
院長:飯田お気軽にご相談ください!
こんにちは、旗の台整体院の飯田です。腰からお尻、太ももにかけて走る痛みやしびれに悩まされていませんか。朝起きた時は大丈夫でも、仕事中に座っていると徐々に痛みが強くなってきたり、重いものを持った瞬間にビリッと電気が走るような感覚を経験された方も多いのではないでしょうか。


坐骨神経痛は適切に対処すれば改善できる症状ですが、日常生活の中で無意識にやってしまっている行動が、実は痛みを悪化させている可能性があります。病院で痛み止めをもらっても一時的にしか楽にならない、整体に通っても なかなか良くならないという方は、もしかするとこれからお伝えする行動を続けてしまっているのかもしれません。


坐骨神経痛で来院される方の多くが、知らず知らずのうちに症状を悪化させる習慣を持っていることに驚かれます。まずは何がNGなのかを知ることが改善への第一歩です
デスクワークで一日中座りっぱなし、あるいは立ち仕事で同じ姿勢を続けることは、坐骨神経痛を悪化させる最も多い原因のひとつです。同じ姿勢を続けると、特定の筋肉だけが緊張し続け、血流が悪くなります。すると神経への酸素供給が不足し、痛みやしびれが強くなってしまうのです。
特にデスクワークの方は、気づくと2時間も3時間も座り続けていることがありますよね。椅子に座った状態は、立っている時よりも腰椎への負担が1.4倍も大きくなるというデータもあります。座っている時間が長いほど、椎間板や周囲の組織への圧迫が続き、坐骨神経への刺激も増していきます。
理想的なのは30分から1時間に一度は立ち上がって、軽く体を動かすことです。トイレに行く、お茶を入れに行く、ちょっと伸びをするだけでも構いません。血流を促し、筋肉の緊張をリセットすることで、痛みの悪化を防ぐことができます。
買い物袋や段ボール、お子さんを抱っこする時など、日常生活で重いものを持つ機会は意外と多いものです。この時に膝を伸ばして、腰を曲げて持ち上げる動作をしていませんか。前かがみで膝を突っ張らせて、重いものを持ち上げる動作は、腰椎と椎間板に過度な負担をかけ、坐骨神経痛を一気に悪化させる危険な行動です。
腰を曲げて物を持つと、腰椎にかかる負荷は体重の数倍にもなります。すでに坐骨神経痛がある状態でこの動作を繰り返すと、椎間板ヘルニアを悪化させたり、梨状筋の緊張を強めたりして、症状がさらにひどくなってしまいます。
正しい持ち方は、膝を曲げてしゃがみ、荷物を体に近づけてから、膝の力で立ち上がる方法です。腰ではなく足の筋肉を使うことで、腰椎への負担を大幅に減らせます。どうしても重いものを持たなければならない時は、この方法を必ず意識してください。また可能であれば、重いものは分割して運ぶか、誰かに手伝ってもらうことをお勧めします。


坐骨神経痛を改善したいと思って、ネットや本で見た体操やストレッチを自己流で試す方がいらっしゃいます。適切な運動は確かに効果的ですが、痛みが強い急性期に無理に体を動かしたり、間違った方法でストレッチをすると、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。
特に気をつけたいのが、痛みを我慢しながら無理に前屈をしたり、急激に体をひねる動作です。これらは神経をさらに刺激し、炎症を悪化させる可能性があります。また、ジョギングやテニス、ゴルフなど、腰に負担がかかるスポーツも、症状が落ち着くまでは控えた方が賢明です。
運動やストレッチは、あなたの症状や原因に合わせて適切な方法で行うことが何より大切です。当院では検査結果に基づいて、お一人お一人に合った体操やストレッチをお伝えしています。自己判断で無理をせず、専門家のアドバイスを受けながら進めることをお勧めします。
冷えは血行不良を招き、筋肉を硬くします。これが坐骨神経痛の症状を悪化させる大きな要因になります。夏場の冷房の効きすぎた部屋に長時間いたり、冬でも薄着で過ごしたりしていませんか。また、冷たい飲み物ばかり飲む習慣も、体を内側から冷やしてしまいます。
腰やお尻周りが冷えると、血流が悪くなって筋肉が硬直し、神経への圧迫が強まります。特に梨状筋症候群による坐骨神経痛の場合、冷えによる筋肉の緊張が直接的に症状を悪化させます。できるだけ腰回りを温かく保つように心がけましょう。


