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会議中や電車の中で、何もしていないのに心臓が急にバクバクして落ち着かなくなる。脈を測ると1分間に100回を超えていて、このまま様子を見ていいのか迷う方もいると思います。


旗の台整体院の飯田です。この記事では、自律神経失調症による動悸が続くときに、家で確認できること、無理をしないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお伝えします。
先に全体像を確認したい方は、自律神経失調症の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいところから順にお話しします。




動悸が続くのは、心臓以外に問題がある場合もあります
デスクワーク中や就寝前など、体を動かしていない場面で動悸が出ると戸惑うものです。
特に運動をしたわけでもないのに心拍数が高いままだと、心臓そのものに何か起きているのではと考えてしまいます。会議の最中、電車での移動中、布団に入った直後など、繰り返し起こる場面には共通した傾向があることが多いです。
まずはどんな場面で動悸が出やすいかを振り返ることから始めてみてください。時間帯や直前の行動、その日の疲労感を思い出すだけでも、体の状態を確認する手がかりになります。
手首やスマートウォッチで確認したとき、脈が早い状態がしばらく続くこともあります。
数分で落ち着く場合もあれば、時間が経ってもなかなか元に戻らない場合もあります。呼吸が浅く、胸のあたりだけで息をしているように感じるときは、体が緊張したままになっているという見方もできます。
脈の速さだけでなく、そのときの呼吸の深さや肩まわりのこわばりも一緒に確認しておきたいところです。手足の冷えを伴う場合は、血流の巡りにも目を向けておくとよいでしょう。
循環器内科で心電図や血液検査を受けても、異常が見つからないケースは少なくありません。
検査は心臓そのものの構造や不整脈の有無を調べるものなので、自律神経の乱れによる一時的な動悸は数値として残りにくい面があります。検査で異常がないことは体に問題がないという意味ではありません。緊張状態が続くことで自律神経の切り替えがうまくいかず、動悸として表れていることもあります。
実は、数々のご相談の中でも多いのが、何軒か病院を回ったが原因がはっきりしないまま不安だけが残っているという声です。原因が分からないままでは、次にどう動けばいいのか迷ってしまうのも無理はありません。不安を感じ続けること自体が、さらに交感神経を刺激してしまう面もあります。
デスクワークが続く方は、姿勢と呼吸の浅さが動悸の背景にあることも多いです。
パソコン作業が長く続くと、背中が丸まり胸まわりの動きが小さくなります。呼吸が浅くなると、交感神経が優位になりやすい状態が続きやすくなります。
肩が内側に入った姿勢が習慣になっていると、深く息を吸うこと自体が難しくなっている場合もあります。


睡眠時間が短い日が続くと、自律神経が休まる時間そのものが不足します。
加えてカフェインを日常的に多く摂っていると、交感神経が刺激されやすくなり、動悸が起こる頻度に影響することがあります。仕事の繁忙期に症状が強まる方には、この積み重ねが関係している場合もあります。満員電車での緊張が加わると、さらに負担が重なりやすくなります。
症状が出た直後は、まず呼吸を落ち着かせることから始めてみてください。
鼻からゆっくり息を吸い、口から時間をかけて吐き出す呼吸を数回繰り返すと、副交感神経が働きやすくなります。座れる場所があれば一度腰を下ろし、肩の力を抜くことも助けになります。
無理に立ち上がって動こうとせず、その場で落ち着くのを待つ姿勢が大切です。周囲の音や光を一度気にしないようにするだけでも、緊張がやわらぐことがあります。落ち着くまでの時間は人によって差があるので、焦らず待つ姿勢を持っておきましょう。
日常の中でできることには優先順位があり、すべてを一度に変える必要はありません。
まず確認しておきたいのは睡眠時間とカフェインの摂取量です。次に、軽いストレッチや深呼吸の習慣を少しずつ取り入れてみてください。入浴時間を少し長めに取るだけでも、体の緊張がゆるみやすくなります。
動悸中に強い胸の痛みや息苦しさ、めまいを伴う場合は、無理に自分で対処しようとしないほうがよいでしょう。セルフケアはあくまで軽い症状の範囲にとどめておくことが望ましいです。
下記のような状態が重なる場合は、セルフケアだけで様子を見るには注意が必要です。
これらに当てはまる場合は、自己判断で様子を見続けず、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。動悸以外の症状が重なるときほど、我慢せず伝えておくことが安心につながります。
動悸が続くと、何科を受診すればよいか分からず足が向かないという声もよく聞きます。
動悸そのものは、心臓の状態を確認できる循環器内科で相談するのが基本です。心電図や血液検査で心臓や甲状腺の状態を確認しておくと、その後の見通しが立てやすくなります。医療機関では、必要に応じて追加の検査がすすめられることもあります。
検査で異常がないと言われた後も症状が続く場合は、心療内科や精神科で相談する道もあります。
ストレスや緊張が背景にあるとされることもあり、状態によって対応が変わります。詳しくは医療機関で確認してください。パニック障害など他の状態が隠れていることもあるため、気になる症状は伝えておくと安心です。受診先に迷うときは、まず内科で相談してから紹介してもらう流れも一つの方法です。
整体院としてまず確認するのは、姿勢の癖と呼吸の際の体の使い方です。
猫背や巻き肩が強いと、胸まわりの動きが制限され、呼吸が浅くなりやすい状態が続きます。背中や首まわりの緊張をほぐし、呼吸がしやすい姿勢を保てるようにすることを心がけています。
個人的には、動悸を訴える方の多くに共通する姿勢の傾向があると感じています。歩き方や座り方といった普段の体の使い方も、あわせて確認したいところです。長時間同じ姿勢が続く仕事の方ほど、この傾向が強く出やすい印象があります。


自律神経失調症による動悸は、検査で異常がなくても背景に姿勢や呼吸、生活習慣の乱れが重なっていることがあります。焦らず一つずつ見直していくことが、繰り返しにくい状態につながります。
今日からできることとして、就寝前のカフェインを控える、深呼吸の時間を作る、座りっぱなしの姿勢を時々ほどくといった小さな行動から始めてみてください。
姿勢や歩き方の癖も含めて確認したい方は、旗の台整体院へお気軽にご相談ください。

