偏頭痛・片頭痛

はじめに片頭痛（偏頭痛）について整理しておきましょう。

しばらく忙しい生活やストレス状態が続いて、休みの日など、ふと緊張が途切れた時、ズキンズキンと脈が波打つように襲ってくる激痛、それが片頭痛です。

数か月に一回から、多いと週に何回も、痛みが強いと市販の痛み止めを飲まないと耐えられないことも多いです。

比較的女性に多く、生理前や生理中に痛くなったり、予兆として閃輝暗点というギザギザが見える、光や音に過敏になる、吐き気がする、実際に吐いてしまうということもあります。

別の種類の頭痛で、緊張型頭痛がありますが、こちらは首や肩の強いこりが原因で、頭部の血流が悪くなり、頭が重く、締め付けられるような症状です。

緊張型頭痛はマッサージをしたり温めたり、ゆっくり入浴して血流をよくすると楽になりますが、同じことを片頭痛のときにすると余計に悪化してしまいます。

これは、持続的な緊張によって頭部の血流が悪化していたところに、反動で一気に血流が押し寄せることで痛むという片頭痛の原因の血管拡張説から考えるとわかりやすいと思います。

つまり片頭痛は、痛くなる前にどんな生活をしていたかによって、症状が出るか出ないかが決まってくるのです。

普段から過剰な緊張状態やストレスが続いて、自律神経のバランスが崩れていれば、どこかのタイミングで片頭痛が起こりますし、自律神経のバランスが整っていれば、片頭痛は起こらなくなります。

病院で片頭痛の診断を受けても、痛くなったら炎症を抑える痛み止め、血管の拡張を抑える薬など、対症療法が中心になってしまいます。

それでも、薬で抑えられていた症状が抑えられないことがでてきたり、量を多く飲まないと効かなくなることがあります。

薬で軽減することがわかると、痛みを感じたくないので、痛くなりそうと予想したら、先に痛み止めを飲むようになる方も多いです。

そうすると、徐々に薬を飲む量や頻度が増えて、ますます効きにくくなったり、副作用が不安になるという方も多いです。

薬を減らして、痛みに悩まない生活を取り戻すにはどうすればいいのでしょうか？

そもそもの頭痛が起こらなくする、起きても症状が軽く済むようにしていくには、普段から自律神経のバランスが大きく乱れないような生活に変えることが必要です。

自律神経のバランスを整えるのを最も得意としているのが、整体、カイロプラクティックなどの代替療法です。

片頭痛で薬をやめたい多くの方が、継続的に施術を受けて、自律神経や身体のバランスを整えることで、徐々に片頭痛が軽くなり、薬をやめることに成功しています。