姿勢改善

姿勢改善とは

姿勢とは、自分で意識せずに立ったり座ったり、動いたりしているときに、頭、首、胴体、手、足などがどんな位置関係で配置しているかを表した言葉です。姿勢が悪いと見た目の印象が悪くなるだけでなく、身体の各所の痛みや動きにくさ、内臓の不調やスポーツのパフォーマンス低下など、様々な問題につながることがあります。

姿勢は呼吸と同様に、一時的には自分で意識することもできますが、圧倒的に長い時間は脳が自動的に制御しています。猫背、巻き肩、反り腰、O脚など、一般的に悪いといわれる姿勢は、人に指摘されたり自分でも気になり直したいと思う方は多いですが、自力で直すのは難しく、当院に相談されることも多いです。

猫背や巻き肩は肩こりや頭痛に、反り腰やO脚は腰痛、膝の痛み、脚のむくみなどの原因になりやすく、呼吸が浅くなって胃腸機能が低下したりと、内臓の不調や自律神経の不調につながることもあります。子供の場合は発育や学習に影響することもあるので早めの対処が重要です。

姿勢は見た目の印象に大きく影響するため、面接や営業、取引先との商談など、初対面の相手に暗い印象を持たれたり、覇気がない、やる気がないなどと勘違いされやすく、そのために人とのコミュニケーションがうまくいかず、苦手意識を持ってしまったり、自分に自信がなくなり、行動が消極的になってしまうことも大きな問題です。

姿勢が悪くなる原因

開院以来、当院には姿勢の悪さでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、姿勢の悪さの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

姿勢が悪くなる原因として、次のようなものが挙げられます。

姿勢の悪さはこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、脳が身体にとって不利な姿勢をベストな姿勢だと勘違いすることで、悪い姿勢が慢性化してしまいます。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

自分での取り組みや他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、姿勢改善の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

一般的な対処法とはここが違います

姿勢の悪さに対して、次のような対処法が一般的です。

姿勢改善グッズの使用

姿勢矯正ベルトやサポートクッションは、外からの力で姿勢を維持しているため、外すと元に戻るだけということがあります。良くなった状態を体感し、脳にイメージを入力するという意味ではメリットもありますが、身体に合わないと痛みが出たりすることもあるため、使い方には注意が必要です。

ストレッチや筋力トレーニング

動画を見て取り組む場合、あくまで不特定多数に向けた内容なので、自分に必要なストレッチやトレーニングの種類、回数、負荷の強さなどを見極めるのは難しいことがあります。自己流でがんばって傷めてしまったという方も多いので、専門家のサポートを受けるのがベストです。

姿勢矯正施術

姿勢を良くするための施術には統一されたものがあるわけではなく、それぞれの施設がそれぞれの理論で行っているため、効果にばらつきが多いです。姿勢の制御は脳が行うため、施術と並行して自分で意識するポイントやセルフケア指導がないと、本当の姿勢改善にはなりません。

姿勢の悪さを改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたの姿勢の悪さの原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、立った時、座った時など静止した状態だけでなく、全身の動きと連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、姿勢改善の改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

姿勢の改善には、症状のある部位や気になる部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

姿勢改善に関するQ&A

姿勢の悪さは自然に改善しますか？

日々の習慣の積み重ねが今の姿勢なので、環境が大きく変わらない限りは自然に改善することはあまりありません。まずは今の自分がどんな姿勢なのかを客観的に把握して、どんな状態になりたいかイメージを持つことと、習慣を少しずつ変えて定着させていくことで改善は可能です。

姿勢改善にはどのくらいの期間が必要ですか？

今の姿勢になるのにどれくらいの期間がかかってきたのか、クセの強さ、可動域はあるのかどうか、どれくらい改善のためのセルフケアができるかで変わってきます。当院でのこれまでの実績と傾向からは、変化を感じ始めるのは数日～数週間、はっきり改善するのに1～3か月、定着するのに3か月～6か月程度が目安です。

姿勢矯正グッズは効果がありますか？

背中を伸ばすベルトやクッションなど、色々なグッズが販売されているようで、個々の商品について詳しくは知らないため、決めつけていうことはできません。前向きな気持ちで使ってみるのはいいことだと思いますが、それさえ使えば姿勢改善できることはないと思います。本筋は現状把握→改善イメージ→意識的な取り組み→習慣化→脳の制御イメージの書き換わりというプロセスなので、取り組みの過程でうまく利用するのは有効かもしれません。

姿勢の悪さと自律神経は関連していますか？

双方向に深く関連しています。自律神経が交感神経優位になると身体が起き上がり、やや前傾でいつでも動ける姿勢になり、副交感神経が優位になると身体は丸まり気味のリラックスした姿勢になります。逆に、意識的に身体を起こせば、それをモニタリングした自律神経が交感神経優位になり、丸まると副交感神経が優位になるので、姿勢や呼吸を変えることで自律神経バランスの改善も可能です。

子供の姿勢の悪さは将来的に問題になりますか？

将来と言わず、子供のうちから問題が出てくることも多いです。運動や外遊びが足りないと、足指がしっかり使えずに足裏全体に体重を乗せて立てず、骨盤が不安定で背骨の動きが固まり、首の後ろがつまって頭部の血流が悪いという子供は多いです。頭部の血流が悪いと集中力がなく、学習に影響することがありますし、体幹が不安定だと運動能力が十分に発達しないことやケガにもつながります。気になる場合は早めにご相談ください。

姿勢の悪さに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術と姿勢改善は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

姿勢の悪さは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。