妊娠中のケア

妊娠中のケア・マタニティ整体とは

妊娠中のケアとは、妊婦さんとおなかの赤ちゃんの健康を守るために行う総合的なサポートのことです。身体面では栄養バランスの取れた食事、適度な運動、十分な休息などが含まれます。

また、精神面では不安やストレスを軽減するためのリラクゼーションや心のケアも重要な要素です。妊娠期間を通じて母体と胎児の健康状態を定期的に確認し、必要に応じて適切な対応を行うことで、安全な出産と産後の健康な生活につなげることを目的としています。

日本では年間約80万人の女性が妊娠し、出産を経験しています。厚生労働省の調査によると、約95%の妊婦さんが何らかの身体的不調を経験するとされており、適切なケアの必要性が高いことがわかります。

当院でも妊娠中に安全に受けられるマタニティ整体を行っており、妊娠前から通われていた方がそのまま妊娠中のケアを受けられたり、妊活で通われていた方が妊娠し、無事に妊娠を継続して出産を迎えるためのサポートとして施術を受けられることが多いです。

また、妊娠するまでは特に不調がなかった方や、他の整体に通っていたけど、妊婦は無理だと断られたという方にご相談いただき、当院で施術をさせて頂くこともあります。

初めての妊娠の方は、まだお腹が大きくなっていなくて妊娠した実感も少ないのに、ひどいつわりがあったり、お腹が大きくなってくると腰が痛い、肩がこるなど今までなかった身体の変化に戸惑いや不安があって当然だと思います。

2人目、3人目の方も、上の子の育児もしながらの妊娠は別の大変さがありますし、年齢を重ねたことでの違いを感じることもあるかもしれません。

妊婦検診を受けていても、妊娠高血圧や妊娠糖尿病、切迫早産など妊娠中のトラブルのことを聞くと、自分は本当に大丈夫だろうか？体重の増え方や栄養状態は大丈夫だろうか？と心配にもなりますし、周りに話を聞いてもらう相手が少ないと、孤独を感じたり、精神的にも辛くなってしまいます。

妊娠中の不調の原因

開院以来、当院には妊娠中の心身の不調でお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、妊娠中の不調の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

妊娠中の不調には、次のような原因が挙げられます。

妊娠中の不調は、このような複数の要因が複雑に絡み合って起こります。

複数の原因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超え続けることで、様々な症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

妊娠中の不調でお悩みだったり、特に不調は感じないけど、体調を維持したまま過ごして、母子ともにいい状態で出産を迎えたいとお思いでしたら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院に、ぜひお任せください。

一般的なケアとはここが違います

妊娠中のケアとして、次のような対応が一般的です。

バランスの取れた食事

つわりがひどい時期は食事制限が難しく、理想的な栄養バランスを保つことが困難です。また、過度な体重管理への意識が精神的ストレスになることもあります。

適度な運動

妊娠の状態や体調によっては運動が制限されることがあり、どの程度の運動が適切かの判断が難しい場合があります。不適切な運動は逆に体調を悪化させるリスクもあります。

口腔ケア

つわりの時期は歯磨きが困難になることがあります。また、妊娠中は治療内容に制限があり、十分な歯科治療を受けられないケースもあります。

妊娠中の不調を改善するために

まずはあなたのお話をじっくりと聴かせていただき、不調の原因を各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に楽になったと感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、全身のバランスや自律神経の働きを含めて検査し、血流、神経伝達という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、食事や運動など生活習慣の改善も一緒に進めていきます。その上で妊娠中から出産、産後の生活までを見通して、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、妊娠中のケアを得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

妊娠中のケアには、全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

妊娠初期から心身のケアを続けることで、不安を最小限に抑えてトラブルを予防しつつ、お腹に赤ちゃんがいる幸せを感じながら、かけがえのない妊娠中を過ごすことができます。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

妊娠中のケア・マタニティ整体のQ＆A

妊娠中の不調は自然に治りますか？

多くの妊娠に伴う不調は時期が過ぎると自然に改善しますが、個人差があります。当院では妊婦さんの体調に合わせた施術で不調を和らげ、自然治癒力を高めるサポートを行っています。症状が長引く場合は早めにご相談ください。

妊娠中にやってはいけないことは？

過度な運動や同じ姿勢の維持は避けるべきです。当院では妊娠中の身体に負担をかけない姿勢や動作を個別にアドバイスしています。また、施術前には必ず産婦人科医の許可やご家族の同意を確認し、安全性を最優先にしたケアを提供しています。

つわりを軽減する効果的な方法はありますか？

つわりは、そもそもある人とない人がいて、ある人の場合も、どの食べ物や飲み物、においが受け付けないのか、気持ち悪さや吐き気の程度もかなり個人差があります。ですので一概に軽減する方法とは言えませんが、つわりと戦おうとせず、そういう時期なんだと受け入れて、できないことはできない、できることだけしようという割り切りは有効です。施術では、血流をよくして呼吸をしやすくし、酸素をたくさん取り組めるようにして症状緩和を促しています。

妊娠中の腰痛はどうケアすればいいですか？

多くの場合、大きくなってきたお腹が前方に突き出して、骨盤が前傾することで腰が反り、腰の筋肉が緊張して血流が悪くなって腰痛が出ています。短期間のうちに身体のバランスが変わるので、すぐに適応できないのは普通ですので、痛みがあるということは、身体の使い方に改善の余地があると受け取りましょう。呼吸に合わせて、骨盤を前後左右にゆったり動かして、腰の筋肉を伸び縮みさせることで緊張は緩み、血流も回復します。施術でもみなさん楽になっていますので、ぜひご相談ください。

妊娠中の体重増加はどのくらいが適切ですか？

妊娠前のBMIによって異なります。日本産婦人科学会の指針では、やせ型（BMI18.5未満）は12～15kg、普通体重（BMI18.5～25.0未満）は10～13kg、肥満（BMI25.0以上）は個別対応が推奨されています。妊婦検診で医師からのアドバイスがありますので、心配なことがあれば相談しましょう。

妊娠中のストレスは赤ちゃんに影響しますか？

過度なストレスは母子ともに影響があります。避けられるものは避けるとして、そうでないものも注意を向けると自分の脳内で存在感が増してしまいますので、なるべく受け流す方がいいです。経験上、メンタル的にストレスを何とかしようとするとうまくいかないことが多く、とりあえずおいしいものを食べる、身体を動かす、気の置けない人と雑談するなど、別の行動で気を紛らわせた方がストレスから意識をそらし、楽になることが多いです。整体の施術もストレス軽減には有効です。

妊娠中の不調に悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術は、身体に負担のないやさしい刺激で行うため、妊娠中でも安全に受けて頂くことができます。

妊娠中の不調は不安を増幅し、メンタルも不調に至りやすく、赤ちゃんの発育、成長にも関わることがあるため、早めの対応が肝心です。改善まで責任をもって施術を行いますので、一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。

一人目の産後から、二人目の妊娠中、産後もお世話になっています

妊娠中も施術を受けさせて頂き、その都度相談できて心強かったです