緊張型頭痛

頭痛の症例報告

緊張型頭痛とは

頭痛には脳の病気による危険な二次性頭痛と、そうでない一次性頭痛があります。一次性頭痛の代表は、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛で、中でも緊張型頭痛に悩む方は最も多く、推定患者数は2000万人以上。日本人の約20％もの人が経験するとされています。

緊張型頭痛は、頭全体や後頭部が締め付けられるような、重く鈍い痛みが特徴の頭痛です。肩や首のこり、不良姿勢、精神的ストレスなどがきっかけとなり、頭や首、肩周りの筋肉が緊張することで発症します。

痛みは数十分から数日続くこともあり、動いても痛みが強くなることは少なく、片頭痛と違って吐き気や強い光・音過敏は伴わないことが多いです。ただし、緊張型頭痛と片頭痛の両方が併発する、混合型頭痛の方もおり、それぞれ対処が違うために注意が必要です。

緊張型頭痛は片頭痛や群発頭痛と比べると、比較的痛みが軽く、我慢すれば日常生活は続けられることが多いため、これといった対処をせずに過ごされる方も多いです。ですが軽い痛みでも頻繁に経験し続けることで自律神経が交感神経優位になり、首肩こりが慢性化して緊張型頭痛の頻度も増えてしまうことがあります。

また、市販の痛み止めを飲むことに慣れると、軽い痛みでもすぐに薬を飲むようになり、薬の飲みすぎが原因の薬物乱用頭痛に至ることもあります。

緊張型頭痛の原因

開院以来、当院には緊張型頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、緊張型頭痛の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

緊張型頭痛の原因として次のものが挙げられます。

緊張型頭痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超え続けることで、緊張型頭痛という症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。緊張型頭痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

緊張型頭痛の場合、病院では次の治療法が一般的です。

鎮痛薬の処方

頻繁に服用すると薬物乱用頭痛のリスクが高まり、根本的な解決にはなりにくいです。

筋弛緩薬・抗不安薬・抗うつ薬

眠気やだるさなどの副作用が出ることがあり、長期服用は依存や副作用のリスクがあります。

生活習慣の指導

効果が現れるまでに時間がかかり、職場や自宅の環境により対処できる限界もあります。

緊張型頭痛を改善するために

まずはあなたの緊張型頭痛の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に楽になったと感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、症状のある頭や首、肩だけでなく、全身の動きと連動性を含めて検査し、血流、神経伝達という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、慢性の痛みから脱却するための脳の働きと、生活習慣の改善も一緒に進めていくことで、生涯通してのQOL向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、緊張型頭痛の施術経験が豊富な施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

緊張型頭痛の改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

緊張型頭痛のQ＆A

緊張型頭痛は自然に治りますか？

一時的な緊張型頭痛は休息で和らぐこともありますが、慢性化すると自律神経の作用も関わっているため、自然治癒は難しいです。原因となる姿勢や生活習慣、ストレスを改善しないと繰り返すことが多いため、根本的な対処が必要です。

緊張型頭痛の人がやってはいけないことは？

可能な限り、長時間同じ姿勢でのデスクワーク、スマホの見過ぎ、睡眠不足、過度な飲酒、不規則な食事は避けましょう。ただしこれらの習慣を変えるのは一人では難しく、改善経験の豊富な専門家のサポートを受けるのが効率的です。

頭痛薬を飲み続けても大丈夫でしょうか？

頭痛薬の長期連用や過剰服用は「薬物乱用頭痛」を引き起こす恐れがあります。月に10日以上の服用は避け、根本的な原因に対処する方法を併用することをお勧めします。

緊張型頭痛と片頭痛の違いは？

緊張型頭痛は頭を締め付けられるような鈍い痛みで、両側に現れることが多いです。一方、片頭痛はズキズキとした拍動性の痛みで、光や音に敏感になったり、吐き気を伴うことが特徴です。両者が交互に起こる混合型頭痛の方もいらっしゃいます。

サウナや入浴で温まっても大丈夫でしょうか？

緊張型頭痛は血行不良と交感神経優位で起こるため、サウナや入浴で血行促進し、リラックスするのは効果的です。もし頭痛がひどくなるようなら片頭痛の可能性があるため、暗い部屋で横になって休んでみてください。

市販の痛み止め薬を飲んでも効かないのはなぜでしょうか？

肉体的ストレスよりも精神的ストレスが主な原因の場合、痛み止め薬が効かないことがあります。病因では抗不安薬や抗うつ薬を処方されることがありますが、根本的に改善したい場合は、精神的ストレスを起こす要因を減らすことと、自身のストレス耐性を上げることが必要です。当院でもサポートをしていますので、ぜひご相談ください。

緊張型頭痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術は緊張型頭痛と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

緊張型頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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