朝の血圧回復がさらに遅くなり、朝に動けない時間が長くなってしまいます。

精神的なプレッシャーが自律神経を乱す

「テストを受けなければ」という焦りや、「また休んでしまうかもしれない」という不安感は、交感神経を過度に刺激します。当院で自律神経測定器CondiViewを使って計測すると、強いストレスがかかっているときは副交感神経の活性が著しく低下していることがわかります。この状態では体が回復モードに入れず、症状の悪化につながるのです。

身体の疲労が蓄積しやすいタイミング

テスト期間は教科書を長時間見続けるため、姿勢が崩れやすく、呼吸も浅くなりがちです。浅い呼吸は副交感神経の働きを低下させ、全身の血流をさらに悪化させます。普段よりも疲労の蓄積スピードが速くなり、体の回復力が追いつかなくなることが少なくありません。

テスト当日を乗り越えるために、今すぐできること

「今日のテスト、どうすれば受けられるか」という切実な状況にある方も多いと思います。当日にできる対処と、事前にできる準備を分けて整理してみましょう。

起床後すぐに動かずゆっくり体を起こす

起立性調節障害の方が朝に最もやってはいけないことは、目が覚めた瞬間に勢いよく立ち上がることです。血圧が活動レベルに追いつく前に立ち上がると、脳への血流が急激に低下してめまいや頭痛が起こります。目覚めたら横になったまま深呼吸を繰り返し、ゆっくりと頭を起こし、数分かけて座位になってから、ようやく立ち上がるという手順が大切です。

水分と塩分を早めに摂る

朝起きたらすぐにコップ一杯の水を飲むことで、血液量を増やして血圧の回復を助けることができます。梅干しや塩分を少し含んだ食事を一緒に摂れると理想的です。空腹のまま登校すると血糖値が不安定になり、さらに症状が出やすくなるため、少量でも何か口に入れることを心がけましょう。

「遅刻してでも受ける」という選択肢を持つ

テスト開始時刻に間に合わなくても、担任の先生に事前に相談しておけば遅刻しての受験が認められるケースがあります。起立性調節障害であることを伝え、「午後になれば体調が整いやすいので別の時間帯で受けさせてもらえないか」と相談してみてください。学校によっては別室受験や追試という対応が可能な場合もあります。

学校への相談と配慮申請の進め方

お子さんの状況を学校側に正しく伝えることは、成績・内申点を守る上でとても重要です。伝え方を間違えると「ただの欠席」として処理されてしまうこともあるため、丁寧にコミュニケーションを取ることをおすすめします。

診断書を活用する

かかりつけの小児科や内科で発行してもらった診断書を、担任の先生と学年主任の先生、さらに可能であれば教務部の担当者にも見せておくと話がスムーズに進みます。診断書には「起立性調節障害」という病名と、朝に活動が困難である旨が記載されていると効果的です。

相談のタイミングはテスト前がベスト

テスト当日に慌てて相談するよりも、テスト日程が発表された時点で先生に話しておくほうが、学校側も準備しやすくなります。「テスト期間中に欠席や遅刻が出る可能性があること」「できれば追試や別時間帯での受験を検討してほしいこと」を事前に伝えておくことが、成績保護の第一歩です。

「未評価」を防ぐための見込み点の相談

定期テストをどうしても受けられなかった場合、提出物や平常点、授業態度など他の評価材料をもとに「見込み点」として成績をつけてもらえることがあります。これは学校の裁量によりますが、事前にコミュニケーションを取っていれば対応してもらいやすくなります。黙って欠席するのではなく、必ず一言連絡を入れるようにしましょう。

テスト勉強はいつ・どうやって進めるか

起立性調節障害のお子さんは、午後から夜にかけて体調が整ってくることが多いです。この時間帯を活かした勉強スタイルに切り替えることで、翌朝の体調を崩さずに学習量を確保できます。

夕方〜夜の「ゴールデンタイム」を活用する

一般的なテスト勉強のイメージは「朝型」ですが、起立性調節障害のお子さんには合いません。体調が安定してくる14時〜18時の時間帯に集中的に勉強し、20時以降は脳を落ち着かせるルーティンに切り替えることで、就寝時間を安定させながら学習時間を確保することができます。

「完璧に受ける」より「部分的に受ける」を目標にする

全教科を完璧な状態で受けようとすると、準備が追いつかないことへの焦りがプレッシャーになります。「まず1教科だけでも受ける」「午後のテストから参加する」という小さな目標を設定することで、達成感が生まれ、次への意欲につながります。全部か無かではなく、できる範囲で積み重ねることが大切です。

