ジャンパー膝

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝とは、膝のお皿（膝蓋骨）のすぐ下にある膝蓋腱という部分に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる症状です。バスケットボールやバレーボールなどのジャンプ動作を繰り返すスポーツで発症しやすいことからこの名前がついています。

ランニングやサッカーなど他のスポーツでも起こります。膝の曲げ伸ばしを頻繁に行うことで、膝蓋腱に過度なストレスがかかり続けることが原因となります。

ジャンパー膝の正確な全国患者数については、厚生労働省の統計では個別に集計されていませんが、スポーツ障害全体では年間約50万人が医療機関を受診しているとされています。特に10代後半から20代前半のスポーツ選手に多く、男性の発症率が高く、平均年齢は17.4歳との報告があります。

当院にも、バスケットボールやバレーボールで膝に痛みが出て、病院でジャンパー膝と診断された方や、痛みを改善して早くスポーツに復帰したい方などが来院されています。

ジャンパー膝を放置すると、初期の運動時のみの痛みから、日常生活でも常に痛みを感じるようになります。階段の昇降や歩行でも痛みが生じ、最終的にはスポーツ活動の継続が困難になります。

重症化すると膝蓋腱の部分断裂や完全断裂に至る可能性があり、この段階では手術が必要となります。また、痛みをかばうことで他の部位への負担が増加し、腰痛や股関節痛などの二次的な問題を引き起こすリスクもありますので、早めの対処が重要です。

ジャンパー膝の原因

開院以来、当院にはジャンパー膝や、膝の痛みでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、ジャンパー膝の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

ジャンパー膝の原因として、次のようなものが挙げられます。

ジャンパー膝はこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超えることで、ジャンパー膝の症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、ジャンパー膝の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

ジャンパー膝に対して、病院では次のような治療が一般的です。

安静・運動制限

スポーツ選手にとって練習や試合を休むことは精神的負担が大きく、チームへの影響や競技レベルの低下を招く可能性があります。

物理療法

効果を実感するまでに時間がかかり、定期的な通院が必要で費用と時間の負担があります。

ストレッチング指導

正しい方法を習得し継続する必要があり、自己流で行うと効果が得られないか悪化する恐れがあります。

ジャンパー膝を改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたのジャンパー膝の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、症状のある部位だけでなく、足指、足首、股関節をはじめ、全身の動きと連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、ジャンパー膝の改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ジャンパー膝の改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

ジャンパー膝に関するQ&A

ジャンパー膝は自然に治りますか？

軽度であれば適切な休息とケアで自然治癒する可能性がありますが、多くの場合は放置すると慢性化しやすい症状です。早期の適切な対処が重要で、症状が続く場合は専門的な治療が必要になります。

ジャンパー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのジャンプ動作、硬い地面での激しい運動、不十分なウォーミングアップでの練習は避けるべきです。また、痛み止めに頼りすぎて根本原因を放置することも症状悪化につながります。

どのくらいの期間で完治しますか？

軽度なら2-4週間、中等度で2-3ヶ月、重度では6ヶ月以上かかることもあります。ただし個人差が大きく、適切な治療と生活習慣の改善により回復期間は短縮できます。継続的なケアが重要です。

サポーターは常に着けていた方がいいですか？

運動時や痛みが強い時期の使用は有効ですが、常時着用すると筋力低下を招く可能性があります。症状の改善に合わせて段階的に使用頻度を減らし、最終的には自分の筋力で膝を支えられるようになることが目標です。

痛み止めを飲み続けても大丈夫ですか？

痛み止めは一時的な対症療法であり、長期使用は胃腸障害などの副作用リスクがあります。根本原因を解決せずに薬に依存すると、症状が慢性化し治療が困難になる可能性があるため注意が必要です。

ジャンパー膝に苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術とジャンパー膝は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ジャンパー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。