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【起立性調節障害】頭痛で朝起きられず、学校に行けない
起立性調節障害、頭痛で来院された男性(10代/中学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
朝起きられず、起きても頭痛で動けず、学校に行けなくなってしまった
来院に至るまでの経緯
小学生の頃から鼻の通りが悪く、花粉やハウスダストのアレルギー、風邪をひきやすかった。 疲れやストレスの影響か、頭痛や疲れやすいこともあったが、学校は続けて休むことはなかった。
中1の夏休み、塾の合宿後に風邪から副鼻腔炎になり、頭痛、微熱が続く。
耳鼻科、脳外科、内科と検査を受けるが異常がなく、処方された痛み止めの薬も効かず、心療内科ではうつの手前ではないかと言われ、病名は特定されず。
2学期は学校を休みがちで、後半は全く行けなくなり、朝11時頃なんとか起きても頭痛でしばらく動けない状況。 母親がインターネットで検索してなんとか改善できないかと当院へ来院。
検査と所見
カウンセリングと検査による見立ては以下の通り
- 鼻腔が狭く、呼吸のために首や肩の筋肉が過緊張
- におい、音、光への感覚過敏により脳の処理負荷が過大
- 必要な酸素量が多いが呼吸が浅いため慢性的に酸欠状態
- 感情抑圧傾向から心身のストレス負荷が過大
- 抗ストレスホルモンの大量消費による内臓疲労
上記の要因により自律神経への負荷が強く、活動するためのエネルギーが不足していることで、うつの手前といわれる状態にあると考えられる。
まずは施術により過剰な緊張を解き、リラックスして休めるようになること、栄養補給の工夫、運動習慣をつけていくことで、体質改善を目指す。
施術内容と経過
頭痛から改善するため、鼻の通りを良くし、脳の血流を増やすための背骨の調整に重点を置いた。

- 初回~6回目/週2回ペース
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朝の頭痛はあるが、痛みの強さは軽くなっていて、夜の寝つきもよくなってきた。楽な呼吸の仕方と夕方元気な時間にスクワットを開始。
- 7回目~12回目/週1回ペース
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年末に家族旅行に行けて、普通のリズムで生活できた。年明けからも朝7時~8時に目覚めて薬を飲み、午前中に活動できるように。
学校の門まで行って帰って来ることで馴らし始めている。呼吸のトレーニングとスクワットに加え、壁を使った腕立て伏せを開始。
- 13回目~18回目/週1回ペース
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体調はよくなっていて、5~6限から学校に行き始めた。 週ごとに学校に行ける回数が週3~4回と増えてきて、2限、3限から行ける日もでてきた。 その分疲れがでたりはするが、悪化せずに過ごせている。
- 19回目~30回目/週1回ペース
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中2に進級し、朝起きて1限からがんばって登校している。 週1回ほど疲れて休んだりするが、体調は維持できていて、学校の後の塾も行けるようになった。
体育の持久走や体育祭などできついことはきついが、休まずにこなせている。 腕立てスクワットに、目のトレーニング、呼吸トレーニングも継続できている。
- 31回目~現在
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その後も中2中3と普通に登校できて、高校受験では志望校の全日制普通科高校に合格。 高校3年間も当院にて定期メンテナンスしつつ無事に過ごし、志望の大学に進学。 遠方のため一人暮らしをはじめて、長期休みには当院へ来院して元気な姿を見せてくれている。
院長からのコメント

体調が回復し、無事に進学もできて本当によかったです
初回ご来院時は、病院でもはっきりした原因が特定されず、治療がうまくいっているのかもわからずに、ご本人、親御さん共に大きな不安を抱えていらっしゃったのを感じました。
施術を開始してからは、ご本人の努力と、回復段階に合わせたご家族のサポートのおかげで、順調な回復がみられ、高校、大学と無事に進学できたのは私もとても嬉しかったです。
起立性調節障害でお悩みなら…
起立性調節障害について解説しているこちらのページもお読みください。



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