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膝の曲げ伸ばしで痛いのはなぜ?正座やしゃがむ動作がつらい方へ

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膝を曲げ伸ばしすると痛い、しゃがもうとすると途中で膝がつらくなる、正座しようとしても最後まで曲げられない。そんな状態が続くと、普段の家事や立ち座りでも膝を気にするようになります。普通に歩けるから大丈夫と思っていても、以前はできていた動作が難しくなると不安なものです。

旗の台整体院の飯田です。膝の痛みは、どの位置が痛むかだけでなく、曲げ始めなのか、深く曲げたときなのかによっても考え方が変わります。この記事では、曲げ伸ばしで痛む背景と日常生活での工夫、医療機関に相談したい状態についてお話しします。

膝の痛み全般については、膝の痛みの症状ページでもお伝えしています。今回は特に、正座やしゃがむ動作で困っている方に向けて、無理をせずに生活するための考え方をご紹介します。

院長:飯田

痛む動作の違いを確認しましょう

目次

膝を曲げる途中と深く曲げたときの痛み

まず確認しておきたいのは、膝をどのくらい曲げたところで痛みが出るかです。同じ曲げ伸ばしの痛みでも、途中で痛む場合と、最後まで曲げようとしたときに痛む場合があります。

軽く曲げただけでも痛む場合

椅子から立つときや、階段で少し膝を曲げるだけでも痛む場合は、体重がかかった状態での負担が関係していることがあります。膝の前側が痛むのか、内側が痛むのかも確認しておきたいところです。

痛みが出るからといって、すぐに軟骨や半月板の問題と決まるわけではありません。痛みが始まった時期や腫れの有無、歩き始めにも痛むかなど、ほかの症状と合わせて考える必要があります。

深く曲げると突っ張る場合

歩くときにはそれほど気にならなくても、正座や深いしゃがみ込みで痛むことがあります。膝を深く曲げると、関節の中や周囲の組織にかかる負担が変わるためです。

ただし、痛みのためにそれ以上曲げられないのか、引っ掛かる感じがあって動かせないのかは区別が必要です。急に動かなくなった場合は無理に曲げず、整形外科で確認してください。

膝を伸ばしきるときに痛む場合

膝は曲げるときだけでなく、伸ばす途中や最後まで伸ばそうとしたときにも痛むことがあります。座った姿勢から脚を伸ばすときと、立って膝を伸ばすときでは負担のかかり方も異なります。

膝の裏側が突っ張る場合もあれば、関節の中に引っ掛かりを感じる場合もあります。痛みを我慢して伸ばしきろうとせず、曲げるときと伸ばすときのどちらで痛むかを確認しておくと、受診時にも症状を伝えやすくなります。

正座やしゃがみ込みが難しくなる理由

正座もしゃがみ込みも膝を深く曲げる動作ですが、同じ負担ではありません。正座では膝を大きく曲げた姿勢を保ち、しゃがむときには体重を支えながら曲げていきます。

正座で膝の内側や前側が痛む

正座しようとすると膝の内側が痛む、膝の前側が圧迫されるように感じるなど、症状の出方は人によって違います。関節の状態や周囲の組織の影響など、いくつかの可能性が考えられます。

正座ができないからといって、変形性膝関節症が進行しているとは限りません。床に座る機会が多い方は、しばらく椅子を使うなどして、膝を深く曲げ続ける時間を減らしてみてください。

しゃがむ途中や立ち上がりで痛む

床の物を取ろうとしてしゃがむときには、膝だけでなく股関節や足首も動いています。これらの動きが十分でないと、膝に負担が集中する場合があります。

実は、深くしゃがめるようになることだけを目標にする必要はありません。まずは椅子からの立ち上がりや普段の歩行など、生活に欠かせない動作を無理なく行えることを優先したいですね。

膝の曲げ伸ばしで考えられる関節の問題

膝を曲げ伸ばしすると痛む背景には、関節やその周囲に起きている変化が関係することがあります。代表的なのは変形性膝関節症や半月板損傷ですが、症状だけで決めつけることはできません。

変形性膝関節症では、動き始めや階段、立ち上がりなどで痛みが出ることがあり、進行すると膝を十分に曲げ伸ばししにくくなる場合もあります。一方、半月板損傷ではひねった後の痛みや引っ掛かり、膝が動かなくなるロッキングなどがみられることがあります。

膝の腫れや関節内の炎症、腱などの問題でも似た症状が起こります。どこが痛いかという情報は大切ですが、それだけでは原因を確定できません。症状が続く場合は整形外科で相談しましょう。

膝の腫れや熱感があるときは無理に動かさない

曲げ伸ばしの痛みに加えて膝が腫れている場合は、運動やストレッチを始める前に状態を確かめてください。特に急に痛みが強くなった場合は注意が必要です。

次のような状態では、自己判断で何度も屈伸を繰り返さず、医療機関への相談を優先してください。

  • 膝が大きく腫れている
  • 赤みや熱感があり発熱もしている
  • 膝が急に曲がらない、伸びない
  • 痛くて体重をかけられない
  • 転倒やひねった後から強く痛む

特に発熱を伴い膝が赤く熱を持っている場合は、感染などの可能性もあるため速やかな受診が必要です。痛みが軽くても長引く、繰り返す、歩き方が変わる場合には、整形外科で原因を確認しておきたいところです。

家事や階段で膝に負担をかけない工夫

強い腫れや熱感がなく、普段の生活を送れている場合でも、痛みを我慢して同じ動作を続けるのはおすすめできません。まずは膝を深く曲げる機会を減らすことから始めてみてください。

床の物を取るときは、無理にしゃがまず、安定した台や椅子を利用する方法もあります。階段では手すりを使い、痛みが強いときは一段ずつ上り下りするなど、日常生活の負担を減らしましょう。

一方で、痛みを恐れてまったく動かなくなると、筋力や活動量が落ちることもあります。歩いてよいか迷う場合は、歩いた後や翌日に痛みが強くならないかを確かめ、無理のない範囲で活動を続けることが大切です。

膝だけでなく股関節や足首の動きも関係する

膝の痛みを考えるときには、膝関節だけでなく、周囲の筋肉や身体の使い方も関係してきます。特にしゃがむ動作や立ち上がりでは、股関節や足首との協調が欠かせません。

例えば、椅子から立つときに膝ばかり前へ出していたり、痛む側の脚をかばって体重を反対側へ移したりすることがあります。こうした痛みをかばう歩き方や動作が続くと、別の場所まで疲れやすくなる場合もあります。

ただし、身体の使い方だけが膝痛の原因とは限りません。病気やけがの有無を医療機関で確認することと、太ももの筋力や関節の動き、生活習慣による負担を考えることは分けておきましょう。

今日から痛む動作と膝の状態を確認する

膝の曲げ伸ばしで痛むときは、正座やしゃがむ動作を無理に繰り返す必要はありません。痛みが出る角度や場所、腫れの有無によって対応は変わります。原因がはっきりしない場合や症状が続く場合には、整形外科での確認を優先してください。

まずは、椅子から立つとき、階段を使うとき、床の物を取るときなど、どの動作で痛むのかを振り返ってみてください。痛みを確かめるために何度も曲げ伸ばしする必要はありません。普段の動作を少し工夫することから始めましょう。

医療機関で確認が必要な状態を除いたうえで、膝だけでなく股関節や足首の動き、立ち座りの癖、歩き方なども含めて身体の負担を考えたい方は、旗の台整体院へお気軽にご相談ください。


院長:飯田

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