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起立性調節障害が重症化する前に気づいてほしいこと

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「最近、子どもの様子がいつもよりちょっと心配だな」と感じることが増えていませんか。

朝起きられない日が続いているだけでなく、以前と比べて何かが違う、症状が強くなっている気がする。そんな不安を抱えながらも、「これは普通の波なのか、それとも本当に悪化しているのか」と判断できずにひとりで抱え込んでいる親御さんは、本当にたくさんいらっしゃいます。

このページでは、起立性調節障害が重症化していくときに体に現れる変化のサインと、日常の中で見逃してはいけない危険な兆候について、当院でのこれまでの施術経験をもとにお伝えします。

院長:飯田

毎年多くの起立性調節障害のお子さんとご家族のサポートをしてきて感じるのは、重症化のサインを早めに知っているかどうかが、その後の回復の速さに大きく影響するということです。小さな変化を見逃さないためのヒントを、ぜひ最後まで読んでみてください

目次

起立性調節障害が悪化するとき、体の中で何が起きているのか

起立性調節障害は、自律神経の乱れによって血圧の調整がうまく機能しなくなる状態です。これは本人の意志や根性とはまったく関係なく起こることです。

症状が悪化するとき、体の中では複数の機能が同時に崩れていきます。「朝だけつらい」という段階を超えて、体の回復力そのものが落ちていくような変化が始まるのです。

大切なのは、悪化は突然起こるものではなく、段階を踏んで進んでいくということ。だからこそ、早めに変化に気づくことが、重症化を防ぐ最大の鍵になります。

「朝だけつらい」から「一日中動けない」への変化

最初のうちは、午前中だけ体調が悪くて午後には回復するというリズムがあります。でも症状が強くなってくると、午後になっても頭痛やだるさが抜けず、ほぼ一日中ベッドから動けない状態が続くようになります。

この変化は、自律神経の回復力そのものが低下しているサインです。「午後になっても楽にならない日が増えてきた」と感じたら、注意が必要なタイミングです。

もともとなかった症状が次々と加わってくる

悪化のとき、頭痛やめまいだけでなく、吐き気・腹痛・手足のしびれ・動悸・耳鳴りといった症状が新たに加わってくることがあります。

「こんな症状も出てきた」という変化に気づいたとき、それは体の回復力が追いつかなくなってきているサインかもしれません。一つひとつの変化を軽く見ないことが大切です。

段階別に見る重症化の兆候〜今お子さんはどのステージにいますか

起立性調節障害の悪化は、大きく3つの段階を経て進んでいくことが多いです。今のお子さんの状態がどのあたりに当てはまるか、確認しながら読んでみてください。どの段階であっても、今から対処できることは必ずあります。

第1段階〜遅刻が週に1〜2日増えてきたとき

「朝だけ遅れるけれど、午後には登校できる」という状態です。周囲も本人も「少し調子が悪いだけ」と見過ごしがちで、この段階で危機感を持つ方は少ないです。

ただ、この時期こそがとても重要です。第1段階のうちに自律神経を整えるアプローチを始めると、回復が早くなる傾向があります。「そのうち治るだろう」と様子を見ているうちに、次の段階へ進んでしまうケースは少なくありません。

第2段階〜欠席が週3日以上になってきたとき

この段階になると、午後に登校しようとしても体がついてこないことが増えます。夜になっても眠れない、昼夜逆転が始まるという変化も出てきます。

体内時計そのものが崩れてくるため、生活リズムの改善だけでは追いつかなくなります。学校に行けないことへの焦りや罪悪感が新たなストレスとなり、症状をさらに長引かせるという悪循環が生まれやすい段階でもあります。

第3段階〜家からほとんど出られなくなったとき

学校だけでなく、ちょっとした外出も難しくなってきたとき、それは重症化がかなり進んでいる明確なサインです。

体の不調に加えて、気力の低下・無気力感・感情の波の激しさなど、精神的な不調も重なってくることが多いです。「もう治らないかもしれない」という言葉が出てきたら、早急に専門家への相談を検討してください。

知っておきたい〜悪化を招きやすい日常の落とし穴

症状が悪化する背景には、日常生活の中に潜む複数の要因が関わっています。知らずにやってしまいがちなことを、一緒に確認してみましょう。思い当たる点があっても、責める必要はありません。気づいた今から変えていけばいいだけです。

