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こんにちは、旗の台整体院の飯田です。仕事の途中でこめかみがズキズキしてきて、気がつけば鎮痛剤に手が伸びていた、なんていう経験はありませんか?
午後の会議が続いたあと、あるいはキーボードに向かって何時間も集中したあと、側頭部に重だるい痛みが広がってくる。そういった片頭痛や頭部の不快感で悩まれている方が、当院にも多くいらっしゃいます。


「疲れているだけだろう」と思って我慢し続けてはいないでしょうか。その痛みには、きちんとした理由があります。




画面作業が続く現代、こめかみや側頭部の痛みを訴える方は本当に増えています。「パソコンのせいだろう」とは思っていても、なぜそこが痛むのか、どうすれば繰り返さないのかを理解している方は少ないんですよね。この記事では、原因から対処法まで、できるだけわかりやすくお伝えしていきます
デスクワークやオンライン会議のあとにこめかみが痛くなる背景には、身体の複数の仕組みが関係しています。ひとつひとつは小さな変化でも、それが何時間も積み重なると、頭部に痛みとして現れてくるのです。この仕組みを知っておくだけで、「なぜ夕方だけ痛いのか」「なぜ会議中に限って頭が重くなるのか」という疑問が、スッキリ解消されると思いますよ。
長時間、画面に向かっていると、首や肩の筋肉が同じ姿勢を保つためにずっと力を入れ続けた状態になります。筋肉が緊張したままだと血流が滞り、老廃物がたまって痛みの物質が生まれます。その影響がこめかみ周辺の側頭筋(そくとうきん)にまで及ぶことで、ズキズキしたり重だるい感覚が出てくるのです。
目はピントを合わせるために、毛様体筋という小さな筋肉を常に動かしています。近い距離の画面を何時間も見続けると、この筋肉が固まったまま休めなくなります。目の疲れは眼球だけの問題ではなく、頭部全体の神経に影響して、こめかみや目の奥の痛みとして感じられるようになります。


テレワークや在宅勤務で増えたオンライン会議は、通常のデスクワーク以上に身体への負担が大きいことをご存知でしょうか。カメラに映る自分を意識して前のめりになる姿勢、画面に映る相手の顔や資料を一点集中で見続ける視線の固定、さらに音声の聞き取りにくさから生じる緊張感。これらが重なることで、1時間の会議でも相当な疲労が蓄積します。会議が終わる頃にこめかみが重くなるのは、筋肉疲労と眼精疲労の複合的な結果なのです。
こめかみの痛みには、大きく分けて2つのタイプがあります。対処法がまったく異なるので、自分がどちらに近いかを把握しておくことがとても大切です。誤ったケアをしてしまうと、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。
| 緊張型頭痛 | 片頭痛 | |
|---|---|---|
| 痛みの感覚 | 締め付けられる・重だるい | ズキズキと脈打つ |
| 痛む場所 | 頭全体・後頭部から首 | こめかみから目の周辺 |
| 動いたとき | 血行が改善して楽になる | 動くと悪化する |
| 吐き気・光過敏 | あまりない | 伴うことが多い |
| ストレス後 | 作業中に出やすい | 緊張が解けた休日に出やすい |
画面作業後に起こるこめかみの痛みは、緊張型頭痛から始まり、慢性化するにつれて片頭痛の要素が加わってくる「混合型」に移行するケースも少なくありません。当院でも、両方の特徴を持つ方が多く来院されています。
「痛くなったら薬を飲む」という対処を繰り返していると、月に10回以上の服用から薬物乱用頭痛という悪循環に陥る危険があります。薬に頼るたびに脳が痛みに敏感になり、以前は効いていた薬量では対処しきれなくなっていくのです。「最近、薬が効きにくくなってきた」と感じているなら、それは身体からの大切なサインかもしれません。
痛みが出たときにできることと、逆効果になってしまうことを整理しておきましょう。正しいケアを知っておくだけで、日々の不快感はずいぶん変わってきます。
まず試してほしいのが、作業をいったん中断して目と首を休ませることです。20分に1回、遠くの景色を20秒眺めるだけでも、目のピント調節筋の疲労を和らげる効果があります。首の後ろを軽く温める、側頭部をゆっくりほぐすように指で押さえる、といったアプローチも緊張型の痛みには有効です。


ズキズキ脈打つような痛みが出ているときは、患部を温めたり、血行を促進するマッサージは逆効果になりがちです。片頭痛の発作中は、静かな暗い場所で横になり、こめかみを冷やすのが基本です。緊張型と片頭痛では対処がまったく逆になることがあるので、自分の痛みのタイプを知ることが何より先決です。
セルフケアと同時に、痛みの原因をつくり続けている環境そのものを変えることも大切です。たとえば次のような点を見直してみてください。
こうした小さな改善でも、積み重なれば毎日の痛みはかなり変わってきます。
セルフケアや環境改善を試してみても、しばらくするとまた同じ痛みが出てくる。そんな経験はありませんか?それは、痛みの根本的な原因がまだ解消されていないサインです。表面的な筋肉の緊張だけでなく、姿勢の歪み・自律神経のバランスの乱れ・全身の連動性の問題が絡み合っていることが多いのです。
デスクワークや長時間の画面作業は、精神的な集中と緊張も伴います。交感神経が優位な状態が続くと、血管や筋肉の調整がうまくいかなくなり、頭痛が起こりやすい身体の状態が慢性的につくられていきます。「忙しい時期が終わって休日に頭痛がひどくなる」という方は、この自律神経の揺り戻しが起きているケースがよく見られます。
当院では、症状が出ているこめかみや首・肩だけを診るのではなく、姿勢分析・自律神経測定・全身の動きの検査など5種類以上の検査で、身体全体の状態を把握することから始めます。検査結果を丁寧にご説明したうえで、あなたの身体に合ったサポート計画を書面でお渡しします。施術は脳へのアプローチを重視した、やさしい手技で行います。痛みを押さえ込むのではなく、身体が本来持っている治る力を引き出していくイメージです。


頭痛を「疲れのせい」と放置し続けると、脳が痛みに慣れてしまい、より軽い刺激でも反応するようになっていきます。慢性化すれば改善にも時間がかかりますし、将来的なリスクも無視できません。早めに原因を突き止めて、適切なサポートを受けることが、長い目で見たときの一番の近道です。
日々の仕事のなかで、こんな状況に思い当たることはないでしょうか。
これらはすべて、身体がSOSを出しているサインです。「自分だけじゃない、こういう人は多いんだな」と思っていただければ、少し気持ちが楽になりますよね。でも、多くの人が悩んでいるからといって、我慢し続けていい理由にはなりません。
私自身、会社員時代に過労とストレスで心身がボロボロになった経験があります。栄養ドリンクで誤魔化して、「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせ続けた末に、本格的な不調に至りました。あのとき誰かに頼る勇気があればと、今でも思います。
頭痛や側頭部の痛みは、原因を把握して適切にアプローチすれば、必ず変えていける症状です。「どうせまた薬を飲むしかないか」と諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたの身体の状態を丁寧に診て、一緒に原因を探していきます。鎮痛剤に頼らずに済む毎日を、あなたにも取り戻してほしいと思っています。


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