首こり

首こりとは

首こりとは、首の後ろ側の筋肉がこわばって緊張した状態が続き、重だるさや痛み、違和感を感じる症状です。特に首の後ろから肩にかけての筋肉が硬くなり、首を動かす際に痛みや制限を感じることがあります。

長時間同じ姿勢を続けたり、悪い姿勢が習慣化したりすることで発生しやすく、現代人の生活習慣病とも言える症状です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、首こりを含む肩こりは日本人の自覚症状の中でも非常に多く、女性では1位、男性では腰痛に次ぐ2位となっています。全体では人口千人当たり約300人以上が肩こりや首こりの症状を自覚しており、特に女性は男性より高い割合で悩んでいます。

当院にも、長時間のデスクワークや受験勉強などで目を酷使する方や、仕事上や人間関係などで精神的ストレスが強い方などが、首こりに悩まれて多く来院されています。

首こりを放置すると、単なる不快感から様々な二次的な症状へと発展する可能性があります。まず、首の筋肉の緊張が長期化すると、頭痛や頭重感、めまいなどの症状が現れやすくなります。これらの症状は日常生活の質を著しく低下させ、仕事や家事、趣味などの活動に支障をきたします。

また、首の中を通る神経や血管に影響を与え、自律神経の乱れを引き起こすことで、不眠や日中の強い眠気、集中力低下などの症状も出現します。これにより仕事のパフォーマンスが落ちたり、人間関係にも悪影響を及ぼしたりすることがあるため、早めの対処が重要です。

首こりの原因

開院以来、当院には首こりでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、首こりの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

首こりの原因として、次のようなものが挙げられます。

首こりはこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超えることで、首こりの症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、首こりの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

首こりに対して、病院では次のような治療が一般的です。

薬物療法

一時的な対症療法に過ぎず、根本的な原因解決にはならないことが多いです。長期服用による副作用のリスクや、薬への依存性が生じる可能性もあります。

物理療法

効果は一時的で、通院を継続する必要があります。また、設備のある医療機関でしか受けられず、自宅での継続が難しい場合があります。

運動療法・リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。正しい方法で行わないと、かえって症状を悪化させる可能性もあります。

首こりを改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたの首こりの原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、症状のある首だけでなく、自律神経の状態や、全身の動きと連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、首こりの改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

首こりの改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

首こりに関するQ&A

首こりは自然に治りますか？

一時的な疲労による軽度の首こりなら休息で改善することもありますが、慢性化した首こりは原因となる姿勢や生活習慣を改善しない限り自然治癒は難しいです。早期に適切なケアを始めることで改善の可能性が高まります。

首こりがある人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢の継続、特に前傾姿勢でのスマホやパソコン操作は避けるべきです。また、首に負担をかける重い荷物の持ち運びや、冷えを招く冷たい飲食物の摂りすぎも控えましょう。首を強くもんだり、音が鳴るほどひねったり、無理な首のストレッチも症状を悪化させることがあります。

首こりはどの診療科を受診すべきですか？

まずは整形外科が一般的ですが、症状によって選択肢があります。頭痛を伴う場合は脳神経外科、自律神経症状が強い場合は心療内科も検討できます。当院では、筋肉の緊張緩和と姿勢改善、自律神経バランスの改善により、根本的な改善を目指します。

首こりと自律神経は関連していますか？

首には自律神経の重要な神経節があり、首の筋肉の緊張がこれらを圧迫すると自律神経のバランスが乱れます。その結果、めまい、吐き気、不眠などの症状が現れることがあります。逆にストレスによる自律神経の乱れが筋緊張を引き起こし、首こりを悪化させる悪循環も生じます。

首こりと肩こりの違いは何ですか？

首こりは主に後頭部から首の後ろにかけての筋肉の緊張や痛みを指し、肩こりは肩甲骨周辺や僧帽筋の緊張を指します。ただし、筋肉はつながっているため、多くの場合は首こりと肩こりが同時に起こり、互いに影響し合っています。当院に来院される方では、首こりを一番に訴える方は、肩こり以上に目の酷使の影響があり、自律神経バランスが崩れているケースが多いです。

首こりに苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術と首こりは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

首こりは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。