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夕方になると後頭部から首の付け根が重く締めつけられ、鎮痛薬を飲んでもしばらくすると戻ってくる。検査では異常なしと言われたのに頭痛が治らないと、このまま続くのではと不安になる方もいるでしょう。


旗の台整体院の飯田です。この記事では、自律神経の乱れが気になる頭痛が続くときに、先に確認したいこと、長引く背景、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、自律神経失調症の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいことから順にお伝えします。




自律神経の働きは頭痛とも関係しています
午後から頭が重くなり、夕方には輪をはめられたように締めつけられる。そんな日が続いていませんか。家に帰る頃にはぐったりして、夕食の支度さえ億劫になる方もいらっしゃいます。
数々のご相談の中でも多いのが、パソコン作業の多い方の頭全体の重さと、後頭部のこわばりです。ズキズキと脈打つ痛みより、重だるく圧迫される痛みのほうが多い印象があります。
ただ、痛みの出方は人それぞれです。目の奥が疲れる、肩が張る、寝つきが悪いといった体の反応を、頭の重さと一緒に感じる方も少なくありません。
最初にお伝えしておきたいのは、頭痛の中には急いで医療機関へ相談したほうがよいものがあることです。
経験したことのない突然の激しい痛みに加えて、手足のしびれやろれつの回りにくさがある場合は、様子を見ずに救急や医療機関へ相談してください。高熱と首のこわばりを伴う頭痛も同様で、別の問題が隠れていることがあるためです。
50歳を過ぎて初めて出た頭痛や、少しずつ強くなる頭痛も、一度医療機関で確認しておくと安心です。そのうえで、異常なしと言われたのに続く頭痛について、次からお話しします。
異常なしという結果は、安心材料であると同時に、悩みの行き場がなくなる瞬間でもあります。気のせいではなく、体の側に続く理由が重なっていることも多いのです。
長時間のデスクワークで首が前に出ると、首の後ろから後頭部の筋肉は頭の重さを支え続けます。その首肩の緊張が続くと血流が滞りやすく、後頭部から首の付け根の重さとして感じられることがあります。
ここに強いストレスが重なると、交感神経が優位な状態が続き、肩や首の力がさらに抜けにくくなります。自律神経の乱れが関わっているという見方もできます。


睡眠が足りない日は、翌日の筋肉の回復が追いつきません。寝つきの悪さや呼吸が浅い状態が重なると、朝から首肩が固いまま一日が始まります。
頭痛の背景は一つとは限らず、首肩の緊張、睡眠、ストレス、薬の使い方が重なって長引くケースもあります。だからこそ、一つの対策だけでは戻りやすいのです。睡眠と姿勢と薬の使い方を、同じ時期に少しずつ見直していく発想が欠かせません。
週末は少し楽なのに、月曜の夕方にはまた頭が重くなる。そんな波に心当たりはありませんか。
頭痛が続くと、痛みへの不安で肩に力が入り、眠りも浅くなります。すると翌日の首肩がさらに固くなり、また頭痛が出る。この悪循環に入ると、一つの対処だけでは抜け出しにくいものです。
デスクで重さを感じ始めたら、画面から目を離して遠くを眺め、肩を後ろへ大きく回し、息をゆっくり長く吐いてみてください。痛みが強くなる前の段階で試すほうが続けやすいでしょう。
頭痛が続くと、つい手が伸びるのが市販の鎮痛薬です。まず、最近の飲み方を思い返してみてください。
鎮痛薬を飲む回数が月に10日を超えているなら、一度立ち止まりたいところです。薬の使い過ぎによる頭痛という状態があり、かえって頭痛が増えることがあるとされています。
次のような心当たりがあれば、医師や薬剤師に相談してください。
薬の中止や減量は自己判断で行わず、医師や薬剤師の指示を受けてください。薬だけに頼らず、体の側の負担を見直すことも並行して進めたいところです。
家でできることは、特別なものではありません。睡眠、入浴、呼吸の順に、負担の少ないものから進めてみてください。
まずは睡眠です。寝る前のスマホを少し早めに置き、39度から40度のお湯に15分ほど浸かってみてください。首肩の力が抜けやすくなります。
次に、仕事の合間に深呼吸をして、肩甲骨を軽く寄せる動きを数回。痛みが強い日は首を動かさず休むことを優先するのが基本です。反動をつけた動きは、かえって筋肉を緊張させることがあるためです。
痛む部分を強く揉んだり、首を勢いよく回したりするのは控えてください。揉み返しで筋肉が固まり、痛みが強くなるケースもあります。
ストレッチ中にめまいやしびれが出た場合は、すぐにやめて医療機関へ相談しておきましょう。痛みを我慢して続ける必要はありません。
施術の現場でも、モニターに顔が近づいて背中が丸くなっている方がとても多い印象です。ご本人は、その姿勢にほとんど気づいていません。
首が前に出る姿勢が続くと、頭の重さを首肩の筋肉が支え続け、呼吸も浅くなりがちです。正直に言うと、揉んで一時的に軽くなっても、姿勢と呼吸の癖が残ると戻りやすいと感じています。
昼食を急いで食べる、座りっぱなしで水分も取らないといった習慣も、首肩の緊張を強める一因になります。1時間に一度は立ち上がるだけでも、首にかかる負担は変わってきます。
頭痛は、まず医療機関で危険なものがないか確認したうえで、体の使い方を見直す流れが安心です。どちらか一方ではなく、役割を分けて使う考え方です。
医療機関では、頭痛の種類に応じて検査や薬の相談が行われます。整体は医療行為ではなく、検査や薬の代わりにはなりません。状態によって判断が変わるため、詳しくは医師に確認してください。
相談する目安は、異常なしと言われたのに数週間頭痛が続く、薬の回数が増えてきた、といった状態です。旗の台整体院では、首肩の緊張や姿勢、呼吸、生活習慣を確認し、負担を減らす視点でお話を伺います。効果の感じ方には個人差があります。


自律神経の乱れが関わる頭痛は、首肩の緊張、睡眠、ストレス、薬の使い方が重なって長引くことがあります。まず危険なサインを確認し、そのうえで生活と体の状態を段階的に見直していく流れです。
今日は、薬を飲んだ日と痛んだ時間帯をスマホにメモし、寝る前に深呼吸を5回。それだけでも、ご自身の頭痛の傾向がつかめてきます。相談の際にも、そのメモが役に立ちます。
後頭部の重さだけでなく、姿勢や呼吸、生活習慣の癖も含めて確認したい方は、旗の台整体院へお気軽にご相談ください。

