モートン病

モートン病とは

モートン病は、足の指の付け根部分、特に中指と薬指の間に痛みやしびれが生じる状態です。正式には「足根管症候群」や「モートン神経腫」とも呼ばれています。

この症状は、足の指に向かう神経が、足裏の付け根で圧迫されることで起こります。圧迫された神経周辺が腫れて厚くなり、歩行時や立ち仕事の際に強い痛みやしびれ、焼けるような感覚が現れるのが特徴です。

特に40～60代の女性に多く見られ、男女比は1:4と女性に多い傾向があります。ハイヒールなど先の細い靴を履くことが多い方や、長時間の立ち仕事をされる方に発症しやすいとされています。

痛みは歩行時や立っている時に強く現れ、靴を脱いで休むと和らぐことが多いですが、症状が進行すると安静時にも痛みが続くようになることがあります。当院にも病院でモートン病と診断され、治療を受けても改善しない方や、手術を避けたい方などが来院されています。

モートン病を放置すると、症状は徐々に悪化していきます。初期は歩行時や立っている時だけの痛みだったものが、次第に安静時にも痛みが続くようになり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。

足をかばうことで歩き方が変わり、膝や腰にも負担がかかるようになることも多いです。足の痛みによって活動量が減ることで、全身の筋力や体力が低下し、最終的に手術が必要になることもあります。痛みを我慢して生活を続けることで精神的なストレスも増加し、自律神経バランスを崩すこともありますので、早めの対処が重要です。

モートン病の原因

開院以来、当院にはモートン病を含め足の痛みでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、モートン病の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

モートン病の原因として、次のようなものが挙げられます。

モートン病はこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、足裏の神経への負担が身体の持つ治癒力の限界を超えることで、モートン病の症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、モートン病の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

モートン病に対して、病院では次のような治療が一般的です。

靴の見直しや足底パッドの使用

根本的な治療にはならず、症状が再発することがあります。足に合った靴を見つけるのが難しく、選択肢が限られてしまうこともあります。

薬物療法・ステロイド注射

長期間の服用は胃腸障害などの副作用のリスクがあります。根本的な解決にはならず、薬の効果が切れると痛みが戻ってきます。

ステロイド注射は効果が一時的で再発しやすく、繰り返し注射を受けると組織が傷むこともあります。注射自体の痛みも強いことがあります。

手術療法

術後も再発することがあり、神経障害などのリスクも伴います。また、回復までに時間がかかり、その間の日常生活に制限が生じます。

モートン病を改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたのモートン病の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、症状のある足裏だけでなく、足指、足首、膝、股関節を始め、全身の動きと連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、立ち方、歩き方など生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、モートン病や足の痛みの改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

モートン病の改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

モートン病に関するQ&A

モートン病は自然に治りますか？

自然に症状が軽くなることもありますが、多くの場合は原因となる生活習慣や足への負担を見直さないと再発しやすいです。特に靴の選び方や立ち方、歩き方などを改善することが大切です。適切なケアを続けることで、症状の改善と再発防止が可能です。

モートン病の人がやってはいけないことは？

ヒールや先の細い靴を履くこと、長時間の立ち仕事や歩きすぎは避けましょう。痛みを我慢して無理に動くのも控えてください。また、足に強い負荷がかかるジャンプや激しい運動も症状を悪化させることがあります。痛みがある時は休息を取ることが大切です。

モートン病はどの診療科を受診すべきですか？

整形外科が一般的です。足専門のクリニックやリハビリ科でも対応している場合がありますので、まずは整形外科にご相談ください。症状が長引く場合や、病院での治療で改善しない場合は、当院のような専門的な施術を提供する整体院への相談も効果的です。

どんな靴を選べばいいですか？

つま先にゆとりがあり、足裏全体で体重を支えられる靴を選びましょう。ヒールや細身の靴は極力避け、どうしても必要な時は履いた後のケアが重要です。当院では実際に靴を見せて頂いて、個別に具体的なアドバイスをしています。必要に応じてインソールのご紹介もしています。

モートン病は再発しますか？

原因となる習慣や足の使い方を改善しないと再発しやすいです。特に靴の選び方や立ち方、歩き方によって特定の箇所に負荷がかかり続けていることがほとんどなので、まずは施術により足や体についたクセをリセットし、自分で動かせるようになったところで、立ち方や歩き方を変えて習慣にしていくプロセスが大事です。

モートン病に苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術とモートン病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

モートン病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。