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夜になると動悸がするのはなぜ?布団に入るのが怖くなる前に

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こんにちは。旗の台整体院、院長の飯田直毅です。今回は、夜になると胸がバクバクしてなかなか眠れない、という悩みについてお話しします。

「布団に入るたびにドキドキして、朝までぐっすり眠れた記憶がない」そんな夜が続いていませんか。自律神経の乱れが夜間の動悸に深くかかわっていることは、当院に来られる方のなかでも非常に多いパターンです。

病院で心電図を撮っても「異常なし」と言われた経験がある方、きっと少なくないと思います。それでも毎晩つらい。そのギャップが不安をさらに大きくしてしまうんですよね。

この記事では、なぜ夜になると動悸が起きやすいのか、横になるだけで心拍数が上がるメカニズム、そして今夜からすぐに試せる対処法まで、一緒に整理していきましょう。

院長:飯田

当院にも「病院では異常ないと言われたのに、毎晩バクバクして眠れない」という方が本当に多く来られます。その多くに共通しているのが自律神経のアンバランスで、適切にアプローチすると驚くほど早く楽になる方が多いんですよね

目次

夜になると動悸が起きやすい理由

昼間は忙しくて気にならなかったのに、家に帰って横になったとたん胸がバクバクしてきた、という経験はありませんか。実はこれ、偶然ではなく、身体のしくみからきちんと説明できることなんです。

私たちの身体には「交感神経」と「副交感神経」という2つの自律神経があります。日中は活動モードの交感神経が優位になり、夜は休息モードの副交感神経へ切り替わります。この切り替えがスムーズにいかないとき、身体はまだ興奮状態のままなのに横になろうとするため、心拍数がうまく落ち着かなくなります。

慢性的なストレスや過労、睡眠不足が続いている状態では、この自律神経のスイッチが壊れかけた照明のようにチカチカと不安定になります。その結果、本来ゆっくり落ち着いていくはずの夜に、心臓だけがまだフル稼働しているような状態が生まれます。

横になると心拍が上がるのはなぜか

立っているときと横になっているときでは、心臓への血液の戻り方がまったく変わります。横になると重力の影響がなくなるぶん、足や下半身に溜まっていた血液が一気に心臓へ流れ込み、心臓が急に多くの血液を処理しなければならなくなります。

健康な状態であればすぐに適応できるのですが、自律神経が乱れているときはこの急な変化への対応が遅れ、心拍数が不規則に増えたり、ドクンと強く打つ感覚が出やすくなります。「ベッドに入ったとたんバクバクする」という訴えが多いのは、まさにこの生理的な変化が関係しているのです。

夜の静けさが不安を増幅させる

日中は仕事や家事で意識が外に向いていますが、夜の静かな時間には自分の身体の感覚がクローズアップされます。普段なら気にならない程度の心拍の変動も、布団の中では鮮明に感じ取ってしまいます。

そして「また始まった」「今夜も眠れないかも」という予期不安が生まれ、その不安そのものが交感神経をさらに刺激して動悸を強くする、という悪循環に入っていきます。これが毎晩繰り返されると、「布団に入ること自体が怖い」という状態にまでなってしまうこともあります。

こんな人が夜の動悸で悩みやすい

どんな生活パターンやストレス状態のときに夜間の動悸が出やすいのか、当院に来られる方のケースをもとに整理してみます。自分に当てはまるものはありますか?

  • 仕事や育児でストレスが慢性化しており、心身が常に緊張している
  • 夜遅くまで仕事をして、帰宅後すぐに就寝しようとする習慣がある
  • 寝る直前までスマートフォンやパソコンの画面を見ている
  • コーヒーやエナジードリンクをよく飲む、または夜にアルコールを摂る
  • 病院で検査を受けたが「異常なし」と言われ、原因がわからないままでいる
  • 更年期を迎え、ホルモンバランスの変化を感じている

これらはすべて、自律神経に負担をかける要因です。ひとつひとつは小さく見えても、積み重なると身体への影響はかなり大きくなります。

夜の動悸は「心臓の病気」なのか

夜にバクバクすると、まず「心臓に何か問題があるのでは」と心配になりますよね。これは自然な反応ですし、まず内科や循環器科で診てもらうことは大切なことです。

実際には、夜間の動悸で受診した方の多くが「心臓には異常がない」と診断されます。心電図や血液検査で異常が見つからなかった場合は、自律神経の乱れや精神的なストレスが主な原因であることがほとんどです。「異常がないと言われたのに、なぜこんなにつらいの?」という疑問は当然で、それは異常がないのではなく、今の検査ではわかりにくい機能的な乱れが起きているからと考えると腑に落ちやすいと思います。

ただし、次のような症状が伴う場合は速やかに医療機関を受診してください。胸の強い痛みや圧迫感がある場合、呼吸困難が続く場合、失神しそうになった場合、脈が非常に速い状態が長時間続く場合などは、早めの受診が必要です。

