
院長:飯田お気軽にご相談ください!
ふと鏡を見たとき、「あれ、片方の目が少し内側を向いている?」と気になったことはありませんか。会話中に視線がうまく合わない感覚がある、写真を撮ったら目の向きが左右でずれていた…そんな経験をお持ちの方も、意外と多いのではないかと思います。
実はその症状、放っておいてよいものとそうでないものがあります。斜視は、日本人の約50人に1人が抱えているといわれる身近な症状で、原因によっては整体でのアプローチが十分に効果を発揮するケースもあります。


今回は「片目が内側を向く」という症状の原因と、改善に向けて何ができるのかを、できる限りわかりやすくお伝えしていきます。最後まで読んでいただければ、今後の行動の指針がきっと見えてくるはずです。


鏡を見てふと気になった、会話中に相手の視線をうまく受け取れない気がする…そういった小さな違和感を抱えたまま過ごしている方が、当院にも多く来院されています。「大げさかな」と思って放置しがちですが、その違和感こそが身体からのサインだと私は考えています
「片目が内側に向く」という状態は、医学的には内斜視と呼ばれます。両目で同じ方向を向こうとする機能に何らかの乱れが生じ、片方の目だけが意図せず鼻側(内側)に寄ってしまう状態です。もう少し具体的にいうと、正面を向いているつもりなのに、もう一方の目が内向きになっている、という状況です。
この状態が起きると、両目の視線がバラバラになるため、脳が映像を正しくひとつにまとめられなくなります。結果として、物が二重に見えたり、立体感や距離感がつかみにくくなったりします。階段で足を踏み外しそうになる、運転中にヒヤリとするといった日常の危険にもつながりかねません。
症状の出方には個人差があります。常に内側に向いているケースもあれば、疲れたときやスマホを長時間使った後にだけ症状が強くなる、という方もいます。後者は「間欠性」と呼ばれ、日常的に気づきにくいだけに、発見が遅れやすい傾向があります。
斜視には目が外側に向く「外斜視」と、内側に向く「内斜視」があります。この2つは見た目が反対なだけでなく、原因も、改善のアプローチも大きく異なります。内斜視は遠視が原因となることが多く、外斜視は視力低下と関係していることが多いとされており、まったく別の症状として捉えるべきです。
「外斜視とどちらが多いの?」とよく聞かれますが、子ども時代は内斜視、大人になってからは外斜視が多いという傾向があります。一方で近年は大人の内斜視が増加傾向にあります。その大きな要因として注目されているのが、スマートフォンの使いすぎです。
ここ数年で急増しているのが、スマートフォンや画面の長時間使用をきっかけに起こる後天性の内斜視です。俗に「スマホ内斜視」とも呼ばれるこの状態は、近くのものを長時間凝視することで眼球を内側に動かす筋肉が過緊張を起こし、やがて内側に向いたまま戻りにくくなることで生じます。
特に注意が必要なのは、近視の方がメガネやコンタクトを外した状態でスマホを顔に近づけて見る習慣です。この状態は眼球の内転筋に対して非常に強い負荷をかけます。10代から20代の若い世代に増えてきているのも、このような生活習慣が背景にあると考えられています。


