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肩こりに薬は効く?整体院長が教える根本改善への道

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こんにちは、旗の台整体院の飯田です。毎日デスクワークをされている方から「肩こりがひどくて薬を飲んでいるんですが、なかなか良くならないんです」というご相談をよくいただきます。肩がパンパンに張って、仕事に集中できない、夕方になると頭痛まで出てくる、そんな経験はありませんか?

ドラッグストアに行けば、肩こりに効くという薬がたくさん並んでいます。でも実際のところ、どの薬を選べばいいのか、そもそも薬で根本的に改善するのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。今日は整体師として15年以上、年間5000人以上の施術をしてきた経験から、肩こりと薬の関係について本音でお話しさせていただきます。

院長:飯田

薬だけに頼っていても根本改善には繋がりません。まずは正しい知識を持つことが大切です

目次

肩こりに使われる薬の種類と効果

肩こりに効く薬には大きく分けて内服薬と外用薬があります。それぞれに特徴があり、症状や生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。まずはどんな薬があるのか、その効果について見ていきましょう。

飲み薬(内服薬)の特徴

飲み薬には主に鎮痛剤、筋弛緩剤、ビタミン剤の3つのタイプがあります。鎮痛剤は痛みを抑える効果があり、ロキソプロフェンやイブプロフェンといった成分が配合されています。これらは炎症を抑えて痛みを和らげる働きがあるため、急性の強い痛みには効果的です。

筋弛緩剤はクロルゾキサゾンなどの成分が含まれており、筋肉の緊張を和らげる効果があります。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、肩の筋肉がガチガチに固まってしまいますが、そんな時に筋肉の緊張を緩める働きをしてくれます。

ビタミン剤はビタミンB1、B6、B12、ビタミンEなどが配合されたもので、神経の働きをサポートして血行を促進する効果があります。アリナミンシリーズなどがこのタイプに該当し、慢性的な肩こりや眼精疲労を伴う症状に適しています。

貼り薬・塗り薬(外用薬)の特徴

外用薬には湿布、テープ、ゲル、ローションなどがあります。患部に直接貼ったり塗ったりすることで、鎮痛成分や消炎成分を皮膚から浸透させるタイプです。サロンパス、バンテリン、ボルタレンなどが代表的な商品ですね。

湿布には温感タイプと冷感タイプがあり、急性の痛みには冷感タイプ、慢性的な凝りには温感タイプが向いていると言われています。また最近ではロキソプロフェンを配合した強力な湿布も市販されるようになり、選択肢が広がっています。

塗り薬は貼り薬と違って、首や肩甲骨の周りなど貼りにくい部分にも使えるメリットがあります。仕事中でも目立たずに使用できるため、オフィスワーカーの方には便利ですね。

薬のメリットとデメリットを知っておこう

薬は確かに痛みを和らげてくれる便利なものですが、良い面ばかりではありません。当院に来られる方の中にも、長年薬に頼ってきたけれど症状が改善しないという方が多くいらっしゃいます。ここでは薬を使う上でのメリットとデメリットについてお話しします。

薬を使うメリット

  • 即効性があり、痛みを素早く抑えられる
  • ドラッグストアで手軽に購入できる
  • 仕事中でも使用できる
  • 病院に行く時間がなくても対処できる
  • 急な痛みに対する応急処置として有効

特に急な痛みで仕事に支障が出そうな時、大事な会議やプレゼンがある時など、一時的に痛みを抑える必要がある場面では薬は非常に有効です。私も「どうしても今日は痛みを抑えたい」という状況なら、薬の使用を否定することはありません。

薬を使うデメリット

  • 根本的な原因は解決しない
  • 長期使用による副作用のリスク(胃腸障害、肝機能への影響など)
  • 薬の効果が切れると痛みが再発する
  • 薬に頼る習慣がつくと、症状が悪化していることに気づきにくい
  • 筋弛緩剤は眠気が出ることがある

最も問題なのは、薬は痛みという結果を抑えているだけで、肩こりの原因そのものには何もアプローチしていないという点です。例えば、姿勢の悪さや骨格の歪み、筋肉のバランスの崩れが原因で肩こりが起きているのに、薬で痛みだけを抑えていても、根本原因は放置されたままです。

なぜ薬だけでは肩こりが根本改善しないのか

当院に初めて来られる方の多くが「何年も薬を飲んでいるけど良くならない」とおっしゃいます。それもそのはず、肩こりの本当の原因は筋肉の表面的な緊張だけではないからです。

肩こりの本当の原因とは

肩こりの多くは骨格の歪み、特に骨盤や背骨の歪みから始まっています。骨盤が歪むと背骨のバランスが崩れ、それを支えるために肩や首の筋肉が過剰に働かなければならなくなります。この状態が続くと筋肉は常に緊張状態になり、血行不良を起こして痛みや凝りを感じるようになるのです。

また、現代人に多いスマホ首やデスクワークによる前かがみ姿勢も大きな要因です。頭の重さは約5キロもあり、正しい位置から前に出るほど首や肩への負担は何倍にも増加します。この状態で長時間過ごせば、肩こりになるのは当然ですよね。

さらに自律神経の乱れも肩こりと深く関係しています。ストレスや睡眠不足で自律神経のバランスが崩れると、筋肉の緊張が強まり血行も悪くなります。当院では自律神経測定器を使って、目に見えない体の状態もチェックしています。

