
院長:飯田お気軽にご相談ください!
手や指のしびれが続いて、「これって病院に行ったほうがいいの?行くとしたら何科?」と迷っていませんか。そのお気持ち、とてもよくわかります。手のしびれは、放っておけば自然に治るのか、それとも深刻な病気のサインなのか、判断がつかないからこそ不安になってしまいますよね。
しかも「整形外科か神経内科か、それとも脳外科が必要なのか」と受診先の選び方で悩んでいるうちに、どんどん時間だけが過ぎてしまう——そんな方のために、今日はわかりやすくお伝えしていきます。




手のしびれで受診先を迷っているという相談は、当院でも本当によく聞くんです。「整形外科に行ったら神経内科を紹介された」「脳外科のほうがいいと言われたけど怖くて」という方も少なくない。まず自分の症状がどのタイプかを知ることが、一番の近道だと思っています
受診先を考える前に、最初にひとつだけ確認してほしいことがあります。それは、今のしびれが「救急レベルかどうか」という点です。ここを見誤ると、本当に命に関わることもあるので、最初にしっかりお伝えしておきますね。
次のような症状が突然現れた場合は、整形外科でも神経内科でもなく、迷わず救急車を呼ぶか、脳神経外科のある救急病院を受診してください。これらは脳梗塞・脳出血・くも膜下出血のサインである可能性があります。
これらのうちひとつでも当てはまる場合は、この記事を読むより先に119番に電話してください。脳の血管トラブルは時間との勝負で、1分1秒が回復率を左右します。
一方で、「数日前からじわじわしびれている」「朝起きたときに手がしびれている」「PC作業のあとに指先がピリピリする」といった慢性タイプであれば、今すぐ救急に飛び込む必要はありません。ただし、慢性だからといって放置していいわけでもなくて、じわじわと症状が広がったり、握力が落ちてきたりすることもあるので、なるべく早めに受診することをおすすめします。
緊急でないとわかったところで、次の疑問は「どの科に行けばいいのか」ですよね。ここが一番迷うところだと思います。それぞれの科が何を得意としているかを知ると、自分の症状と照らし合わせて選びやすくなります。
整形外科は、骨や関節、筋肉、靱帯、そしてそれらによって引き起こされる神経の圧迫を専門に診る科です。手のしびれの原因として最も多いのが首・肩・手首あたりの神経圧迫で、たとえば頚椎椎間板ヘルニア、手根管症候群、胸郭出口症候群などが代表的です。「どこで神経が圧迫されているのか」をレントゲンやMRIで画像診断してくれるのが整形外科の強みで、手のしびれでは最初の受診先として最もおすすめしやすい科といえます。


神経内科は、神経そのものの病気を診る科です。糖尿病性神経障害、多発性硬化症、パーキンソン病など、内科的な原因で神経がダメージを受けているケースに対応します。両手・両足に同時にしびれが出ている、しびれと一緒に筋力低下や歩行のふらつきがある、全身的な症状を伴う場合などは、神経内科への受診が向いています。整形外科で「骨や関節に異常はない」と言われたあとの次のステップとしても選ばれます。
脳神経外科は、脳や脊髄の疾患を外科的に治療する科です。先ほど述べた緊急症状(脳梗塞・脳出血)はもちろん、脳腫瘍や脊髄の腫瘍、重度の脊髄圧迫なども対象になります。慢性の手のしびれで最初から脳神経外科を選ぶ必要はほとんどありませんが、「しびれと一緒に頭痛が続いている」「以前に脳の病気を指摘されたことがある」という方は念のため受診してみるのもひとつの選択肢です。
「結局どこに行けばいいの?」という方のために、症状のパターンごとに受診先の目安をまとめました。あくまで目安ですが、参考にしてみてください。
| 症状のパターン | まず行くべき科 |
|---|---|
| 片手・指先だけがじわじわしびれる(慢性) | 整形外科 |
| 朝起きたときに手がしびれて、日中は落ち着く | 整形外科 |
| 親指・人差し指・中指のしびれが強い | 整形外科(手根管症候群の可能性) |
| 薬指・小指のしびれが強い | 整形外科(肘部管症候群の可能性) |
| 両手・両足に同時にしびれがある | 神経内科(脳神経内科) |
| しびれに加えて歩行がふらつく・筋力が落ちた | 神経内科(脳神経内科) |
| 突然の片側しびれ・呂律困難・激しい頭痛 | 救急(脳神経外科) |
迷ったときは、まずかかりつけの内科や総合病院を受診して、専門科に紹介してもらうのも賢い方法です。「内科で何科に行けばいいか相談する」という選択肢も、ぜひ頭に入れておいてください。
じつはこれが、当院に来られる方でとても多いパターンです。整形外科でレントゲンやMRIを撮ったけれど「骨に異常はありません」「様子を見てください」と言われて、薬だけもらって帰ってきた——でもしびれは続いている、という状態です。この経験、ありませんか?
骨や関節の画像に異常が見つからなくても、しびれが起きていることはよくあります。なぜかというと、手のしびれの原因は「どこか一箇所が悪い」というシンプルな話ではなく、複数の要因が重なり合っていることがほとんどだからです。たとえば、重心バランスの崩れが首への負担を生み、呼吸が浅くなって筋肉が慢性的に緊張し、体幹と腕の連動性が低下している——こういった全身的なつながりの中でしびれが生じているケースでは、部分的な画像検査だけでは原因が見えてきません。


