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肩こりが招く頭痛。3つの原因と対策

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デスクワークが多い方なら、肩こりと頭痛が同時に起こるという経験をされている方も多いのではないでしょうか。夕方になると肩が重くなり、その後じわじわと頭が痛くなってくる。そんな悪循環に悩まされている方は、実は少なくありません。

院長:飯田

肩こりと頭痛の関係は、実は深いつながりがあるんです。この記事を通じて、その仕組みと対策をお伝えしていきますね

目次

デスクワーカーを悩ます、肩こりと頭痛の実態

年間5000人以上の施術をしていると、「肩こりがひどくなるとかならず頭痛がします」というお悩みを本当に多くお聞きします。パソコンに向かう時間が長い方、スマートフォンを長時間使用される方の中には、このパターンが定着してしまっている方も珍しくありません。

中には、病院で検査を受けても「異常がない」と言われてしまい、どうしたらいいのかわからないまま、鎮痛薬に頼り続けている方もいらっしゃいます。しかし、肩こりと頭痛は、実は明確な因果関係があり、正しい対策をすることで改善する可能性が十分にあるんです

まずは、なぜこのようなことが起きるのか、その仕組みを理解することが大切です。

肩こりが頭痛を引き起こす理由

一見すると別の症状に見える肩こりと頭痛ですが、これらは頭部から首、肩、背中にかけて存在する筋肉や神経のネットワークでつながっています。肩こりが起こると、その先に起こる頭痛は、ほぼ避けられない流れと言えるでしょう。

原因その1:筋肉の緊張による血流悪化

肩や首の筋肉が過度に緊張すると、その部分の血管が圧迫され、血流が悪くなります。血液は酸素と栄養を運ぶ役割を果たしているため、血流が悪くなると、脳も含めた周辺の組織が酸素不足になってしまうんです。この状態が続くと、脳からは痛みの信号が発せられ、それが頭痛として自覚されるようになります。

デスクワーク中に同じ姿勢を何時間も続けていると、肩や首の筋肉は常に緊張した状態になります。その結果、夕方から夜間にかけて血流が悪化し、頭痛が起こるというパターンが形成されるわけです。

原因その2:神経の圧迫

肩から首、頭部にかけては、多くの神経が通っています。筋肉が硬く緊張した状態が続くと、これらの神経が圧迫されるようになり、神経からの不正な信号が脳へ伝わることで頭痛が発生します

特に後頭部への神経圧迫は、後頭部から頭頂部にかけての鈍い痛みやハチマキで締めつけられるような感覚として認識されることが多いです。このタイプの頭痛は、医学的には「緊張型頭痛」と呼ばれています。

原因その3:自律神経のバランス乱れ

デスクワークやストレスの多い環境では、身体が常に緊張状態にあります。この状態が続くと、心身のバランスを保つ自律神経のバランスが乱れてしまうんです。自律神経が乱れると、筋肉の緊張がさらに強まり、同時に血管の収縮と拡張のコントロールもうまくいかなくなります。

その結果として、肩こりがさらに悪化し、それに伴って頭痛も強くなる。こういった悪循環が生まれてしまうわけです。

肩こりからくる頭痛への対処法

原因が明確であれば、対策も立てやすくなります。以下のような対処法を組み合わせることで、肩こりと頭痛の改善が見込めます。

今すぐできる、その場の対処法

仕事中や日常生活の中で、すぐに実践できる対処法がいくつかあります。まず、肩や首の筋肉をほぐすストレッチが効果的です。デスクから立ち上がり、両手を組んで腕を前に出しながら背中を丸める。または、頭の後ろで両手を組み、ゆっくりと頭を後ろに傾ける。こうした簡単なストレッチでも、筋肉の緊張を和らげることができます。

また、肩甲骨周辺の筋肉を意識的に動かすことも大切です。肩甲骨を上下前後に動かす運動を5分程度行うだけでも、血流が改善され、肩こりと頭痛の両方が軽くなることがあります。

温熱療法も効果的です。入浴時に肩や首を温める。または、温めたタオルを肩に乗せる。こうした方法で筋肉を温めると、血流が改善され、筋肉の緊張が緩みます。

日常生活での姿勢改善

肩こりと頭痛を根本的に改善するためには、日常生活での姿勢改善が非常に重要になります。デスク環境の見直しを始めましょう。パソコン画面の高さは目線の高さと同じが理想的です。画面が低すぎると、首が前に出た猫背の姿勢になり、肩こりが悪化します。

椅子の高さも重要です。足がしっかり床に付き、膝が90度になる高さが理想的です。また、オフィスチェアを使う場合は、背もたれにしっかり背中を付けることで、自然と良い姿勢が保ちやすくなります。

スマートフォンの使用時間が長い方は、スマホを目の高さに持つ習慣をつけてください。首を下に曲げてスマホを見続けることは、肩こりと頭痛の大きな原因になります。

また、定期的に休憩を挟むことも大切です。1時間に5分から10分の休憩を入れ、その間に軽いストレッチや深呼吸を行うだけでも、症状の悪化を防ぐことができます。

運動習慣の取り入れ

肩こりと頭痛を改善するには、運動習慣を取り入れることも効果的です。週に3日から4日、軽いウォーキングやストレッチなどの軽い運動を30分程度行うことで、筋力が高まり、姿勢も改善します。

特に背中や肩甲骨周辺の筋肉を強化することが大切です。これらの筋肉が弱いと、デスクワークで首や肩に負担がかかりやすくなるからです。運動を継続することで、体全体の血流が改善され、肩こりと頭痛の両方が改善する可能性が高まります。

肩こり頭痛を防ぐための予防策

症状が改善した後も、再発を防ぐための対策が必要です。

睡眠と栄養のバランス

質の良い睡眠は、筋肉の疲労回復と自律神経のバランス維持に不可欠です。毎晩7時間程度の睡眠を心がけ、就寝の30分前にはスマートフォンやパソコンの使用を避けることが大切です。

また、栄養面では、筋肉の疲労回復を助けるタンパク質、神経機能を正常に保つビタミンB群、血流改善に効果的なビタミンEなどの摂取を意識してください。

ストレス管理

自律神経のバランスを保つためには、ストレス管理が重要です。瞑想、ヨガ、アロマテラピーなど、自分に合ったリラックス法を見つけることで、ストレスによる筋肉の緊張を軽減できます。

それでも改善しない場合は専門家へ

自分でできる対策を試しても症状が改善しない場合、または症状が悪化する場合は、専門家の診察を受けることをお勧めします。医療機関では脳や神経の異常を検査し、必要に応じて薬物療法やブロック注射などの治療が行われます。

また、整体やカイロプラクティックなどの手技療法も効果的です。当院では、姿勢分析、自律神経測定、体組成測定などの検査を行い、その結果に基づいて、あなたの身体に最適な施術を計画し、実施していきます。

院長:飯田

肩こりと頭痛は、実は改善できる症状です。自分一人で悩まず、ぜひ私たちにご相談ください。あなたの「こうなりたい」を全力でサポートします


院長:飯田

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