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四十肩・五十肩が急性期のうちに冷やすか温めるか迷ったとき

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夜中に肩がズキズキして目が覚める、腕を上げようとした瞬間に鋭い痛みが走る。四十肩・五十肩の急性期には、こうした痛みに驚いて、このまま動かして良いのか迷う方が少なくありません。何もしていないのに痛みが続くと、悪化しているのではと不安になる方もいます。

旗の台整体院の飯田です。この記事では、四十肩・五十肩の急性期に、家で確認できること、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、四十肩・五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、急性期に特有の痛みとの向き合い方から順にお伝えします。

院長:飯田

温めるか冷やすかは、聞かれることの多い質問です

目次

夜中に肩の痛みで目が覚めるとき

四十肩・五十肩の急性期に多いのが、夜中に肩がズキズキして目が覚めるという訴えです。日中はさほど気にならなくても、夜になると痛みが強まると感じる方が多くいます。姿勢によって痛みの出方が変わるのも特徴です。

この時期は関節の中で炎症が強く出ているため、動いていなくても痛みが続きやすくなります。眠れない夜が続くと、それだけで気持ちが落ち込んでしまうこともあり、痛みへの不安がさらに強まる場合もあります。日中の疲れが夜に痛みとして出やすい方もいます。

痛む腕を無理に動かしていないか確認する

痛みが出てすぐの時期は、動かして早く治そうとするより、まず安静を優先したい段階です。

安静時にもズキズキと痛む間は、肩を大きく動かす体操は控えたほうがよいでしょう。無理に肩を回したり、腕を高く上げようとすると、炎症がおさまりにくくなることがあります。焦って動かすほど、逆に回復が遠のいてしまう場合もあります。

洗濯物を干す、荷物を持ち上げるといった動作も、痛む側の肩をかばいながら行うと負担が偏りやすくなります。まずは痛みの強さに合わせて動作の回数や範囲を減らすことから始めてみてください。生活の中の動作を少し減らすだけでも、肩への負担は変わってきます。

なぜじっとしていても肩がズキズキするのか

安静にしているのに痛みが引かないと、悪化しているのではと不安になる方もいます。ここで、その理由を確認してみましょう。

関節の中で炎症が起きている状態

四十肩・五十肩の急性期は、肩関節の周囲で炎症が強く出ている時期です。動かしていなくても、この炎症そのものが痛みの原因になります。医療機関では、肩関節周囲炎という診断名で説明されることもあります。

実は、痛みの強さと関節の硬さは必ずしも一致しません。痛みが強くても、腕の可動域はまだ大きく落ちていないケースもあり、痛みだけで状態のすべてを判断しないほうがよいでしょう。日によって痛みの出方が違うのも、この時期によく見られる特徴です。

かばう動きが負担を広げること

痛む肩をかばおうとして、反対側の肩や首、腰に力が入ったまま過ごしてしまう方もいます。無意識のうちに、痛くない側だけで体を支える癖がついてしまうこともあります。

この状態が続くと、肩以外の部位にも張りが出てきて、全身の負担が増えてしまうこともあります。急性期は肩だけでなく、体の使い方全体を見直したい時期といえます。

着替えや家事で肩をかばう場面

急性期は、日常の何気ない動作でも肩に負担がかかりやすい時期です。

シャツに袖を通すとき、シートベルトを引くとき、高い場所の物を取るときなど、腕を上げる動作全般で痛みが出やすくなります。痛みが強い動作は避け、反対の手を使う、家族に頼るなど、負担を減らす工夫を優先したいところです。着替えは前開きの服を選ぶだけでも楽になる場合があります。

無理に家事を片づけようとせず、この時期だけは動作の数を減らすと考えてよいでしょう。痛みが落ち着いてから、少しずつ元の生活へ戻していけば十分です。無理をした分だけ、回復が遠のいてしまうこともあります。

冷やすか温めるか迷ったときの目安

急性期のケアで多い質問が、冷やすべきか温めるべきかという点です。自己判断で温めてしまい、痛みが強まってから相談に来る方も見受けられます。

炎症が強く出ている時期は、患部を温めることでかえって痛みが強くなる場合があります。ズキズキとした熱っぽい痛みがあるときは、冷やす対応を優先したい状態です。冷やす際は、タオルで巻いた保冷剤などを短時間当てる程度で構いません。

  • じっとしていてもズキズキ痛む
  • 熱っぽさや腫れを感じる
  • 夜間に痛みで目が覚める

これらに当てはまる間は冷却を、痛みが落ち着いて熱っぽさが引いてきたら、温めるケアへ切り替えると考えてよいでしょう。入浴で温める場合も、長湯は避けたほうが安心です。

冷やす、温めるのどちらが合うかは、その日の痛みの様子によっても変わります。一日の中で状態が変わる方は、その都度対応を切り替えて構いません。迷ったときは、痛みが強い側の対応を優先すると考えやすくなります。

市販の湿布を使う場合も、冷感タイプと温感タイプがあるため、今の痛みの状態に合わせて選ぶとよいでしょう。

四十肩と五十肩で対応が変わるのか

呼び方が違うだけで対応が違うのか、気になる方もいるかもしれません。

四十肩と五十肩は、発症する年代の違いによる呼び方の差であり、体の中で起きていることや急性期の対処は基本的に共通です。年齢に関わらず、痛みが強い間は安静と冷却を優先すると考えてよいでしょう。

呼び方にこだわるより、今の痛みの段階を見ることが大切です。年代が違っても、経過をたどる順番自体は大きく変わりません。

夜間痛を和らげるための寝る姿勢

夜間痛が続くと、睡眠不足から日中の体調にも影響が出やすくなります。寝る姿勢を少し変えるだけで、負担が軽くなることもあります。

クッションで腕を支える

痛む側を上にして横向きで眠り、抱き枕やクッションで腕全体を支えると、肩にかかる重みが分散されて痛みが和らぐことがあります。腕がだらんと下がった状態は、肩関節を引っ張り続けるため避けたいところです。

仰向けで寝るときの工夫

仰向けが楽な方は、痛む側の腕の下にタオルや薄いクッションを入れて、肩が布団に沈み込みすぎないようにします。腕の位置を少し高くするだけで、痛みが和らぐこともあります。

数々のご相談の中でも多いのが、寝返りの瞬間に痛みで目が覚めるという声です。寝返りを完全に防ぐことは難しいですが、支えを工夫することで痛みの強さを抑えられる場合があります。枕の高さを見直すだけでも変化を感じる方がいます。

今日から確認しておきたいこと

四十肩・五十肩の急性期は、安静と冷却を優先し、痛みを強めるような動作をできるだけ避けたい時期です。無理に動かすことよりも、今の痛みに合わせて過ごし方を変えることが大切です。この時期の過ごし方が、後の回復のペースにも関わってきます。

今日からは、痛む動作を書き出してみる、寝るときの姿勢を見直してみるなど、小さなことから始めてみてください。腫れや熱っぽさが強く、痛みが増していく場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。

歩き方や体の使い方、寝るときの姿勢まで含めて確認したい方は、旗の台整体院へお気軽にご相談ください。


院長:飯田

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