スマホ・ゲームの使用時間に気をつける

夜の覚醒を避けるために、21時以降はスマホやゲームの使用を控えることが理想です。ブルーライトは交感神経を刺激し、寝付きを悪くします。テスト期間中だけでも、就寝2時間前からはスクリーンタイムをなるべく減らすよう習慣づけてみてください。

内申点と高校受験への影響を最小化するために

「このまま欠席が続いたら高校受験に影響するのでは」という不安は、多くの親御さんが抱えているリアルな心配です。先を見据えた対策を早めに考えておくことで、選択肢を広げることができます。

欠席日数と内申点の関係を把握しておく

公立高校の入試では、出席日数が3分の1を超えて欠席している場合は審議対象となることがあります。ただし、起立性調節障害という診断がついていれば、特別な配慮をしてくれる自治体や学校もあります。教育委員会や進路指導担当の先生に相談し、自分の地域の基準を早めに確認しておくと安心です。

通信制・定時制という選択肢も知っておく

全日制にこだわることが、お子さんにとって最善とは限りません。当院に来院されたお子さんの中にも、通信制高校に進学して自分のペースで学びながら体調を回復させ、その後全日制大学に進んだ方もいらっしゃいます。どの進路を選ぶにしても、体の回復が何より先です。

親御さんにできること、避けたいこと

テスト期間中の親御さんの関わり方は、お子さんの症状の悪化を防ぐ上でとても重要です。良かれと思ってしたことが逆効果になることも少なくないため、心がけていただきたい点を整理します。

「頑張れ」より「どうしたい?」を聞く

起立性調節障害のお子さんは、もともとまじめで責任感が強いタイプが多いです。頑張りたい気持ちは十分あるのに体がついてこないという状況に、本人が一番苦しんでいます。「頑張れ」という言葉は、そのプレッシャーをさらに強めてしまうことがあります。まずは「今日はどうしたい?」「どこまでならできそう?」と、本人の意志を確認することから始めてみてください。

テスト当日の朝は感情的にならない

起きられない子どもを前にして、「今日はテストなのに」と声を荒げたくなる気持ちはとてもよくわかります。ただ、強いストレスは自律神経をさらに乱し、血圧の回復をさらに遅らせます。カーテンを開けて光を入れ、「今9時だよ」と時間を教えて、あとは30分後にまた声をかけるという形で、できる限り淡々とサポートしてあげてください。

「失敗してもまた取り返せる」と伝え続ける

一度のテストで低い点数をとっても、人生は続きます。今この瞬間に体を壊してしまうほうが、長い目で見て取り返しのつかないことになりかねません。「今日できなくてもまた挽回できる」「あなたのことを信じている」という言葉を、ぜひ日常の中で伝えてあげてください。

整体が起立性調節障害のサポートになる理由

「整体が自律神経に関係するの?」と思われる方もいるかもしれません。実は、骨格や筋肉のバランスの乱れは自律神経の働きに直接影響しています。姿勢が崩れると呼吸が浅くなり、脳への血流も低下します。当院では姿勢分析、自律神経測定、体組成測定など5種類以上の検査でお子さんの状態を丁寧に把握した上で、脳へ安心安全の刺激を届けるやさしい手技を用いています。

「薬を飲んでも改善しない」「生活習慣を整えようとしてもなかなか続かない」というケースでも、身体の機能そのものを高めることで回復への扉が開くことがあります。病院、学校、家庭に加えて、整体という第四の選択肢が、改善を後押しするケースを私たちは何度も目の当たりにしてきました。

当院に来院されたお子さんの中には、テストを欠席し続けて進学が危ぶまれた状態から、施術を重ねるうちに少しずつ登校できる時間が早まり、最終的に無事進学を果たした方が複数いらっしゃいます。焦らず、でも早めに動き出すことが、回復の鍵です。

一人で、あるいはご家族だけで抱え込まなくていいんです。「うちの子の場合はどうなんだろう」という疑問だけでも、ぜひお気軽に相談してみてください。あなたのお子さんが自分らしく学校生活を取り戻せるよう、一緒に考えていきましょう。

品川区旗の台にある当院までお越しになるのが難しい方へ

遠方にお住まいなどの理由で当院にお越しになるのが難しい場合は、こちらのページもご覧になってみてください。


院長:飯田

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東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
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