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肩こりストレッチで悪化する理由と効果的な改善アプローチ

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こんにちは、旗の台整体院の飯田です。毎日のデスクワークで肩がパンパンに張って、夕方には頭痛まで出てくる。そんな経験ありませんか。肩がつらいときにストレッチをしている方は多いと思いますが、実はやり方を間違えると逆に肩こりを悪化させてしまうこともあるんです。今日は、肩こりとストレッチの関係について、整体院の現場で日々感じていることをお話ししていきます。

ストレッチをすると一時的には楽になるけれど、またすぐ戻ってしまう。もしくは前よりも強く凝るようになってきた気がする。そう感じている方には、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。

院長:飯田

肩こりの原因は肩だけにあるわけではないので、まずは全身のバランスから見ていくことが大切です

目次

なぜストレッチで肩こりが悪化するのか

肩こりを改善しようとして自己流のストレッチをすると、かえって症状が悪化してしまうケースが実は少なくありません。これには明確な理由があります。筋肉に力が入っているのは、自律神経の働きで身体が防御反応を起こしているからなんです。緊張状態にある身体に、強い力でストレッチをかけるということは、身体にとっては攻撃されたと感じることにつながります。

そうすると身体はさらに身を守ろうとして、より強く緊張してしまうのです。これがストレッチをしたのに翌日にはもっと硬くなってしまう仕組みです。痛みを感じるほど強く伸ばしたり、無理に動かそうとすればするほど、身体は危険を感じて筋肉を固めてしまいます。

力任せに伸ばすのは逆効果

肩こりがつらいと、つい肩を強く揉んだり、グイグイ伸ばしたくなりますよね。でも、肩に力が入っているのは交感神経が優位になって、身体が戦闘モードになっているからです。その状態で強い刺激を与えると、身体は根負けして一度は緩みますが、次にまた攻撃されないようにと、より強く守ろうとしてしまいます。これがマッサージやストレッチで一時的に楽になっても、後からもっと凝ってしまう理由なんです。

自律神経のバランスが鍵を握る

肩こりの根本原因として見逃せないのが、自律神経のバランスの乱れです。デスクワークや勉強などで長時間同じ姿勢を続けていると、交感神経が優位な状態が続きます。さらに時間に追われていたり、失敗してはいけないというプレッシャーがあったりすると、交感神経はより強く働いてしまいます。この状態を続けるうちに身体が慣れてしまい、休憩や食事、睡眠という本来力を抜いていい場面でも、無意識のうちに力が入り続けることで慢性的な肩こりができあがっていくのです。

効果的な肩こり解消には全身アプローチが必要

肩こりは肩だけの問題ではありません。当院では、頭部、腕、背骨、骨盤といった全身の骨格、筋肉の状態、可動域、連動性を確認していきます。肩はこりや痛みが結果的に出ている場所であって、肩の力が抜けなくなっているのは他の部位に原因があることがほとんどだからです。

例えば、目の酷使による首の筋肉の緊張、立ち方座り方のクセによる骨盤と背骨の動きの悪さ、指先の酷使による腕の筋肉の緊張など、複合的な原因が複雑に絡み合っています。そのため、肩だけをいくらストレッチしても、根本的な解決にはならないのです。

脳に安心信号を送る施術

筋肉に力を入れるように命令を出しているのは脳の判断で、自律神経を通して肩へ伝えられています。ですから、根本的に肩こりを改善するためには、身体から脳に向けて安全だから力を抜いても大丈夫だという信号を送ることが必要です。当院の施術は、背骨や皮膚を介してこの安心安全の信号を脳に送り、脳からのフィードバックで筋肉の緊張を緩める神経アプローチの技術を活用しています。

検査で原因を明確にする重要性

肩こりは複合的な原因が絡み合って起こる症状です。上記のような複数の要因が肩こりを起こし、その状態が続くうちに、背骨、骨盤や手足の関節は動きにくく、力が抜けにくい姿勢が定着していってしまいます。一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。当院は、姿勢解析や動きの検査、必要に応じて自律神経測定などを併用して、肩こりの原因を見つけ出します。そして明確な根拠をもとにして施術を進めていきます。

自宅でできる正しいケアのポイント

ストレッチ自体が悪いわけではありません。大切なのは、強さと部位、そしてタイミングです。伸ばすというよりは緩める、動かすという意識の方が身体は楽になりやすいんです。痛みを感じるほど強く伸ばすのではなく、心地よいと感じる程度の刺激にとどめることが重要です。