スマホ・ゲームと夜更かしの悪循環

学校に行けない日、お子さんは孤独感や罪悪感から、つい夜中にスマホをさわり続けてしまうことがあります。これは気持ちの面では十分に理解できることです。

ただ、スマホの画面から出る光は脳を覚醒させ、睡眠ホルモンの分泌を妨げます。夜更かしが続くと昼夜逆転が加速し、朝の血圧が上がりにくくなるという悪循環が生まれます。スマホの使用時間を意識的に区切ることが、症状の安定に直結します。

「甘やかしすぎ」と「厳しくしすぎ」の両極端な対応

保護者の方の対応が、知らず知らずのうちに症状を長引かせていることがあります。責めているわけではなく、どう関わるのが正解かわからなくて当然のことだと思います。

「何もかも許す」も「毎朝叱りながら無理に起こす」も、どちらも自律神経に余分な負担をかけ、症状の悪化につながりやすいです。感情的にならず、一定のトーンを保ちながら淡々とサポートし続けること。それが難しいからこそ、ご家族だけで抱え込まないでほしいと思います。

食事の乱れが自律神経を不安定にさせる

学校に行けない日は、食事の時間も不規則になりがちです。特に注意が必要なのが、甘いお菓子やジュース類の摂りすぎです。

血糖値が急激に上下すると自律神経への負担が増し、症状が不安定になります。タンパク質・鉄分・水分・塩分をしっかり摂ることが、体の回復力の底上げにつながります。食事の改善は地味に見えて、実はとても大きな効果があります。

こんな状態が出てきたら、すぐに専門家へ

「様子を見てよい状態」と「今すぐ動くべき状態」の判断は、保護者の方にとって一番難しいところだと思います。以下のような変化が見られるときは、迷わず医療機関や専門の治療院に相談することをおすすめします。

  • 立ち上がった際に失神、またはそれに近い状態が起きた
  • 20時間以上眠り続ける日が複数回続いている
  • 短期間で体重が著しく落ちてきた
  • 「死にたい」「消えてしまいたい」という言葉が出てきた
  • 半年以上症状が続いており、改善の気配がまったくない

これらのサインが一つでも当てはまる場合は、「もう少し様子を見よう」という段階をすでに超えています。ひとりで判断せず、すみやかに専門家へ相談してください。

当院が「悪化しているかも」と感じるご家族に伝えたいこと

当院には、起立性調節障害でお悩みのお子さんとご家族が多く来院されています。症状の程度も経緯もさまざまですが、来院された方に共通してよく聞く言葉があります。「もっと早く相談すればよかった」というひとことです。

当院では、姿勢分析・自律神経測定・体組成測定など5種類以上の検査で体の状態を詳しく把握したうえで、一人ひとりの原因に合ったオーダーメイドの施術を行っています。

全身の骨格バランスを整えて、自律神経の機能そのものを底上げしていくアプローチは、薬だけではなかなか届かない部分に働きかけます。病院での治療と並行して取り入れることで、回復が大きく早まるケースを何度も見てきました。

実際に変化があったお子さんたちのこと

夏休み明けから不登校になったお子さんのお母様から、こんな言葉をいただいたことがあります。「1か月前とは別人のように元気になりました。あのとき電話して本当によかったです」と。

高校への内部進学がギリギリ間に合ったケース、不安だった修学旅行に無事参加できたケース、体育祭に出られたケース。「あきらめなくてよかった」と思える瞬間が、当院にはたくさんあります。

早く動き始めるほど、回復の選択肢は広がります。重症化するのを待つ必要は、どこにもありません。

お子さんの状態に少しでも不安を感じているなら、ひとりで悩み続けないでください。「こんなことを相談してもいいのかな」と思うような小さなことでも、いつでも気軽に声をかけてください。これまで9万回以上の施術を重ねてきた私たちが、必ずお力になります。

品川区旗の台にある当院までお越しになるのが難しい方へ

遠方にお住まいなどの理由で当院にお越しになるのが難しい場合は、こちらのページもご覧になってみてください。


院長:飯田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
電話番号
03-3788-1033
定休日
なし
24時間受付中

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