股関節の痛み

股関節の痛みの症例報告

股関節の痛みとは

股関節の痛みとは、太ももの付け根や鼠径部（そけいぶ）、お尻、太もも外側などに現れる不快感や痛みのことです。

股関節は体の中でも最も大きな関節の一つで、体重を支え、歩行や日常動作に重要な役割を果たしています。この関節に問題が生じると、立ち座りや歩行など基本的な動作に支障をきたし、生活の質が大きく低下する可能性があります。

股関節の痛みの主な原因の一つである変形性股関節症は、40歳以上の男性の約18.2%、女性の約14.3%に見られ、相当数の人々が股関節の痛みに悩んでいることを示しています。

当院にも、子供の頃に先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全と言われて気をつけて生活してきたが、痛みが強くなってきたという方や、変形性股関節症と診断されて人工関節にした方がいいか迷っているという方、手術後で痛みは減ったが、もっとスムーズに歩けるようになりたい方などが来院されています。

一時的な痛みであればいいのですが、痛みが度々起きたり、徐々に悪化している場合は、股関節に負担がかかる身体のバランスや動き方がクセになっていることが多く、放置するとさらに悪化することがほとんどです。

股関節が痛いと無意識に股関節を使わなくなり、膝や足首、腰に過剰な負担がかかることで、より身体のバランスが崩れ、別の部位の痛みが出てくることもありますし、股関節の変形が始まっている場合は、対処せずに進行すると手術が必要なケースも出てきます。

また、痛みのために外出を避けるようになると運動不足から脚の筋力低下が起きたり、人と会って会話することが減ることなどから、精神的に落ち込みがちになることもあるため、早めの対処が重要です。

股関節の痛みの原因

開院以来、当院には股関節の痛みでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、股関節の痛みの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

股関節の痛みの原因として、次のようなものが挙げられます。

股関節の痛みはこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超えることで、股関節の痛みが現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、股関節の痛みの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

股関節の痛みに対して、病院では次のような治療が一般的です。

薬物療法・ステロイド注射

薬物療法は長期使用による胃腸障害や腎機能障害などの副作用リスクがあります。また、根本的な原因を解決するわけではなく、症状の一時的な緩和にとどまります。

ステロイド注射は頻繁な使用は軟骨の劣化を促進する可能性があり、感染リスクも伴います。また、効果は一時的で、長期的な解決策にはなりません。

理学療法・運動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。適切な指導なしに行うと、逆に症状を悪化させる可能性もあります。

関節鏡手術・人工股関節置換術

侵襲的な処置であり、麻酔や手術に伴うリスクがあります。また、回復には一定期間を要し、すべての症例に適応があるわけではありません。

また、人工関節には耐用年数があり、将来的に再置換が必要になる可能性があります。極端な姿勢や動作に制限が生じることもあります。

股関節の痛みを改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたの股関節の痛みの原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、痛みのある股関節だけでなく、全身の動きと連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、股関節の痛みの改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

股関節の痛みの改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

股関節の痛みに関するQ&A

股関節の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋肉疲労や一時的な炎症なら自然回復も可能ですが、変形性股関節症などの進行性疾患は自然治癒が難しいです。早期の適切なケアで症状改善や進行抑制が可能なので、痛みが続くようであれば専門家への相談をおすすめします。

股関節の痛みがある時、どのような動作を避けるべきですか？

過度な屈曲や内転、外転など股関節に負担をかける動作は避けましょう。正座、あぐら、脚を組む姿勢、急な方向転換も控えるべきです。また、長時間立ち続けたり、痛みを我慢して歩き続けることも症状を悪化させることがあります。痛みを感じたら無理せず休息を取ることが大切です。

股関節の痛みはどの診療科を受診すべきですか？

整形外科が最適です。股関節専門の医師がいる医療機関ならより良いです。症状によってはリハビリテーション科や疼痛専門クリニックも選択肢になります。当院では、全身の骨格バランスや歩き方、動き方のクセを改善し、血流と神経伝達を促すことで、病院での治療がより効果的になるようにバックアップをしています。

股関節の痛みと腰痛や膝の痛みは関連していますか？

はい、大きく関連しています。股関節の問題があると代償動作が生じ、腰や膝に過剰な負担がかかります。逆に、腰や膝の問題が股関節の動きを変え、痛みを引き起こすこともあります。体は連動しているため、総合的な評価と対応が重要です。

股関節の痛みは年齢に関係なく発症しますか？

はい、あらゆる年齢で発症する可能性があります。高齢者では変形性股関節症が多いですが、若年層ではスポーツ障害や股関節唇損傷などが見られます。また、先天性股関節脱臼や救外形成不全など幼少期からの問題が成長とともに症状として現れることもあります。年齢に関わらず早期対応が重要です。

股関節の痛みに苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと動き方を改善する当院の施術と股関節の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

股関節の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。

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