やってはいけないこと

自律神経の交感神経が優位になりすぎないように、コーヒーやエナジードリンクで疲労感をごまかして仕事や勉強を頑張り続けたり、休憩や睡眠時間を削ることは避けましょう。適度に休憩を入れることで、ミスが減り能率も上がります。食事も仕事しながらだと自律神経が混乱しますので、場所を変えるなどメリハリをつけることで栄養の消化吸収もよくなります。

寝返りがしやすい環境を整える

枕が合わずに自然な寝返りが打てないと、肩こりの原因になります。夜寝ている間に寝返りをすることで、日中についた筋肉のコリが解消されますので、リラックスして眠ることと合わせて、寝返りがしやすい枕を用意することは有効です。枕に頭を乗せて左右に首を倒して、寝返りがしやすいように高さを調節してみましょう。

筋トレより脱力が効果的な理由

よく「肩こりは筋肉が足りないから筋トレをすればいい」と言われることがありますが、これは必ずしも正しくありません。あまりに筋肉が少ない場合は、頭や腕を支えきれずに肩こりの原因になることがありますが、ある程度標準的な筋肉量があれば、鍛えるというより脱力して動かす方が効果的です。当院では体組成計で部位別に筋肉量を測定し、年齢、身長での基準値がわかりますので、筋トレが必要かの目安にしています。

病院や他の治療院との違い

病院での肩こりへの対応として、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤を処方して症状を緩和する薬物療法、ストレッチや筋力トレーニングで筋肉をほぐす運動療法、座り姿勢やパソコン作業に注意を払う生活改善指導などが一般的です。湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことがあります。

ストレッチは力加減を間違えると筋肉を傷めたり、その場は緩んだ気がしても後でより硬くなることがあります。筋力トレーニングも適切な負荷と回数で行わないと、交感神経を活性化させすぎて肩こりが悪化するケースもあります。生活改善もするに越したことはありませんが、職場の環境や都合により対応できる限界がありますし、根気よく継続できる人はごくわずかです。

当院で肩こりが改善する理由

肩こりの施術経験が豊富な施術者が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。さらに、足元から骨盤、背骨、腕、頭部という肩と関連する部位すべての関節と筋肉がスムーズに動ける状態を作ることで、こりのゆるんだ状態を定着化し、予防していきます。そのためには全身の状態を把握し、普段の生活習慣も踏まえて経過を観察しながら身体に必要な刺激を入れ、セルフケアの内容も調整して指導する必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで専属担当者が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

肩こりに関するよくある質問

肩こりは自然に治りますか

主な原因が精神的ストレスや長時間のデスクワークや勉強などであれば、職場や仕事内容が変わったりすると自然に治ることもあります。ですが慢性化していると、肩が凝りやすい骨格や筋肉のクセがつき、セルフケアだけでは根本的に治らないことが多いです。

肩こりで頭痛がすることもあるのでしょうか

肩こりが原因の頭痛は緊張型頭痛と呼ばれ、非常に多いです。筋肉の強いコリは離れた別の部位に痛みを飛ばすことがあり、トリガーポイントによる関連痛といいます。コメカミやおでこの鈍痛などが多く、肩こりを解消すると改善、予防ができます。

こんな変化を実感されています

肩こりで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けてさまざまな変化がありました。気付けば肩のことを気にする回数が減っていた、作業に集中できるようになり仕事の能率が上がった、首や頭が軽くなって薬を飲まなくて平気になった、姿勢がよくなって人からもほめられた、夜ぐっすり眠れて朝気持ちよく起きられるようになったという声をいただいています。

当院の自律神経バランスを整える施術と肩こりは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。肩こりは早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。

まとめ

肩こりにストレッチが効かない、むしろ悪化していると感じている方は、やり方や強さに問題があるかもしれません。身体は防御反応で緊張しているため、強い刺激は逆効果になってしまいます。大切なのは自律神経のバランスを整え、全身の骨格や筋肉の連動性を取り戻すこと。そして脳に安心信号を送って、力を抜いてもいいんだと身体に教えてあげることです。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたの身体の状態をしっかり検査して、原因を明らかにした上で、本当に必要なケアをご提案します。どこへ行っても治らなかった肩こりも、適切なサポートがあれば必ず変化していきます。あなたが肩こりから解放されて、やりたいことに集中できる毎日を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます


院長:飯田

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住所
東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
電話番号
03-3788-1033
定休日
なし
24時間受付中

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