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自律神経失調症でやってはいけない5つのNG習慣

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朝起きてからずっと体がだるい、心臓がドキドキしたり、手足が冷えたり。検査しても異常がないと言われるのに、日々つらい症状に悩まされていませんか。その不調の原因は、実は毎日の何気ない習慣にあるかもしれません。もしあなたが自律神経失調症かもと感じるなら、まずは悪化させる行動を避けることから始めてみてください。

院長:飯田

自律神経失調症と診断された方や、その疑いがある方は非常に多いです。当院にも毎月、多くの方が相談に来られますが、実はご本人も気づかないうちに、症状を悪化させる習慣を続けていることが多いんです。このページでは、今すぐ改善できる生活習慣についてお話しします

目次

自律神経失調症とは、どういう状態なのか

自律神経失調症について理解することから始めましょう。あなたの身体には、意識しなくても心臓を動かし、呼吸をさせ、胃腸を働かせてくれている自律神経という仕組みが備わっています。これは交感神経と副交感神経の二つで成り立っており、通常は状況に応じてバランスよく切り替わっています。

日中は交感神経が優位になって身体を活動的にし、夜間は副交感神経が優位になって身体を休息させます。しかし何らかの理由でこのバランスが崩れてしまうと、めまいや倦怠感、不眠、動悸、胃腸の不調など、実に多くの症状が表れるようになります。これが自律神経失調症という状態です。

特に現代社会では、ストレス環境が複雑化し、先の見えない不安を抱える人が増えています。そのため、自律神経失調症で苦しむ人も年々増加傾向にあるのです。

やってはいけない習慣を知ることが、改善への第一歩

自律神経失調症を改善しようとするとき、多くの人は「何をするべきか」を考えます。運動をしよう、食事に気をつけよう、瞑想をしよう。もちろんこれらも大切ですが、実はそれと同じくらい重要なのが「何をやめるべきか」ということです。

悪化させる習慣を続けながら改善策を講じても、その効果は相殺されてしまいます。だからこそ、まずは日常の中で無意識のうちにやっていることで、自律神経に負担をかけているものを認識し、それをやめることが大切なのです。

当院でも、来院者さんが症状の改善を感じられない理由を詳しくお聴きすると、実は悪化させる習慣を続けていたというケースが非常に多いです。逆に言えば、その習慣さえ改めることができれば、改善の道が大きく開けるということです。

自律神経を乱す、5つのやってはいけないこと

不規則な睡眠時間と、寝る直前のスマホ操作

自律神経の働きは、睡眠と深い関係があります。毎日違う時間に寝て、起きる時間もバラバラ。こうした不規則な睡眠は、自律神経のリズムを狂わせてしまいます。特に副交感神経が優位になるはずの就寝時に、スマホやパソコンから発せられるブルーライトを浴びると、脳は昼間だと勘違いして、ますます交感神経が優位になってしまうのです。

寝つきが悪くなったり、寝ても疲れが取れないという症状は、この習慣が大きく関係している可能性があります。寝る1時間前からはスマホを触らない、毎日できるだけ同じ時間に寝起きする、これだけでも自律神経のバランスは大きく改善します。

過度なカフェインとアルコールの摂取

朝起きてから何杯ものコーヒーを飲む、仕事のストレスで毎日晩酌が欠かせない。こうした習慣は自律神経失調症を悪化させます。カフェインは交感神経を刺激し、常に身体を緊張させた状態にしてしまいます。一方、アルコールは一時的にリラックスさせる効果がありますが、その後の離脱症状で却って交感神経を優位にしてしまうのです。

当院にいらっしゃる方々にも、朝から夜中まで無意識にカフェイン飲料を摂取している人や、ストレス対策として毎日のように飲酒している人がかなり多いです。完全に断つ必要はありませんが、摂取量と摂取時間を意識的に制限することは非常に重要です。

長時間の同じ姿勢と、運動不足

デスクワークで一日中パソコンに向かっている、在宅勤務で動く機会が極端に減ってしまった。こうした状況が続くと、筋肉が緊張したまま固まってしまい、血流が悪くなります。血流の悪化は自律神経の乱れを招き、冷えや肩こり、頭痛といった症状につながるのです。

また、運動不足は脳の働きにも大きく影響します。適度な運動は副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらします。逆に全く動かない生活は、脳が常に危険な状況だと判断して、交感神経を高い状態に保ち続けるのです。毎日30分程度の軽い散歩でも良いので、意識的に身体を動かす習慣をつけましょう。

