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【起立性調節障害】高1の夏休み明けから悪化し不登校に
起立性調節障害で来院された女性(10代/高校生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
朝目覚めても頭痛や耳鳴り、手足の冷え、しびれがあり、起きて活動するのに数時間かかる。中2で症状が出始め、高1の夏休み明けから特にひどく、現在は不登校になっている。
来院に至るまでの経緯
中2の頃から朝の頭痛や耳鳴りが出始めたが、まだ学校には通えて、小学生から続けているバレエもできていた。その後徐々に悪化して、特に夏場に調子が悪くなり、中3の夏休み明けには学校で倒れてしまったことも。
高1になっても夏休み中から調子が悪化し、2学期が始まって遅刻、早退、欠席を繰り返し、この2週間は全く学校に行けていない。元々緊張しやすい性格で、人間関係の悩みもあったため、心療内科を受診して漢方薬を処方されるが、効果が感じられず、インターネットで検索して当院に来院。
検査と所見
カウンセリングと検査による見立ては以下の通り
- 右前重心、腹圧低下
- 右首~肩、右腰~大腿外側の筋緊張
- 胸椎の可動性低下
- 横隔膜緊張による浅い呼吸
- 自律神経測定68点
交感神経↓副交感神経〇疲労度↑ストレス抵抗力↓
元々聴覚過敏など感覚が繊細なところがあり、人間関係のストレスから自律神経の交感神経優位で過ごす時間が長くなったことで、より感覚過敏になり、処理能力以上の刺激を受け続けている状況。
一方で休憩や睡眠時にも交感神経のスイッチが切れず、浅い睡眠と胃腸の機能低下により、十分な回復と栄養の吸収ができずに不調が慢性化していったと推察。
施術内容と経過
身体の緊張と神経の興奮を抑えて、睡眠の質を上げることに重点を置いた。

- 初回~5回目/週2回ペース
-
初回のカウンセリング中から徐々に緊張がほぐれ、施術中も久しぶりに深いリラックスを感じられる。当日夜から以前よりよく眠れるようになってくる。
2回目施術の後は久しぶりに2限から登校して一日授業を受けられた。姿勢と呼吸のポイントをお伝えし、気づいたときに実践して頂く。
調子のいい日が徐々に増えてきて、4回目施術後は定期テストを全部受けることができた。
- 6回目~8回目/週1回ペース
-
引き続きよく眠れることで胃腸機能も回復し、朝ごはんからしっかり食べられるようになる。
朝起きたときの頭痛や耳鳴り、冷え、しびれといった症状はなくなり、学校に休まず1限から通えるようになった。
院長からのコメント

元気に学校に通えるようになって、よかったです
「学校に行けない」ということは同じでも、その原因や背景はお子さん一人ひとり違いますし、性格や個性、人との距離感や感受性なども違いますので、人対人としてお子さんやご家族を尊重することをまずは大切にしています。
その上で、これまでのことと、今の状態を整理して、これからどうしていくかの筋道を立てるお手伝い、そして施術によって身体が治ろうとする力をサポートしていきます。
心療内科や漢方、小児科での投薬治療でも足りなかった部分を整体で補える場合は、Sさんのように短期間でぐっと改善が進む場合もありますので、お悩みの場合はぜひご相談ください。
起立性調節障害でお悩みなら…
起立性調節障害について解説しているこちらのページもお読みください。


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