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【手首の痛み】ウェイトトレーニングで傷め、腱鞘炎、TFCC損傷と診断
手首の痛み、TFCC損傷で来院された男性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
1年前からの左手首の痛みがこの2か月で悪化し、重いものを持ったりウェイトトレーニングが痛みでできなくなった
来院に至るまでの経緯
6年前から趣味でウェイトトレーニングを始め、この2~3年は真面目に取り組み始めたところ、1年前から左手首が痛むようになる。
病院では腱鞘炎の診断で、3か月に1回ステロイド注射して少し楽になっていたが、3回目の注射は効かず、痛みが増していく。別の病院も受診したところ、MRIでTFCC損傷の診断。
仕事で責任ある立場で休むわけにもいかないので、手術は避けたく、他の整体、鍼灸も数件行ったが痛みは変わらず、TFCC損傷についての当院のページをインターネットで見つけて来院される。
検査と所見
カウンセリングと検査による見立ては以下の通り
- 左前腕尺側側に複数の筋硬結(トリガーポイント)
- 手を握る動作での手首の屈曲グセ
- 手首~肘~肩~肩甲骨~背骨の連動性低下
- 咬筋、胸鎖乳突筋の過緊張
- 自律神経の交感神経優位
痛みの直接的な原因は、関連痛として当該部位に痛みが再現されるため、前腕のトリガーポイントが考えられる。さらにトリガーポイントが形成される背景として、手首の屈曲グセや体幹との連動性低下があるため、身体の使い方の修正も必要になる。
痛みが出始めてから、やりたいことが制限され、様々な治療を試みても効果が上がらないことから、ストレス過多による交感神経優位なことも痛みの治りづらさに影響していると考える。
施術内容と経過
前腕のトリガーポイントの解除と、動作時の連動性回復、自律神経バランス改善に重点を置いた。

- 初回~6回目/週2回ペース
-
初回施術時に、前腕のトリガーポイントへの刺激による患部の痛み再現が確認でき、トリガーポイント解除により動作時の痛みがほぼ消失。セルフケア方法もお伝えし、続けてもらう。
施術後も楽な状態が続き、日常生活は痛みが気にならないため、ジムで軽くトレーニングもしてみたら大丈夫だった。
その後も順調に回復し、自動運動では痛みなく、他動で強めに回外すると痛い程度に。6回目には仕事中も痛みを忘れて過ごせており、そろそろ軽い重量からダンベルを持ってトレーニングしてみることに。
- 7回目~12回目/週1回ペース
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ジムのトレーナーとも相談しながらウェイトを再開。9回目来院時には依然挙げていた重量の90%ほどまで上げられるようになった。
TFCC損傷と診断された病院での経過観察があったが、悪化は見られないので特に処置はなく、また1か月半後に様子を見るとのこと。
夜の睡眠について、元々10年以上、2時間に1回目覚めることが続いていたが、朝までに1回目覚めるかどうかになってきて、以前よりぐっすり眠れるようになった。
- 13回目~/2週に1回ペース
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ウェイトトレーニングは交感神経を優位にするが、そのことを理解した上で、トレーニング後のクールダウンや、普段の生活でリラックスの要素を意識する習慣がつき、身体も連動してしなやかに使えるようになってきた。
14回目にはベンチプレスで以前と同じ重量まで上げられるようになり、身体の使い方を意識しながら、楽しんでトレーニングできるようになった。
院長からのコメント

痛みがなくなり、トレーニングも再開できてよかったです
腱鞘炎やTFCC損傷と診断され、痛み止めの薬や注射、サポーターなどを使って安静指示も守ったけど、使うとやはり痛い、もう治らないのか、趣味やスポーツも諦めないといけないのかとお悩みの方は多いです。
こちらのケースでも、実際に手術をされる場合もあると思いますが、ご本人がなんとか治したいと色々と調べられて、初回施術で変化がはっきり出たこともあり、前向きに取り組んで頂けたのがよかったと思います。
様々な治療を受けられた方でも、特定の筋硬結の緊張緩和や、動きの連動性の回復などは見落とされていることが多いです。治りにくいと言われるTFCC損傷と診断されても回復しているケースはありますので、ぜひ諦めずにご相談いただければと思います。
手首の痛み・TFCC損傷でお悩みなら…
手首の痛み・TFCC損傷について解説しているこちらのページもお読みください。



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