【腰痛】寝返りで腰が痛く、眠りが浅い

腰痛、睡眠障害で来院された女性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

慢性的な腰痛持ちで、この1か月酷く、寝返りで痛いので睡眠の質が悪いのを改善したい。

来院に至るまでの経緯

20年来の腰痛で、6年前にはMRIで椎間板ヘルニアの診断。 整体や整骨院も何か所か通い、痛みがひどいときは痛み止めなどで過ごしてきた。

1か月前に仕事内容が変わってデスクワークが増え、腰痛も悪化。 夜眠る際も寝返りのたびに痛みで眼が覚めたりして眠りが浅い。日中も集中できず、疲労感も強くなり、当院に通う友人の紹介で来院。

検査と所見

カウンセリングと検査による見立ては以下の通り

椎間板ヘルニアなどを起因として、痛みを避けるために左重心になったものが、そのまま身体のクセとして定着し、同じ場所に負担が掛かり続けたと推察。

アゴの緊張、仰向けで腰が浮いてしまうことなどから、自律神経が交感神経優位に偏り、休憩や睡眠時も十分リラックスできず、身体のコリや痛み、疲労につながったと考えられる。

施術内容と経過

全身の緊張緩和と、重心バランス改善、腰椎、骨盤の可動性向上に重点を置いた。

初回～16回目/週に1回ペース

初回施術後から全体的に身体が軽くなるが、くしゃみ、寝返りでの痛みが残る。

3回目施術後から寝返りでの痛みはなくなり、朝まで眠れるようになる。朝起きた時に体が硬く感じるが、ストレッチで緩めてから活動する習慣がつく。

その後多少調子の波はありながらも痛みが続くことはなく、睡眠の質も良好。仕事の合間の体操や姿勢の意識もしつつ過ごせている。

17回目～22回目/2週に1回ペース

腰痛はなく、睡眠の質も良好で、日中も以前より楽に過ごせている。

23回目～/月に1回ペース

体調維持と腰痛予防のため、メンテナンス通院を継続中。

院長からのコメント

ご来院当初は、椎間板ヘルニアの診断も強く意識されて、長年の腰痛が治ることはないと思われていて、少しでも楽になって眠れるようになれればとのことでした。

施術をはじめて徐々に改善し、身体が楽になるのを実感されて、本当に治るかもと意識が変わったことが、セルフケアを継続するモチベーションになり、いい結果につながった面もあると思います。

長年の症状で諦めている方が、驚くほど改善するケースは珍しくありませんので、お困りの方はぜひご相談いただければと思います。

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