食事の時間が不規則で、栄養バランスが崩れている

朝食を抜いたり、昼食をコンビニ弁当で済ませたり、夜遅くにがっつり食べる。このような食生活は、自律神経失調症を招く大きな要因です。胃腸の働きも自律神経でコントロールされています。毎日違う時間に食事をしていると、胃腸も混乱してしまい、消化機能が低下します。

さらに、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養不足は、神経伝達物質の生成に支障をきたし、自律神経のバランスをさらに崩してしまいます。特に現代人は、糖質や脂質の多い食事に偏りやすく、血糖値の乱高下も自律神経を刺激します。毎日できるだけ同じ時間に、バランスの良い食事をとることが大切です。

常に他人の評価を気にして、心が休まる時間がない

仕事や人間関係で常に評価されている状況、完璧を求められる環境。こうした心理的なストレスは、最も危険な自律神経の乱れ要因です。脳が常に危険だと判じ続けると、交感神経は常に優位のままになってしまいます。

自律神経失調症に悩む方と話していると、皆さん一様に「頑張ろう」という気持ちを持っていることに気づかされます。頑張ることは素晴らしいことですが、それと同じくらい大切なのが「休む」ということです。完璧を目指すのではなく、心が許せる時間を意識的に作ることが、自律神経を回復させるには欠かせないのです。

悪化を防ぐための、今日からの第一歩

ここまでお話しした5つの習慣は、実は多くの人が無意識のうちにやってしまっていることばかりです。ですから、いきなり全てを改める必要はありません。まずは自分が最も当てはまるものを一つ選んで、今日から改めてみてください。

例えば、夜寝る前のスマホをやめる。朝のコーヒーを一杯から半杯に減らす。これだけでも、体の変化を感じられる人は多いです。そしてもし良い効果を感じられたら続けてみて、次のステップに進む。こうした小さな積み重ねが、自律神経のバランスを取り戻し、つらい症状から解放される道につながるのです。

ただし、自分一人で全てを改めるのは非常に難しいというのが現実です。仕事が忙しくて、結局は昔の習慣に戻ってしまう。そんなことを繰り返している方も多いのではないでしょうか。そのような場合は、専門家のサポートを受けることをお勧めします。

症状改善には、身体へのアプローチも重要です

生活習慣の改善と並行して、身体へのアプローチも自律神経失調症の改善には非常に効果的です。自律神経のバランスが崩れている状態では、いくら生活習慣を改めようとしても、脳が危険な状況だと判断し続けているため、なかなか改善が実感できないことがあります。

当院では、5種類以上の検査を通じて、あなたの自律神経がどのような状態にあるのかを科学的に把握し、その上で脳にアプローチする施術を行っています。施術を通じて脳が安心安全だと判断するようになると、自律神経のバランスが急速に回復し、生活習慣改善の効果も飛躍的に高まるのです。

自律神経測定器CondiViewを使って、心拍から交感神経と副交感神経の活性度を数値化することもできます。この数値を見ることで、ご自身がどれだけ疲れているのか、どれだけ頑張り続けているのかが客観的に理解でき、それが改善への大きなモチベーションになるのです。

一人で悩まずに、まずはご相談ください

自律神経失調症は、症状も原因も非常に複雑で、個人差が大きいという特徴があります。ですから、同じ症状を持つ人でも、改善方法は大きく異なることがあるのです。あなたの自律神経失調症がどの要因による、どのタイプのものなのかを正確に把握することが、改善への最短距離となります。

ここまでお話しした悪化させる習慣を避けることも大切ですが、その上でプロのサポートを受けることで、改善の速度は格段に上がります。当院では、初回の詳しいカウンセリングと5種類以上の検査を通じて、あなた自身も気づいていない原因を見つけ出し、最も効果的な施術計画を立てていきます。

自律神経失調症の改善には、時間と根気が必要です。ですが、適切なサポートがあれば、必ず道は開けます。病院では改善しなかった症状も、整体によるアプローチで劇的に改善するケースは少なくありません。症状に悩まれているのであれば、決して一人で抱え込まず、私たちにご相談ください。



院長:飯田

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住所
東京都品川区旗の台4-7-5 上尾ビル1F
電話番号
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定休日
なし
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