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坐骨神経痛に漢方は効く?効果と限界を知って賢く選ぶ

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こんにちは、旗の台整体院の飯田直毅です。腰からお尻、太ももにかけての痛みやしびれにお悩みで、漢方薬を試してみようかとお考えではありませんか?病院で痛み止めを処方されても一時しのぎにしかならず、できれば体に優しい方法で根本から良くしたいと思われるのは自然なことですよね。

当院にも坐骨神経痛でお困りの方が多く来院されますが、その中には漢方薬を試したことがある方、今も併用されている方が少なくありません。実際に漢方薬で楽になったという声もあれば、あまり変化を感じられなかったという方もいらっしゃいます。

院長:飯田

坐骨神経痛に漢方を試したいけど本当に効くのか不安、そんな方のために漢方の効果と限界を正直にお伝えします

目次

坐骨神経痛に漢方薬が注目される理由

坐骨神経痛でお悩みの方が漢方薬に興味を持たれるのには、いくつかの理由があります。まず、西洋医学の痛み止めは確かに痛みを抑えてくれますが、根本的な解決にはならず、効果も数時間で切れてしまいます。長期間使用すると効きにくくなることや、胃腸障害などの副作用のリスクもあり、このまま飲み続けていいのだろうかと不安になる方が多いのです。

一方で漢方薬は、体質そのものを改善することで症状を和らげるというアプローチをとります。血行を良くしたり、冷えを改善したり、体の巡りを整えることで、痛みやしびれが起きにくい体づくりを目指すのが漢方の考え方です。副作用も比較的少なく、自然由来の成分であることから、体に優しい選択肢として選ばれる方が増えています。

また、坐骨神経痛の原因は一つではなく、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など様々です。こうした複数の要因が複雑に絡み合っている状態に対して、体全体のバランスを整える漢方のアプローチが合うのではないかと期待されるのも理解できます。

坐骨神経痛によく使われる漢方薬とその特徴

実際に坐骨神経痛に対して処方されることが多い漢方薬には、いくつかの種類があります。代表的なものとしては、疎経活血湯、芍薬甘草湯、八味地黄丸、牛車腎気丸、五積散などが挙げられます。それぞれ体質や症状によって使い分けられるのが漢方の特徴です。

疎経活血湯は血行を促進し、しびれや痛みを和らげる効果が期待される処方で、慢性的な坐骨神経痛に用いられることが多いです。芍薬甘草湯は筋肉の痙攣を和らげる作用があり、急な痛みやこむら返りのような症状に即効性が期待できます。八味地黄丸や牛車腎気丸は、特に中高年の方で下半身の冷えやしびれを伴う場合に選ばれることが多く、腎の働きを補うことで症状改善を目指します。

ただし、漢方薬は体質に合ったものを選ぶことが非常に重要で、同じ坐骨神経痛でも人によって適した処方が異なります。ドラッグストアで手軽に購入できるものもありますが、できれば漢方に詳しい医師や薬剤師に相談して、自分の体質や症状に合ったものを選ぶことをお勧めします。

漢方薬の入手方法

漢方薬は病院で処方してもらうこともできますし、ドラッグストアや薬局で市販のものを購入することもできます。病院で処方される場合は保険が適用されるため費用負担が少なく、医師が体質を見極めて処方してくれる安心感があります。一方、市販の漢方薬は手軽に購入できますが、自分に合ったものを選ぶのが難しく、効果を感じられないこともあります。

ツムラやクラシエなどの大手メーカーからは、番号で管理された医療用漢方製剤が多数販売されており、疎経活血湯はツムラ53番、芍薬甘草湯はツムラ68番といった具合に番号で呼ばれることもあります。こうした情報を事前に知っておくと、医師や薬剤師とのコミュニケーションもスムーズになるでしょう。

