生理不順

生理不順の症例報告

生理不順とは

生理不順とは、月経周期が25日未満または39日以上と不規則になったり、月経の量や期間が通常と異なる状態を指します。正常な月経周期は25～38日で、出血期間は3～7日程度とされています。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、15歳以上の女性の約15%が「月経不順・月経痛」の症状を訴えています。これは推定で約800万人の女性が生理不順に悩んでいることを示唆しています。

当院には、妊活などの目的で生理不順自体を改善したいという方や、片頭痛、肩こり、腰痛、不眠などに伴い、生理不順もあり、合わせて改善できたらうれしいという方が多く来院されています。

生理不順は脳と子宮、卵巣の間でのホルモンのやりとりがうまくいっていない状態ですので、ホルモン分泌と連動する自律神経、免疫と合わせて体調全般に悪影響が起こることが多いです。

特にスムーズな妊娠、出産がしにくくなったり、子宮内膜症や子宮筋腫など婦人科疾患の発症リスクや、骨粗しょう症、心血管疾患のリスクが上昇することがわかっています。

生理がいつ来るかわからないことは仕事や学業、スポーツの試合や旅行など、普段の生活の予定にも大きく影響があり、精神的ストレスになりますし、重度の貧血や子宮体がんなどの深刻な健康問題につながることも考えると、早めに対処することが必要です。

生理不順の原因

開院以来、当院には生理不順でお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、生理不順の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

生理不順の原因として、次のようなものが挙げられます。

生理不順はこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超えることで、ホルモンバランスが乱れ、生理不順の症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、生理不順の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

生理不順に対して、病院では次のような治療が一般的です。

生理不順を改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたの生理不順の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、心拍による自律神経バランスと活性度や、全身のバランスと動きを連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、生理不順の改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

生理不順の改善には、個別の症状だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

生理不順に関するQ&A

生理不順は自然に治りますか？

生理不順の原因によって異なります。甲状腺機能異常など病気が原因の場合はその治療が重要です。多嚢胞性卵巣症候群などの場合は完全な自然回復は難しいですが、適切な薬剤処方で生理周期を正常に保つことが期待できます。まずは治療が必要かどうか、婦人科で相談することをお勧めします。当院では、自律神経バランスを整えて、体質全般を改善するためのサポートをしています。

生理不順の人がやってはいけないことは？

極端なダイエットや急激な体重変化は避けましょう。過度な運動も月経周期の異常の原因となります。栄養バランスの悪い食事や不規則な生活習慣も控えるべきです。ストレスをためすぎないことも大切です。そうは言っても実行するのは大変なので、まずは何を優先すべきか、食事や運動の内容やストレスコントロールの方法は当院でも個別にアドバイスをさせて頂き、実行のサポートをしています。

生理不順は妊娠に影響しますか？

生理不順でも妊娠する可能性はあります。ただし、排卵のタイミングが不規則になるため妊娠確率は低下することがあります。生理周期が整っていると排卵のタイミングが正確につかめるため、妊娠確率は一般的に高くなります。そのままでは妊娠しにくい多嚢胞性卵巣症候群の場合もあるため、早めに婦人科の検査をお勧めします。

生理不順と自律神経は関係がありますか？

大きく関係しています。生理不順の直接的な原因であるホルモン分泌は、自律神経の影響を受けていますし、ストレス耐性にも関わっています。ストレスに対して過敏になっていると、ちょっとしたことにも多くのストレス対抗ホルモンが分泌されます。ホルモンの原料は、ストレス対抗ホルモンも女性ホルモンも一緒で食事からのタンパク質なので、ストレス処理に大量消費されると、女性ホルモンが後回しになり、生理不順につながることは多いです。自律神経が正常に働くと、ストレス耐性が上がり、胃腸の消化吸収や睡眠での回復力も上がるため、非常に重要です。

自律神経の働きは機械で測定できますか？

自律神経を構成する交感神経、副交感神経それぞれの活性度を、心拍から測定することができます。当院ではcondiViewという測定器を使い、指先にセンサーをつけて2分30秒で、その場で数値化してレポートを作成できます。この数値も参考に、改善に取り組みます。

生理不順に苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

ホルモン分泌と密接に関わる自律神経に、直接アプローチできる当院の施術と生理不順は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

自律神経は自分の意志ではコントロールできないのが特徴ですが、適切な反応を起こすための刺激を入れるのが、当院の整体の得意とするところです。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。