【自律神経失調症】食欲不振と倦怠感、吐き気で普段の半分しか食べられず

食欲不振、倦怠感、自律神経失調症で来院された男性(40代/自営業)の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

以前の半分ほどしか食べられず、それ以上は吐き気がする。朝起きてからのだるさ、倦怠感も改善したい

来院に至るまでの経緯

一年前から仕事が忙しくなり、自覚するストレスも大きくなった。

その頃から食事の量が徐々に減り、以前の半分ほどに。それ以上食べようとすると吐き気がする。

朝起きた時から体がだるく、午後からやっと抜けたり、一日中続くこともある。

内科では胃薬、漢方を処方されるが目立った改善はなく、この数か月は緊張すると胃がグルグルして気持ち悪くなることも増えた。

2か月前には精神科を受診し、自律神経の問題として抗不安薬を処方される。

インターネットで自律神経失調症を検索し、少しでも改善できないかと当院へ来院。

検査と所見

カウンセリングと検査による見立ては以下の通り

上記の要因から、仕事中、睡眠中にも無意識の食いしばりがあるなど、緊張する時間が長く、睡眠、休息時にも十分なリラックスができないことが続き、不調につながったと考えられる。

施術内容と経過

脳に安心安全の信号を送って体の緊張を緩め、睡眠の質を上げることに重点を置いた。

初回～8回目｜週2回ペース

初回施術後の体の反応は良く、筋肉の緊張の緩和、関節可動域、重心バランスに改善がみられる。

食事量が以前の半分だったものが、2回目施術後から6～7割に増え、7回目施術後からは8割ほどに。

朝からのだるさは当初は午後まで続き、一日続くこともあったが、4回目施術以降は午前中でだるさが解消、以降徐々にだるい時間が減り、8回目以降は1～2時間でおさまるようになる。

9回目～16回目｜週1回ペース

食事量は元々の8割、だるさは全くない日も出てくる。

17回目～23回目｜2週に1回ペース

食事は8割の日と、元通りの量食べられる日が半々になり、19回目以降は毎日元通りの量食べられるようになった。

だるさもだいぶなくなり、週に1回、1～2時間出る程度に。

24回目～｜3週に1回→月に1回ペース

食事量、だるさとも問題なくなり、精神的にも安定して過ごせている。定期メンテナンスで通院を継続中。

院長からのコメント

ストレス過多の自覚はあっても、病院で処方された薬を飲んでもなかなか改善せず、お困りだったことと思います。

計画通りしっかりと通っていただき、お伝えしたセルフケアも積極的に行っていただけたことで、順調な回復が見られたと思います。引き続きサポートさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

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