漢方薬の効果を実感するまでの期間と注意点

漢方薬を飲み始めてから効果を実感するまでには、ある程度の時間がかかることを理解しておく必要があります。急性の痛みに対して即効性が期待できる芍薬甘草湯のような処方もありますが、多くの漢方薬は体質改善を目的としているため、効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることも珍しくありません。

また、漢方薬にも副作用や注意すべき点があります。例えば芍薬甘草湯を長期間服用すると、偽アルドステロン症という副作用が起こる可能性があり、むくみや血圧上昇などの症状が現れることがあります。他の薬との飲み合わせにも注意が必要で、特に西洋薬と併用する場合は必ず医師や薬剤師に相談してください。

漢方薬は自然由来だから安全と思われがちですが、体質に合わないものを飲み続けると、かえって体調を崩すこともあります。飲み始めてから体に変化があった場合は、自己判断で続けずに専門家に相談することが大切です。

漢方薬だけでは改善しない坐骨神経痛の本当の原因

ここまで漢方薬について説明してきましたが、正直にお伝えすると、漢方薬だけで坐骨神経痛が根本から改善するケースは決して多くありません。なぜなら、坐骨神経痛の多くは、姿勢の問題や体の使い方のクセ、筋力の低下、関節の可動域の制限など、体の構造的な問題が関わっているからです。

当院で坐骨神経痛の方を検査してみると、立ち方や歩き方にクセがあったり、足のアーチが崩れていたり、骨盤や背骨の動きが悪くなっていることがほとんどです。こうした問題は、漢方薬で血行を良くしたり冷えを改善するだけでは解決しません。体の使い方そのものを見直し、神経への圧迫や負担を減らしていく必要があるのです。

病院の画像検査で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄が見つかることもありますが、実はそれが必ずしも痛みの原因になっているとは限りません。手術でヘルニアを取り除いても痛みが残る方がいるのはそのためです。大切なのは、あなたの坐骨神経痛が何によって引き起こされているのかを正確に把握することです。

整体と漢方を組み合わせる選択肢

漢方薬と整体を併用することで、より効果的に坐骨神経痛を改善できる可能性があります。漢方薬で体の内側から血行や冷え、体質を整えながら、整体で体の構造的な問題にアプローチすることで、相乗効果が期待できるのです。

当院では、症状のある部位だけでなく全身の動きと連動性を検査し、血流や神経伝達という体の機能そのものを高める施術を行っています。脳にアプローチする優しい刺激により、体が本来持っている治る力を引き出すことで、漢方薬だけでは届かなかった根本的な改善を目指すことができます。

坐骨神経痛を本気で改善したいあなたへ

坐骨神経痛でお悩みの方は、痛みから一刻も早く逃れたいと思われるでしょうし、体に優しい方法を選びたいというお気持ちもよくわかります。漢方薬はその選択肢の一つとして有効ですが、それだけに頼るのではなく、体全体を見直すことも大切です。

当院には、病院で手術を勧められた方、漢方薬を試したけれど改善しなかった方、痛み止めを飲み続けることに不安を感じている方など、様々な経緯で来院される方がいらっしゃいます。そして多くの方が、原因に合わせた施術により、痛みのない生活を取り戻されています。

坐骨神経痛は放置すると慢性化しやすく、日常生活にも大きな支障をきたします。外出を避けるようになったり、人と会う機会が減ると、精神的にも落ち込んでしまうこともあります。早めの対処が肝心ですので、一人で悩まず、まずは私たちにご相談ください。

あなたの坐骨神経痛の本当の原因を明らかにして、漢方薬との付き合い方も含めた最善の改善計画を一緒に立てていきましょう。15年以上の施術経験を持つ私たちが、初回検査から毎回の施術まで責任を持って担当いたしますので、どうぞ安心してお越しください。

品川区旗の台にある当院までお越しになるのが難しい方へ

遠方にお住まいなどの理由で当院にお越しになるのが難しい場合は、こちらのページもご覧になってみてください。


院長:飯田

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住所
東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
電話番号
03-3788-1033
定休日
なし
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