お風呂はシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かって体を温めることが大切です。就寝時も腰やお尻が冷えないように、寝具を工夫したり、必要に応じて腹巻きなどを使うのも効果的です。温めることで血流が改善し、痛みが和らぐことも多いですよ。
一日の疲れを癒やす睡眠ですが、寝具の選び方を間違えると坐骨神経痛を悪化させてしまいます。柔らかすぎるマットレスや布団は、腰が沈み込んで不自然な姿勢になり、腰椎に負担をかけ続けることになります。朝起きた時に腰が痛い、体が重いと感じる方は、寝具が合っていない可能性があります。
理想的なのは、適度な硬さがあって体圧を分散してくれるマットレスです。仰向けに寝た時に、背骨が自然なS字カーブを保てる硬さが良いとされています。また枕の高さも重要で、高すぎても低すぎても首から腰にかけてのバランスが崩れてしまいます。
寝る姿勢も工夫してみましょう。痛みが強い側を上にして横向きに寝て、両膝の間にクッションや抱き枕を挟むと、腰への負担が軽減されて楽に眠れることがあります。仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションを入れると腰椎のカーブが緩やかになって、痛みが和らぐ方もいらっしゃいます。
「このくらいの痛みなら大丈夫」「仕事を休めないから」と、痛みを我慢して無理を続けていませんか。坐骨神経痛は放置すると慢性化しやすく、症状が進行すると歩行困難や排泄障害など、深刻な状態に至ることもある症状です。痛みは体からの大切なサインですから、それを無視して頑張り続けることは、症状をさらに悪化させる危険な行動と言えます。
特に働き盛りの方や、家事育児で休めない方は、自分の体の声を後回しにしてしまいがちです。でも考えてみてください。今無理を続けて症状が悪化し、将来的に手術が必要になったり、長期間仕事を休まなければならなくなる方が、よほど大変ではないでしょうか。
痛みが出たら、まずは適切な休息をとること。そして専門家に相談して、原因をきちんと把握し、正しい対処法を知ることが重要です。当院には、病院で手術を勧められたけれど、施術で改善して手術を避けられたという方も多くいらっしゃいます。早めの対処が、早期回復への近道です。
意外に思われるかもしれませんが、喫煙と過度の飲酒も坐骨神経痛を悪化させる要因になります。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪化させます。これにより椎間板への栄養供給が減少し、椎間板の変性が進みやすくなるのです。
またアルコールの過剰摂取も、炎症を促進させたり、睡眠の質を低下させたりして、体の回復力を弱めてしまいます。適度な飲酒はリラックス効果がありますが、毎日大量に飲むことは避けた方が良いでしょう。


体の回復力を高めるためには、禁煙することが理想的です。またお酒も適量を心がけ、休肝日を設けるなど、体をいたわる生活習慣を意識してみてください。
ここまで、坐骨神経痛で避けるべき行動についてお伝えしてきました。でも実際には、仕事の都合で座り続けなければならなかったり、育児で重いものを持たざるを得なかったりと、完全に避けることが難しい場合もありますよね。
当院では、姿勢分析や自律神経測定など5種類以上の検査であなたの体の状態を詳しく把握し、坐骨神経痛の根本原因を明らかにします。そして原因に合わせたオーダーメイドの施術で、症状の改善をサポートしています。
全身のバランスを整え、血流と神経伝達という体の機能そのものを高めることで、坐骨神経痛と非常に相性の良い施術ができるのです。実際に当院では、長年の坐骨神経痛が劇的に改善したケースも数多く見られます。また日常生活での正しい姿勢や動作、あなたに合った体操やストレッチもお伝えし、再発予防までしっかりとサポートしています。


施術歴15年以上の経験豊富な施術者が、初回の検査から毎回の施術まで責任を持って担当しますので、安心してお任せください。坐骨神経痛は放置すると慢性化しやすく、メンタル面にも影響を及ぼすことがある症状です。一人で悩んで我慢を続けるのではなく、早めに専門家に相談することをお勧めします。
あなたも痛みから解放されて、以前のように歩いたり、仕事に集中したり、友人との旅行を楽しんだりできる日常を取り戻しませんか。私たちはあなたの「こうなりたい」を全力でサポートします。いつでもお気軽にご連絡ください。


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