「最近スマホを長く使うようになってから目が内側に寄った気がする」「就寝前の暗い部屋でのスマホが習慣になっている」という方は、スマホ内斜視のリスクを疑ってみてください。早めの対処が、改善の近道になります。
スマホの使い方以外にも、内側に目が向きやすくなる生活習慣はいくつかあります。自分の日常を振り返りながら読んでみてください。
一つでも当てはまるものがあれば、目の筋肉に慢性的な過負荷がかかっている可能性があります。目の疲れを「しょうがないもの」として放置していると、筋肉の緊張が習慣化し、内向きの状態が定着してしまいます。
当院に来院される方とお話ししていて改めて感じるのは、「片目が内側に向く」という状態に至るまでの経緯が、人によってまったく違うということです。スマホ疲れだけが原因の方もいれば、遠視による調節機能の乱れが原因の方、全身の姿勢バランスや自律神経の乱れが絡んでいる方など、原因はさまざまです。
これまでの施術経験から見えてきた、内斜視の主な原因のパターンをご紹介します。一つの原因だけということは少なく、複数の要因が重なり合っていることがほとんどです。
「スマホのせいだけだろう」と決めつけていると、改善のための本当のアプローチを見逃してしまうことになります。何が原因なのかを丁寧に調べることが、最初の大切な一歩です。
内側に目が向く状態で眼科を受診すると、一般的には以下のような治療を提案されることが多いです。それぞれに役割がある一方で、気になる点もありますので、整理してみます。
| 治療法 | 内容 | 気になる点 |
|---|---|---|
| プリズム眼鏡 | 特殊レンズで光の屈折を調整し、複視を軽減 | 根本解決にならず、眼鏡依存になりやすい |
| 眼筋訓練 | 眼球を動かす筋肉を鍛える訓練 | 効果が出るまで長期間を要し、すべての人に有効ではない |
| 外科手術 | 眼筋の位置や長さを調整して目の向きを矯正 | 感染・出血リスクがあり、再発や複数回手術の可能性もある |
「手術を勧められたけれど、怖くてためらっている」という方が、当院に相談に来られるケースは少なくありません。手術は確かに一つの選択肢ですが、それだけが答えではないということは、ぜひ知っておいてほしいことです。
「整体で目の症状が改善するの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。当院のアプローチは、目そのものだけを診るのではなく、身体全体のつながりの中で原因を探っていくものです。
眼球を動かす筋肉は、頸部や頭部の筋肉・筋膜とつながっています。首や肩のこりが強い状態、頭部への血流が滞った状態では、眼球周囲の神経伝達や筋肉のバランスにも影響が出やすくなります。また、自律神経の乱れは筋肉の緊張状態を左右し、目の調節機能にも関わってきます。
当院では、まず5種類以上の検査で身体全体の状態を把握します。姿勢分析、自律神経測定、動作テストなどを組み合わせ、あなたの内側に向く目の背景にある本当の原因を明らかにしていきます。そのうえで、脳と神経への働きかけを中心とした、やさしい整体施術を行っていきます。


施術によって頸部・肩甲帯の緊張がほぐれると、頭部への血流が改善されます。自律神経が整うことで、眼球運動をコントロールする神経系の働きも回復しやすくなります。「目だけ治そうとするよりも、全身から整えた方が変化を感じやすい」と来院者の方からもよく言っていただきます。
実際に当院で施術を受けた方からは、次のような変化のご報告をいただいています。会話中に相手の目を見られるようになった、写真撮影が以前より気にならなくなった、遠近感がつかみやすくなって運転が楽になった、眼精疲労からくる頭痛が減った、といった声です。目の変化だけでなく、全身の疲れが取れてパフォーマンスが上がったと感じる方も多いです。
施術と並行して、日常生活の中で習慣にしていただきたいことがあります。小さなことですが、続けることで目の筋肉や神経系への負荷を確実に減らすことができます。
「当たり前のことばかりだな」と感じるかもしれません。でも、これらを「わかっているけどできていない」状態の方がほとんどです。まずは一つだけ、今日から始めてみてください。
セルフケアで対処できる段階を超えているサインもあります。次のような症状が出ている場合は、早めに専門家に相談することをお勧めします。
特に急激な発症の場合は、脳や神経系のトラブルが背景にある可能性もゼロではありません。そのような場合は整体よりも先に医療機関での診察を優先してください。症状の変化をよく観察して、適切な場所に相談することが重要です。
「片目が内側に向く気がする」という感覚は、「気のせいかも」で終わらせてほしくない症状のひとつです。当院では、目の症状に悩んで来院される方に対しても、身体全体を丁寧に検査し、一人ひとりの原因を明らかにしたうえで施術方針をご説明しています。
「病院で手術を勧められたが踏み切れない」「何年も悩んでいるが改善のきっかけがつかめない」「どこに相談してよいかわからなかった」そういった方が、当院を選んで来てくださっています。
施術歴15年以上の専属担当者が初回の検査からずっとあなたを担当します。担当が変わることはありませんので、細かな変化も見逃さず、一緒に改善を目指すことができます。


「目の向きが内側に寄っている気がする」「会話中に視線が安定しない感覚がある」そんな悩みを、一人で抱え込まないでください。どうか遠慮なく、当院にご相談ください。あなたの身体が持っている回復力を引き出すサポートを、全力でさせていただきます。


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