今夜からすぐ試せる対処法

「とにかく今夜どうにかしたい」という方のために、当院でもおすすめしている方法をいくつか紹介します。どれも道具なしで、布団の中でも実践できるものです。

腹式呼吸でゆっくり呼気を長くする

息を吸うときは交感神経が、吐くときは副交感神経が優位になります。これを利用して、吐く時間を吸う時間の倍にする呼吸を意識するだけで、自律神経のバランスをすぐに整える方向へ働きかけることができます。鼻から4秒かけて吸い、口からゆっくり8秒かけて吐く。これを5〜10回繰り返すだけで、心拍が落ち着いてくるのを感じる方が多いです。

寝る1時間前からスマートフォンを手放す

画面から出るブルーライトは、脳に「まだ昼間だ」という信号を送り、眠りを促すメラトニンの分泌を妨げます。また、SNSやニュースを見ることで感情が揺さぶられ、交感神経が活発になります。たった1時間でも画面から離れると、身体の準備が整いやすくなります。

入浴は就寝の1〜2時間前に済ませる

就寝直前の熱いお風呂は交感神経を刺激します。38〜40度くらいのぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かり、就寝の1〜2時間前に上がると、体温が下がるタイミングで自然な眠気が来やすくなります。

「また眠れないかも」という思考を観察する

予期不安がある方にとってこれが一番難しく、でも一番効果的なアプローチです。「また眠れないかも」という考えが浮かんできたとき、それを打ち消そうとするのではなく、「ああ、また不安が来たな」と少し距離を置いて眺めてみる。考えを消そうとすると余計に強くなりますが、ただ観察するだけなら次第に静かになっていきます。

根本から改善するために必要なこと

その場しのぎの対処法で一時的に楽になっても、自律神経の乱れそのものが整っていなければ、またすぐに夜になるたびにバクバクが戻ってきます。根本的に改善するためには、身体の土台から整えていくことが大切です。

背骨と骨盤の動きの悪さが自律神経に影響する

自律神経の多くは、背骨の中を走る脊髄から枝分かれしています。そのため、背骨や骨盤の動きが悪いと、自律神経への信号の伝わり方が乱れやすくなります。長年のデスクワークや姿勢の癖、過去のケガなどが積み重なって歪みが生じると、それが慢性的な自律神経の乱れとして現れることがあります。

当院では、姿勢分析や自律神経測定などの検査を組み合わせて、どこに問題があるかを丁寧に確認した上で施術を進めています。「検査で自律神経の状態が数値で見えた」と驚かれる方も多いです。

生活習慣の見直しと身体の状態を同時に整える

睡眠、食事、運動、ストレス管理。どれかひとつだけを変えても、他が崩れていれば効果は半減します。当院では施術だけでなく、その方の生活背景も踏まえたうえで、何から手をつけるかを一緒に整理していくスタイルをとっています。「何をすればいいかわかった」という手ごたえが持てると、日常での取り組みの質も変わってきます。

夜の動悸に悩む方へ、よくある疑問

当院に来られる前にみなさんが気にされていることを、Q&A形式でまとめました。

よくある疑問考え方の目安
病院で異常なしと言われたが、整体で改善できるの?自律神経の機能的な乱れに対して整体は有効なアプローチです。まず検査で現状を確認してみましょう。
毎晩ではなく、ときどきだけ。それでも診てもらうべき?頻度が低くても、繰り返すようなら早めに対処した方が悪化を防げます。
薬を使わずに改善できる?自律神経の乱れが原因であれば、生活習慣の見直しと整体で改善できるケースが多いです。
更年期と関係ある?ホルモンバランスの変動が自律神経に影響するため、更年期の女性に夜間動悸が多いのは医学的にも確認されています。

毎晩バクバクしていた方が、こんなふうに変わりました

当院にご来院された30代後半の女性の例をお話しします。育児と仕事の両立でストレスが慢性化しており、2〜3週間前から布団に入るたびに心臓がバクバクして眠れない夜が続いていたそうです。内科で心電図を撮っても異常なしと言われ、途方に暮れてご来院されました。

検査をすると、自律神経の測定値が著しく乱れており、姿勢分析でも胸椎(胸の背骨)に強い歪みが見られました。施術を重ねながら呼吸法と就寝前のルーティンを整えていただいたところ、3回目の施術を終えた頃から「布団に入ってもバクバクしない夜が増えてきた」とおっしゃっていただけました。

「こんなに早く変われると思っていなかった」という言葉が、私たちにとっていつも一番うれしいご報告です。

今夜ぐっすり眠れるための第一歩を

夜になるたびに胸がバクバクして、いつしか眠ること自体が怖くなっていく。そんな状況が続いていたとしたら、それはもう「少し疲れているだけ」で済む話ではありません。自律神経は放置するほど乱れが定着しやすく、早めに整えた方が回復も早いです。

「病院では異常ない」「でも毎晩つらい」。このふたつが同時に存在していても、おかしいことではありません。原因があるからこそ症状が出ているわけで、その原因を丁寧に探すことで、必ず改善の糸口は見つかります。一人で抱え込まずに、ぜひ私たちに話してみてください。あなたが「また眠れた」と思える夜を取り戻すために、全力でサポートします。

品川区旗の台にある当院までお越しになるのが難しい方へ

遠方にお住まいなどの理由で当院にお越しになるのが難しい場合は、こちらのページもご覧になってみてください。


院長:飯田

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東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
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