手の神経は、脳から首、肩、肘、手首を通って指先まで長い通り道を持っています。この通り道のどこかで圧迫や障害が起きているかによって、しびれの出方も変わってきます。首での障害なら頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症、肩口なら胸郭出口症候群、肘なら肘部管症候群、手首なら手根管症候群や腱鞘炎といった具合です。病院で特定の病名をつけられても、それだけが原因とは限らない点が、手のしびれの難しいところでもあります。
「しびれに整体って意味あるの?」と思っている方も多いかもしれません。正直に言うと、すべての整体院がしびれに対応できるわけではありません。ただ、適切な検査と全身的なアプローチができる整体院であれば、病院では改善しなかったしびれが劇的に変わるケースも、当院では何度も経験してきました。
病院では主に、薬による神経保護・消炎鎮痛、ステロイド注射、そして保存療法で改善しない場合の手術が選択肢となります。これらは症状を抑えることには有効ですが、しびれを引き起こしている根本的な体のバランスや使い方のクセには、なかなか手が届きません。当院では、症状のある部位だけでなく全身の姿勢・重心・神経伝達・自律神経のバランスを5種類以上の検査で把握し、根本原因にアプローチする施術を行っています。「薬をやめたい」「手術はしたくない」という方が相談に来られることも多く、そういった方々の力になれることを、私たちは大切にしています。
「そのうち治るかも」と思って様子を見ているうちに、しびれは悪化しやすい傾向があります。しびれている部位はどうしても使わなくなるので、血行不良と神経伝達の悪さが進み、しびれが強くなったり範囲が広がったりすることも珍しくありません。また、手をかばって肩や首に余計な負担がかかり、新たな痛みが出てくることもあります。さらに、「文字が書きにくい」「ボタンが留められない」「スマホの操作がしづらい」といった日常の不便が積み重なると、イライラや気力の低下につながり、自律神経の乱れにまで発展することもあります。しびれは「慣れるもの」ではなく、早めに向き合うほど改善も早くなります。


慢性的な手のしびれで最初に受診するなら、まず整形外科が一般的な選択肢です。骨・関節・神経の圧迫を画像で確認し、必要に応じて神経内科や脳神経外科に紹介してもらえます。ただし、突然の片側しびれ・呂律困難・激しい頭痛が同時に起きた場合は、整形外科ではなく救急が優先です。
画像検査で異常が見つからなくても、しびれの原因は全身のバランスや神経伝達にある場合があります。神経内科へのセカンドオピニオンと並行して、全身を診ることができる整体院に相談するのもひとつの方法です。「どこに行っても治らない」と諦める前に、原因の見立て方を変えてみることが大切です。
片手・片腕だけのしびれや、首・肩・肘・手首の痛みを伴う場合は整形外科が向いています。両手足のしびれ、ふらつき、筋力低下など全身的な症状を伴う場合は神経内科(脳神経内科)が向いています。迷ったときは、内科やかかりつけ医に相談して紹介してもらうのが安心です。
寝起きに一時的に手がしびれる程度であれば、姿勢を変えたり体を動かしたりすることで自然に改善することもあります。ただし、数日以上続くしびれや、徐々に強くなるしびれは自然に治る可能性が低くなります。早い段階で原因を把握して対処することが、遠回りをしない一番の近道です。
最後に、旗の台整体院がお力になれるケースをお伝えしておきますね。病院で「異常なし」と言われたのにしびれが続いている方、薬や注射で一時的によくなっても繰り返す方、手術を勧められているけれど踏み切れない方、どこに行けばいいか本当にわからなくなってしまった方——そういった方に、ぜひ一度ご相談いただきたいと思っています。


しびれの原因は一つではありません。だからこそ、全身を丁寧に検査して、あなたの体に何が起きているかを一緒に把握することが最初の大切な一歩になります。私自身も、会社員時代に心身の不調を抱えながら「どこに行けばいいかわからない」と感じた経験があります。その経験があるからこそ、今ここで迷っているあなたの気持ちが、痛いほどわかります。
一人で抱え込まずに、気軽に連絡してください。「こんなことで相談してもいいの?」なんて遠慮は一切不要です。あなたのお話をしっかり聞いた上で、最善の方向性を一緒に考えていきます。


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