
院長:飯田お気軽にご相談ください!
こんにちは、旗の台整体院の飯田です。最近、夜中や朝方に手がしびれて目が覚めてしまうというお悩みで来院される方が増えています。そんなとき、まず試してみようと考えるのが手のしびれを和らげるためのサポーターではないでしょうか。実際にドラッグストアやネット通販でも数多くの商品が販売されていて、手軽に試せる対処法として注目されています。


ただ、サポーターをつければ本当にしびれが改善するのか、どんなタイプを選べばいいのか、迷ってしまう方も多いと思います。当院にも「サポーターを使っているけどなかなかよくならない」というご相談がたくさん寄せられているんです。


サポーターは正しく使えば症状を和らげる助けになりますが、選び方や使い方を間違えると効果が得られないこともあります
手がしびれる原因として最も多いのが、手首の部分で神経が圧迫される手根管症候群です。手首には手根管と呼ばれるトンネルのような構造があり、その中を正中神経という神経が通っています。この神経が圧迫されることで、親指から薬指にかけてのしびれや痛み、感覚の鈍さが生じてしまうのです。
サポーターの主な役割は、手首を適度に固定して負担を減らすことにあります。日中の作業中や就寝中に手首が過度に曲がったり反ったりするのを防ぐことで、神経への圧迫を軽減するという仕組みです。特に夜間は無意識のうちに手首が曲がった状態で寝てしまい、朝方にしびれが強くなって目が覚めるというケースが多いため、就寝時のサポーター使用は一定の効果が期待できます。
また、デスクワークやパソコン作業が多い方は、日中も手首に負担がかかり続けています。キーボードを打つ動作やマウス操作を繰り返すことで、手首の角度が不自然な状態が長時間続き、神経を圧迫してしまうのです。こうした作業中にもサポーターで手首を安定させることで、負担を分散させる効果があります。
サポーターが最も効果を発揮するのは、症状が軽度から中等度で、手首の使い過ぎや姿勢の問題が原因となっている場合です。朝起きたときだけしびれがあって日中は気にならない方や、特定の作業をしたときだけ症状が出る方には、サポーターによる固定が有効な対処法となります。実際に当院に来られる方の中にも、適切なサポーターを選んで正しく使うことで、一時的に症状が和らいだという声をよく聞きます。
一方で、すでに症状が進行していて常にしびれがある方や、ボタンをかけたり小銭をつまんだりする細かい作業が困難になっている方の場合は、サポーターだけでは改善が難しいことが多いです。また、手首だけでなく首や肩、肘など複数の部位に原因がある場合も、手首を固定するだけでは根本的な解決にはなりません。


さらに注意していただきたいのが、しびれの原因が手根管症候群ではなく、頚椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群など、首や肩周辺の問題から来ている場合です。こうしたケースでは手首にサポーターをつけても効果が得られないばかりか、原因を見誤って適切な治療が遅れてしまう可能性もあります。
サポーターを選ぶ際には、まず自分のしびれがどのタイプなのかを把握することが大切です。夜間や早朝に症状が強くなる方は、就寝時専用の手首固定装具がおすすめです。これは手のひら側に硬いプレートが入っていて、寝ている間に手首が曲がるのをしっかり防いでくれる設計になっています。
日中の作業中に使用する場合は、ある程度の固定力がありながらも動きを妨げすぎない、適度な柔軟性のあるタイプが使いやすいでしょう。あまり強く締め付けすぎると血行が悪くなり、かえってしびれが増してしまうこともあるので注意が必要です。装着したときに手首が自然な角度で保たれ、圧迫感が少ないものを選んでください。
サイズ選びも重要なポイントです。手首周りのサイズをきちんと測り、メーカーのサイズ表と照らし合わせて選びましょう。大きすぎると固定力が不足し、小さすぎると血行を妨げてしまいます。実際に店頭で試着できる場合は、手首を軽く動かしてみて窮屈さがないか確認するとよいでしょう。
また、長時間装着することを考えると、通気性のよい素材を選ぶことも大切です。特に夏場は蒸れやすく、肌トラブルの原因になることもあります。洗濯ができるタイプなら清潔に保ちやすく、毎日使う方にも安心です。
ここまでサポーターの選び方や使い方についてお伝えしてきましたが、当院に来られる方の多くが「サポーターを使っているのに改善しない」と悩んでいらっしゃいます。なぜサポーターだけでは不十分なのでしょうか。
手のしびれの直接的な原因は神経の圧迫ですが、その背景には全身のバランスの崩れや姿勢の問題、慢性的な筋肉の緊張など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。たとえば猫背の姿勢が続くと首や肩の筋肉が緊張し、そこから腕を通って手首につながる神経の通り道全体に負担がかかってしまうのです。
また、足元から重心バランスが崩れていることで、無意識のうちに肩や腕に余計な力が入り続けているケースもあります。呼吸が浅くなって胸郭の動きが悪くなると、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなり、それが腕のしびれにつながることもあるんです。こうした全身のつながりを考えずに手首だけを固定しても、一時的に症状を抑えることはできても、根本的な改善には至りません。
さらに、サポーターに頼りすぎることで手首周辺の筋肉が弱くなってしまい、外すとかえって不安定になるという悪循環に陥ることもあります。サポーターはあくまで補助的な役割であり、体全体のバランスを整えて神経の通り道を確保することが、本当の意味での改善につながるのです。
当院では手のしびれでお悩みの方に対して、まず詳しい検査を行います。姿勢分析や動作テスト、圧痛テストなど複数の検査を組み合わせることで、しびれの原因がどこにあるのか、手首だけの問題なのか全身のバランスの崩れから来ているのかを見極めていきます。
検査の結果を基に、一人一人に合わせたオーダーメイドの施術計画を立てます。手首への負担を軽減するのはもちろんですが、首や肩、背中、骨盤といった全身のバランスを整えることで、神経の通り道を広げて圧迫を解消していくのです。施術は脳にアプローチする優しい刺激で行いますので、強く押されたり揉まれたりすることが苦手な方も安心して受けていただけます。


また、日常生活での姿勢の取り方や、デスクワーク中の手首の使い方、セルフケアの方法なども丁寧にお伝えしています。サポーターを上手に活用しながら、同時に体全体の機能を高めていくことで、しびれの根本改善と再発予防を目指していくのです。
当院に来られた方の中には、何年も続いていた手のしびれが数週間で楽になったという方や、手術を勧められていたけれど施術で改善して手術を避けられたという方もいらっしゃいます。もちろん症状の程度や経過によって改善までの期間は異なりますが、適切なアプローチを行えば、多くの方が改善の道筋を見つけることができるのです。
手のしびれは放っておくと徐々に悪化し、日常生活に大きな支障をきたすようになります。サポーターを試してみても改善しない、どのサポーターを選べばいいか分からない、そもそも自分のしびれにサポーターが有効なのか知りたいという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの症状に合わせた最適な対処法を一緒に見つけていきましょう。一人で悩まず、いつでもお気軽にお問い合わせいただければと思います。


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