薬が効かない理由

薬は痛みを感じる神経の働きを抑えたり、一時的に筋肉を緩めたりすることはできます。しかし骨格の歪みを整えることも、姿勢を改善することも、自律神経のバランスを整えることもできません。つまり原因が残ったままでは何度薬を飲んでも同じことの繰り返しになってしまうのです。

実際に当院には、毎日薬を飲んでいたのに施術を始めてから薬が必要なくなったという方がたくさんいらっしゃいます。これは薬で痛みを抑えるのではなく、根本原因にアプローチしたからこその結果です。

整体院での根本改善アプローチ

では整体院ではどのように肩こりにアプローチするのでしょうか。当院の施術方法についてご紹介させていただきます。

骨格矯正で体のバランスを整える

当院ではまず骨盤や背骨の歪みをチェックし、ソフトな手技で丁寧に調整していきます。ボキボキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、体に負担をかけずに骨格を正しい位置に戻していく施術です。骨格が整うと筋肉への負担が減り、肩こりも自然と改善されていきます。

筋肉の深部にアプローチ

表面的な筋肉だけでなく、深層筋(インナーマッスル)までしっかりとアプローチします。長年の凝りで固まった筋肉を丁寧にほぐし、血行を促進することで、栄養や酸素が筋肉に行き渡りやすくなります。これにより疲労物質も排出されやすくなり、症状の改善が促進されます。

姿勢指導とセルフケアのアドバイス

施術だけでなく、日常生活での姿勢や体の使い方についてもアドバイスさせていただきます。デスクワークの際の座り方、スマホを見る時の姿勢、寝る時の姿勢など、ちょっとした工夫で肩こりの予防ができます。また自宅でできる簡単なストレッチもお伝えしていますよ。

自律神経の調整

当院では自律神経測定器を使って体の状態を可視化し、必要に応じて自律神経を整える施術も行います。自律神経が整うと筋肉の緊張も和らぎ、肩こりだけでなく睡眠の質や疲労回復力も向上していきます。

薬と整体を上手に使い分ける方法

ここまで読んでいただくと「じゃあ薬は使わない方がいいの?」と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。大切なのは薬と整体、それぞれの役割を理解して上手に使い分けることです。

薬を使うべきタイミング

状況対処法
急な痛みで仕事に支障が出る時鎮痛剤で一時的に対処
夜間に痛みで眠れない時湿布や塗り薬を使用
整体院に通うまでの応急処置市販薬で症状緩和

痛みがひどい時に無理に我慢する必要はありません。ただし薬はあくまで応急処置として使い、並行して根本改善のための施術を受けることをお勧めします。

整体を選ぶべきタイミング

慢性的な肩こりで薬を飲み続けている方、薬の効果が以前より感じられなくなってきた方、肩こりと一緒に頭痛や眼精疲労、めまいなどの症状がある方は、根本改善を目指して整体を受けることをお勧めします。特に3ヶ月以上症状が続いている場合は、体の歪みや筋肉のバランスが崩れている可能性が高いです。

実際の改善事例をご紹介

当院に通われている35歳の女性の事例をご紹介します。事務職で1日8時間パソコン作業をされており、5年以上前から慢性的な肩こりに悩まされていました。毎日鎮痛剤を飲み、休日は湿布を貼って過ごすという生活だったそうです。

初回の検査で骨盤の歪みと背骨のS字カーブの消失、首の前方変位が確認されました。施術では骨格矯正を中心に、深層筋へのアプローチ、自律神経の調整を行いました。また日常生活での姿勢指導とストレッチ方法もお伝えしました。

3回目の施術後には薬を飲む頻度が減り、8回目には薬がほぼ不要になったとのことです。現在は月に1回のメンテナンスで良好な状態を保たれています。この方のように、根本原因にアプローチすることで薬に頼らない生活を取り戻すことができるのです。

まとめ:肩こりは薬だけに頼らず根本から改善を

肩こりに効く薬は確かに便利で、急な痛みを抑えるには有効です。しかし薬は対症療法であり、骨格の歪みや筋肉のバランス、姿勢の問題といった根本原因を解決することはできません。長年薬に頼り続けていても症状が改善しないのは、原因が放置されたままだからです。

本当に肩こりから解放されたいなら、まずは自分の体がどんな状態なのかを知ることが大切です。骨格は歪んでいないか、筋肉のバランスは取れているか、自律神経は整っているか。これらを専門家にチェックしてもらい、適切な施術を受けることで、薬に頼らない健康な体を取り戻すことができます。

もちろん急な痛みの時は薬を使っても構いません。ただしそれは一時的な対処として使い、並行して根本改善のための施術を受けていただきたいのです。当院では開院22年、9万人以上の施術実績があり、多くの方が肩こりから解放されています。

もし今、薬を飲み続けているのに肩こりが良くならないと悩んでいるなら、一度私たちにご相談ください。あなたの体の状態をしっかりと検査し、最適な施術プランをご提案させていただきます。薬に頼らない快適な毎日を一緒に取り戻しましょう。一人で悩まず、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。


院長:飯田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
電話番号
03-3788-1033
定休日
なし
24時間受付中

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