




お気軽にご相談ください!


洗濯物を干そうと腕を伸ばした瞬間、肩にズキッとした痛みが走ったことはありませんか。この痛みが四十肩・五十肩なのか、それとも別の症状なのか、自分では判断がつきにくいと感じる方も多いと思います。年齢のせいだと片付けてしまうのは少し早いかもしれません。
旗の台整体院の飯田です。この記事では、四十肩・五十肩かどうかを自宅で確認できる動作チェックと、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、四十肩・五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは、実際に体を動かして確認できるチェック方法から順にお伝えします。




まず3つの動作を確認しましょう
洗濯物を干すときや、高いところにある物を取ろうとしたとき、腕を上げた拍子に肩へ痛みが走る方は少なくありません。特定の角度でだけ強く痛む場合、四十肩・五十肩の初期に見られる特徴のひとつと考えられます。
このとき、痛みの強さだけでなく、どの角度で痛むか、どこまで腕が上がるかも一緒に確認しておくと、このあとの動作チェックで役立ちます。数々のご相談の中でも多いのが、痛む角度は覚えていても、動かせる範囲までは意識していなかったという声です。
ここでは、自宅で体を動かしながら確認できる3つのチェック方法を紹介します。それぞれ違う方向の動きを確認するものなので、順番に試してみてください。
痛みが強く出る場合は無理をせず、できる範囲で試してみてください。
痛む方の手を背中に回し、反対の腰に届くか確認します
万歳をするように腕を真上まで上げられるか確認します
脇を締めたまま腕を外側に開けるか確認し、開きにくさや痛みの有無を見ます


これらの動作で強い痛みが出たり、途中で止まってしまったりする場合は、四十肩・五十肩の可能性を考えておきたいところです。左右差があるかどうかも、あわせて見ておくとよいでしょう。
四十肩・五十肩では、肩の関節を包む組織が硬くなり、特定の方向への動きが制限されやすくなります。すべての方向が均等に制限されるとは限らず、動かしやすい方向とそうでない方向が分かれることもあります。
背中に手を回す、腕を真上に上げる、脇を締めて外側に開くという3つの動きは、それぞれ違う方向の制限を確認できるため、組み合わせて試すことで状態を把握しやすくなります。ひとつだけ試して判断するより、全体の傾向を見ておきたいところです。
動作チェックの結果は、肩こりや腱板の損傷など、似た症状との違いを見分ける手がかりにもなります。痛みの場所だけでなく、どの動きで制限が出るかも確認しておきたいところです。
肩こりでは重だるさが中心で、3つの動作チェックで大きな制限が出ないことがほとんどです。動かせる範囲そのものは保たれているケースが多く見られます。
一方、四十肩・五十肩では、いずれかの動作で明らかな痛みや制限が出やすく、動かせる範囲そのものが狭くなります。特に結帯動作と挙上動作の両方に制限が出る場合は、可能性が高いと考えられます。
腕を真上に上げるチェックで、途中まで上がるのに急に力が抜けて下がってしまう場合は、腱板の損傷が関わっていることもあります。転倒や重い荷物を持ち上げた後に急に痛みが出た場合も、注意しておきたいところです。
このような場合は自己判断で様子を見続けず、医療機関へ相談したほうがよい状態と考えられます。
3つの動作チェックを試す前に、次のような状態がないかも確認しておいてください。強い炎症が起きている時期に無理に動かすと、痛みが増してしまうこともあります。
次のいずれかに当てはまる場合は、無理に動かさず、動作チェックも控えたほうがよい状態です。
これらに当てはまらない場合は、無理のない範囲でチェックを試してみてください。チェックの途中で強い痛みを感じたら、そこで無理に続けず、少しずつ様子を見ながら進めてください。
四十肩・五十肩では、日中よりも夜間や明け方に痛みが強くなる方が多く見られます。日中は動きや忙しさで気が紛れる痛みも、静かな時間になると強く感じられることがあります。
横向きに寝て痛む方の肩を下にしていたり、布団の重みが肩にかかっていたりすることも、夜間の痛みを強くする要因のひとつと考えられます。夜間にどのくらい目が覚めるかも、状態を確認する材料になります。


痛む肩を上にして休むだけで、眠りやすくなる方もいます。夜どちらを下にして寝ているかも、チェックの材料になります。
動作チェックの結果と痛みの経過を踏まえて、来院を考えたいタイミングを整理します。今どの時期に近いのかを知っておくと、これから先の見通しも立てやすくなります。
発症してから1か月ほどは、じっとしていても痛みが強く出やすい急性期にあたります。この時期に痛みの強さや動作チェックの結果を確認しておくと、その後の見通しを立てやすくなります。無理に動かすと炎症が強まることもあります。
強い炎症が疑われる場合は、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。
痛みが落ち着いてきても、3つの動作チェックで動きにくさが残る時期に移ることがあります。動かせる範囲が少しずつ変わっているかも、あわせて確認しておきたいところです。
痛みより動きにくさが目立つときは、拘縮の時期に差し掛かっているサインです。焦らず少しずつ範囲を広げていく方針が中心になります。
動作チェックで痛みが分かると、無意識に痛い方の腕をかばって動かすようになる方が多くいます。バッグを反対の肩にかけたり、高い棚の物を避けたりする方も見られます。
かばう動きが続くと、肩まわりの筋肉が硬くなり、動作チェックで確認した動きの範囲がさらに狭くなることがあります。反対側の肩や首に負担が移ってしまうこともあるため、意識しておきたいところです。
四十肩・五十肩は、動作チェックの結果と痛みの経過を確認することで、自宅でできることと相談を考えたい状態が見えてきます。かばう歩き方や姿勢の癖が、痛みを長引かせていることもあります。
まずは、背中に手を回す、腕を真上に上げる、脇を締めて外側に開くという3つの動作を、無理のない範囲で試すことから始めてみてください。試した日の状態をメモしておくと、変化にも気づきやすくなります。


動作チェックの結果や日々の姿勢の癖まで含めて確認したい方は、旗の台整体院へお気軽にご相談ください。

