足の痛み

足の痛みとは

足の痛みとは、医学的には足首から指先までの痛みを指しますが、一般的には太ももの付け根から足先までの広い範囲で感じる不快感や痛みを意味します。歩行時や立ち上がる時に強く感じることが多く、時には安静にしていても痛みを感じることがあります。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上で手足の関節の痛みを訴える人は、男性では4位、女性では2位と高い割合を占めています。特に女性は男性に比べて約1.6倍多く、高齢になるほど発症率が高くなる傾向にあります。関節症の患者数は約1560万人、そのうち足に関連する痛みを抱える人は数百万人に上ると推定されています。

当院にも、外反母趾などの足の指の痛み、足底腱膜炎やモートン病など足裏の痛み、足首、すね、ふくらはぎ、膝、太ももなど、足の様々な箇所の痛みでお悩みの方が多く来院されています。

足の痛みを放置すると、痛みや炎症が悪化し、関節内に水が溜まりやすくなることがあります。また、足の筋力が低下し、歩行が困難になることも。感覚障害やしびれが慢性化すると、転倒リスクが高まり、日常生活の質が著しく低下してしまいます。

外出が億劫になり、社会的孤立を招くこともあります。活動量の減少により、全身の筋力低下や肥満などの二次的な健康問題が発生することも少なくないため、我慢せずに早めの対処が重要です。

足の痛みの原因

開院以来、当院には足の痛みでお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、足の痛みの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

足の痛みの原因として、次のようなものが挙げられます。

足の痛みはこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超えることで、足の痛みの症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、足の痛みの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

足の痛みに対して、病院では次のような治療が一般的です。

薬物療法

長期使用による副作用（胃腸障害、腎機能障害など）のリスクがあります。また、根本的な原因に対処するものではないため、症状の一時的な緩和にとどまります。

物理療法

効果の持続時間が短く、継続的な通院が必要です。また、症状によっては効果を感じにくい場合もあります。

ブロック注射

注射部位の痛みや、まれに神経損傷などの合併症のリスクがあります。また、効果は一時的で、複数回の治療が必要なことが多いです。

足の痛みを改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたの足の痛みの原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、症状のある部位だけでなく、全身の動きと連動性なども含めて検査し、神経伝達、血流という体の機能そのものを高める施術をします。

足は全身の骨格の土台となるため、足裏の荷重バランスや、足指の動き、足裏のアーチ、骨の配列などを整えることは全身の健康にとって非常に重要です。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、足の痛みの改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

足の痛みの改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

足の痛みに関するQ&A

足の痛みは自然に治りますか？

足の痛みが自然に治るかどうかは原因によって異なります。足底筋膜炎などの場合は、足裏に負担がかかる活動を控えれば数ヶ月で治ることが多いです。ただし、症状の程度によって治る期間は異なるため、状態に合わせた適切なケアが必要です。

足の痛みがある人がやってはいけないことは？

痛みを無視して運動や活動を続けること、不適切な靴を履くこと、足裏を過度に刺激すること、冷やしすぎや温めすぎること、過度なストレッチやマッサージを行うことは避けるべきです。特にジャンプや長距離走など、かかとへの衝撃が大きい運動は控えましょう。

足の痛みはどの診療科を受診すべきですか？

基本的には整形外科を受診しましょう。特にケガがきっかけの場合は骨折の可能性もあるため整形外科の受診が必須です。しびれなど神経の影響が考えられる場合も整形外科で対応可能です。皮膚にただれや発疹がある場合は皮膚科を受診してください。

足の痛みと腰痛は関連していますか？

腰部の神経が圧迫されると足に痛みやしびれが放散することがあります。坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなどが代表的な例で、足の痛みの原因となることがあります。足の痛みだけでなく腰にも不快感がある場合は、両者の関連を考慮した治療が必要です。

足の痛みと体重の関係はありますか？

体重増加は足への負担を増やし、痛みを悪化させる要因となります。足の痛みから動くことを避けると体重が増加し、さらに足への負担が増えるという悪循環に陥りやすいです。適切な体重管理は足の痛み予防・改善に重要です。

足の痛みに苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと身体の使い方を改善する当院の施術と足の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。