副鼻腔炎

副鼻腔炎とは

副鼻腔炎は「蓄膿症」とも呼ばれ、鼻の周囲にある空洞（副鼻腔）に炎症が起こる病気です。風邪のウイルスや細菌、アレルギーなどが原因で、副鼻腔の粘膜が腫れたり、ドロドロした鼻水や膿が溜まったりします。症状が4週間以内の場合は「急性副鼻腔炎」、3ヶ月以上続く場合は「慢性副鼻腔炎」と診断されます。

副鼻腔炎に悩む方は日本全国で100万人から200万人いると推定されています。このうち鼻茸などの症状がある慢性副鼻腔炎の患者さんは約20万人とされており、毎年多くの方がこの症状で苦しんでいることがわかります。

当院にも、鼻づまりや嗅覚障害で仕事に支障をきたしている方や、慢性的な頭痛に悩まされている方が多く来院されています。初期の段階で適切な対処をすることで、症状の悪化を防ぐことができます。

副鼻腔炎を適切に治療せずに放置すると、深刻な問題が生じる可能性があります。副鼻腔炎の約30%は慢性化してしまい、ちょっとした体調不良や疲れで症状が現れやすくなります。一度慢性化すると、完全な治癒が困難になり、生涯にわたって治療が必要になる場合もあります。

さらに合併症として中耳炎を併発しやすくなり、炎症が目の神経に及ぶと視力低下や失明のリスクがあります。まれに脳の神経に炎症が広がると、神経障害や麻痺、脳膿瘍、髄膜炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

日常生活への深刻な影響から、外出を控えるようになったり、人との関わりを避けるようになったりして、生活の質が著しく低下することも少なくありません。

副鼻腔炎の原因

開院以来、当院には副鼻腔炎でお困りの方が多数来院されています。

これまでの検査結果、施術経験からはっきりと言えるのは、副鼻腔炎の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

副鼻腔炎の原因として、次のようなものが挙げられます。

副鼻腔炎はこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の要因が積み重なり、身体の持つ治癒力の限界を超えることで、副鼻腔炎の症状が現れることになります。

お一人お一人の原因が異なるからこそ、改善のためには詳しい状況の把握と検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦めるのは早いです。一人で抱え込まず、副鼻腔炎の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

副鼻腔炎に対して、病院では次のような治療が一般的です。

薬物療法

長期間の抗生物質服用が必要で、副作用のリスクがあります。また、耐性菌の問題や胃腸への負担も考慮する必要があります。

局所療法（鼻処置・ネブライザー）

定期的な通院が必要で、一時的な効果に留まることが多く、根本的な改善には至らない場合があります。

手術療法

入院や全身麻酔のリスクがあり、術後の痛みや回復期間が必要です。また、再発の可能性も完全には否定できません。

副鼻腔炎を改善するために

まずはお話をじっくりお聴きして、あなたの副鼻腔炎の原因を、各種検査を通して明らかにしていきます。原因を取り違えていると、一時的に改善を感じたとしても、根本的な解決にはならないからです。

当院は、症状のある鼻や副鼻腔だけでなく、全身の自律神経バランスや血流、免疫機能という体の機能そのものを高める施術をします。

そして体が楽になり、心にも余裕ができたところで、生活習慣改善と脳の働きの改善を一緒に進めていくことで、生涯通しての生活の質の向上と、あなたの「こうなりたい」の実現を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術経験を持ち、副鼻腔炎の改善を得意とする施術者が、初回検査から毎回の施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

副鼻腔炎の改善には、症状のある部位だけでなく全身を広く視て、過去の経過から未来の姿まで、長期的に捉える視点が重要です。

だからこそ、身体の細かい変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は初回の検査から毎回の施術まで、専属の施術者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。どうぞ安心して、私たちにお任せください。

副鼻腔炎に関するQ&A

副鼻腔炎は自然に治りますか？

軽度の急性副鼻腔炎であれば、適切な生活習慣と体調管理により自然治癒することもありますが、慢性化した場合は専門的なアプローチが必要です。当院では身体全体のバランスを整えることで、自然治癒力を高める施術を行っています。

副鼻腔炎の人がやってはいけないことは？

鼻を強くかむ、冷たい飲み物の過剰摂取、睡眠不足、過度なストレス、喫煙などは症状を悪化させます。また、エアコンによる急激な温度変化も避けるべきです。当院では生活指導も含めて総合的にサポートいたします。

副鼻腔炎はどの診療科を受診すべきですか？

まずは耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。症状によっては内科や小児科でも診てもらえますが、専門的な検査や治療には耳鼻咽喉科が適しています。当院では整体的アプローチで根本改善を目指します。

ストレスは副鼻腔炎と関係がありますか？

ストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫力低下や血流悪化を引き起こします。これが副鼻腔炎の慢性化や再発の要因となります。当院では身体の緊張をほぐし、ストレス耐性を高める施術を提供しています。

完治までにどのくらいの期間がかかりますか？

症状の程度や慢性化の期間により個人差がありますが、多くの方は2-3ヶ月で改善を実感されます。当院では一人ひとりの状態に合わせた施術プランを作成し、最短での改善を目指します。

副鼻腔炎に苦しめられていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

全身バランスと自律神経を整える当院の施術と副鼻腔炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

副鼻腔炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早く、楽に過ごせるようになります。知識と経験のある私たちに、ぜひお任せください。